春待ちの花は 雪軒の 傘の下で咲いてます
屋根よりの 雫にまかせて ほんのりと 春陽の唄に 背伸びして
寒さこそ まだ解けねども 冬雪を
はさみで切りゆく 春は来たれリ
何でそんなにがんばるの?
車を運転しながら
彼が
さっき鼻毛出てたよ
あーホンマ
私は鏡を覗き込む
下を見ればスカートの裾から覗く足
タイツ伝線
私のお腹さんがぐぅって言うから
どこか軽く行こう ....
ボクはアホやから
キミがアホにしかみえない
キミはアタマがいいから
ボクがアホにしかみえない
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# ....
掌に乗る
生命の記憶の
なんと軽いこと
雨が降っていた
罪は風化することなく沈下する
想いは風化することなく沈下する
ざーざー
まるで テレビの砂嵐のような
まるで 何かが歌っているような
ざーざー
記 ....
あいの おしり
よろこびの おしり
なぐさめの おしり
しんでしまった おしり
いきている おしり
うたの おしり
はなさく おしり
げいじゅつの おしり
....
阿賀猥氏のサイト
http://agay.gooside.com/
サイト内「猥詩」(フラッシュ置き場)
http://agay.gooside.com/poem/poem.html
特に ....
不意打ちを食らうなら
幸せになる不意打ちを
食らわせて
欲しいものです
街頭の明かりを
ひとつ
ひとつと
吹き消していく
真っ暗な夜道を一人
影に気づかれないように、そっと
内緒
そっと
秘密
蝋燭を消すときの
泣きたくなるような
久しぶりに母の胸に ....
今は、反省している。
むしゃくしゃしてやった。
今は、反芻している。
むしゃくしゃしてやった。
今は、算数している。
むしゃくしゃしてやった。
今は、昏睡している。
むし ....
あたしは言うべきことを言うだけで
それが誰かにとって辛かったり優しかったりすることは
その人の問題であって
あたしの知ったことじゃないわ
そらのほしたちに ひもをむすびつけて
そのひもをひっぱると そらがあかるくなる
すこしだけ さみしくなったとき
あなたのちかくで ひもをひっぱるの
そしたら あなたがすこしだけ
うどん粉って、耳たぶを噛む感触、照れ隠しのひらがなの発音
うどん玉ぶつけて君を差別する鼻だけ長い蛋白の僕
夕焼けに喉を詰まらせ思い知る逢えない夜のうどんの長さ
うどんにはあまり興味が ....
年を重ねるごとに
また一つ新しい痛みを覚えて
段々と臆病になっていく
諦めることにも慣れた
この頃は
ただ抱きしめてくれる腕を探して
他愛もない嘘だけを積み上げる
砂で作った城のよう ....
冬の陽射しの中
公園のベンチに座って
君のことを想う
悲しみの後には
きっと喜びが来る
凍りついた涙も
きっと雪解けのようになくなる
冬の陽射しの中
....
さしこむ月明かりに
浮かび上がる
窓枠におかれた青白い手
古びたホログラムのような
その手の
輪郭が、ぶれ
はしる、ノイズ
握られたナイフの
かるい重み
ナイフは澄んだ鏡
凪い ....
私は箱です
ありがとうの箱です
あとは忘れました
たまにあなたに会いたくなります
いつまでも開けないで下さい
苦しいだけだから
でも
ありがとう
ありがとうの箱 ....
パソコン(以下パソ子)がぶっ壊れたらしく、パソ子が元居たそこには「修理中」という書き置きしか無かった。
同時に何が壊れてるのかも書いてあるっぽかったけど、暗号じみていて僕には読めなかった。
要する ....
ある週末
気絶してる小鳥を拾いました
何かのガラスにでもぶつかったみたいです
次の週末
交差点でうろうろしてる鳩を保護しました
群れからはじき出されたのかもしれません
次の次の週末 ....
狂ってしまえばいい
雨が降り
風が吹き
雪が降り
雷が鳴る
狂ってしまえばいいのだ
壊れた時計よりも
人の愛よりも
日照りが続き
大気は乾き
大地はひび割れ
草木が枯 ....
あなた以外いらない
これが俺の本音
今 あなたは誰といる
今 あなたはどこにいる
炎のような嫉妬で
俺は自分自身を焼く
あなた以外いらない
これが ....
ひがのぼり
ひがしずみ
またひがのぼり
そんなまいにちを
まいにちみているのに
どうしてぼくはそのとき
におびえてしまうんだろ
....
夜の星から
マヨネーズが出ればいいのに
☆
↑から
マヨネーズが出ればいいのに
溢れ出ればいいのに
....
髪を切りたかった
ざんざんに切ってしまいたかった
でも彼女がガンダムSEEDのイザークが好きだと知ってしまったから切れなかった
二次創作の小説はショートケーキみたいだ
胸焼けがするほど甘い ....
力とは、言葉そのものを、自身の肉体以上に愛せるか、それだけなのだろう。
言葉の力を信じきれるか、その度合いによって、
それは恐らく政治力、現実の行動でさえも包括してしまうに違いない。
例 ....
おばぁさま おばぁさま お花が咲いておりますの
のんのんさまの おひざもと
のんの のの花 咲いて おりますの
おそばに おられましょうか?
黒塗りの電話機がここ最近のお友達
うんともすんとも言わなくなったこの子が私のお友達
そこの誰かさん、意地悪な言葉を今は聞きません
そこの誰かさん、哀れんだ声はおやめください
狂ってはいません
....
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