飛んだ数を唱える観客なし

一緒に飛ぶ仲間もなし

責任のない縄跳びなのに

入れずにいた夜だった
もうすぐ貴方より
大人になるけれど

私はずっと
子供のまんま
時は流れても
記憶は止まったまんま

いつまでたっても
死んだまま
女だったら
ほぼ誰でもいい
面倒くさくなくて
うざくなければ
だって忙しいから
一年契約の
派遣の女の子に
毎年手を出してる
そういう噂
大した自信だね
断られたことないの?
な ....
早番であがった日
明日のこともわからず
夕暮れに、川の流れを見てる

社員さんの嫌味も聞き飽きたなと
すこし考えてみる
あたしなにやってんだろ。

お金を触るから、指が汚れる
手 ....
灯火を消し・・・
ぬるい辻札を覗き回っているくらいなら、きみも
あの管理人に倣って決断してはどうだ?
命運を晒すこと と 力尽きること とは終には
近づく。宣告がなければ思い至ることのないそれ ....
ぎりぎりまで踏み込んで泣いた
ぎりぎりまで攻め込んで泣いた
ぎりぎりまで切り込んで泣いた
それだけ泣いて失恋を知った

限界まで焦らして遊んだ
限界まで虐めて遊んだ
限界までからかって遊 ....
人はなぜか
顔をあわせると
天候や季節の話をするらしいよ

それはね
昔、人が生きていくために
天候ってのは
生きられるかどうか、って
それくらい重要だったからだってさ

嘘、
 ....
夕闇に
かみひこうき
投げて

どこまで
飛んでいって
くれるのか

思い

馳せる

季節は春めいても
頬を撫でる風は
まだ
冷たい



ふと
隣に居な ....
点の灯と覗くあなたの真ん中がひとつの線になって見とれる


お互いに気付かないまま時は過ぎ自分の中に垂れる蜘蛛の糸


繰り返し再生している様でした新たに録画はしないとばかりに
ふみつけると つぶれるように
なげつけると こわれるように

ことばにしてしまうと
こわれてしまうものが ある

たくさんのことばつかったので
おびただしく こわれたものたち

たい ....
一期一会

人が人と出会う確立
それは
目に見えぬ力が働いて
偶然ではなく必然的に

私たちが出会った意味
それは
同じ匂いを求めていたのか
新しい空気を吸いたかったのか

い ....
朝がまた地球を回し始めます おはよう
シャワーの朝をあびてわたしの土に春がきました
雪どけの下のかすんだ緑 その下の新しい緑
時間が春の模様替えを始めました
冬にあたためていた春を
遠くの太 ....
小学校4年生のとき
はじめて「せっくす」という言葉を理解した

小学校5年生のとき
クラスの女の子に
「ねぇ せっくすしよっか」て言われて
股の間をさわられた
赤くなって黙った ....
何色の花かわからない
窓のつぼみはもうほころびかけている
明日あたり最初の花が咲くだろう

今度逢えたらそのときに、それは
約束というものじゃなかった

どうしてもあんたに逢いたくて
 ....
僕の心配は
むしろその力強い握手
何を込めて

支えるつもりがバカを繰り返す

遺伝子プール揺蕩う
オリジナルじゃない僕ら
サブリミナルなジャマイカンで
これじゃイカンと空元気

 ....
ぼくの後頭部、
ふたつに開き、

小さな観音様。

大きな観音様。

時折、扉をひらいては、

小さな観音様、
大きな観音様、

小さな観音様、
大きな、大きな観音様。

 ....
よるねていると
心配になります

この世界の
どこかには
黒い塔があって

もう ぐらぐらと
激しくゆれながら

うおーうおー と
何かを警告しているような
気がして
カーテンがにっこりするほどの朝
青空が透けておはよう
今日のわたしにおはよう

リセットされた空気が
太陽から製造されてわたしに届いています
窓ごしでもわかるほどに
洗濯物みたいだよなあ
汚されて
ほうりこまれて
洗われて
吊るされる

窮屈に履かれ
においをかがれて
バッテンに縫われたら
しまいには地面をはいつくばって
めちゃくちゃにしぼられ ....
赤いちごだったハートの彩りじゃあなたに届くかなという逡巡 アンタが好きだ
沈丁花の匂いの帰り道で
キャラメルの空き箱拾って
情けない顔して帰ってくる
アンタが好きだ
ウルフカットの茶色い毛先
退屈そうに指先で玩ぶ
アンタが好きだ
色エンピツい ....
ねこ。
 
いつも

かえろうかな

という顔をしている

でも

うちにいる

うちにいるけど

かえろうかな

という顔をしている

わたしに気のない顔で

 ....
この白さが

僕には真っ黒にしか見えなかった

すべてを残し

消え去るのだろう

あなたは今まで

何やってたんだ

死ぬきでやれよ

血ヘド吐くまでやってみろよ

僕は真っ赤な真っ赤な

血を

 ....
優雅に流れる時間
悠長に流れる時間
あっという間に過ぎ去る時間
まばたきする間にすりぬける時間

どの時間が優美なのか
どの時間が真実なのか
どの時間が感動的なのか
どの時間が刹那的な ....
君はとろけるくらいの未熟さで
むきだしな僕を包んでくれる

その優しい色は
あざやかでなめらかな感触
デミグラスソースの中に沈みそうになっても
小さな浮島のように寄り添って
深い味を奏で ....
絶望しました
ええ
とても絶望しましたとも

「クソッ
 くたばっちまえ
 このロクデナシめ」

その言葉
そのままそっくり
お返しします

遠くに
はるか遠くに
あなたの ....
 本当は、こんな文章を書くべきではないのかもしれない。ましてやそれを発表するなどということは、絶対にしてはいけないことなのかもしれない。だが、時には書かなければいられないこともあるし、書かなければなら .... 欲しいものを手に入れるには

それなりの代償を負わないといけない

欲しいものを手に入れるには

誰かが犠牲にならないといけない。

欲しいものを手に入れるには

誰かを踏み台にし ....
とても新しい
墓石に刻まれた文字が
読めない
わたしの名前が
書いてある
はずなのに
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=32236

ちょりさん、choriさん、ILL CHORINOさん、たぶん彼はどの名前で呼んでも返事をしてく ....
piyococcoさんのおすすめリスト(296)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お入んなさい。- ねいやん携帯写真+ ...1*05-3-31
誕生日を迎える私が、思うこと- ANNA自由詩105-3-31
醜い期待- チアーヌ自由詩705-3-31
早番であがった日- うめバア自由詩605-3-31
閉鎖の報せが届いたら- 吉岡孝次自由詩1*05-3-30
世界- 夜月 深 ...自由詩105-3-30
言葉- 自由詩5*05-3-30
白い紙、赫い影- 嶋中すず自由詩4505-3-29
てんと_せんと- ねいやん短歌2*05-3-29
ことば- こむ自由詩305-3-29
一期一会- かなめ自由詩105-3-29
優しい仕事- ふく未詩・独白5*05-3-29
きたないもののように- ベンジャ ...自由詩10*05-3-29
窓辺の花- 一筆自由詩2*05-3-28
分子球- ヤギ自由詩3*05-3-28
観音開きの後頭部- 多々田  ...自由詩3*05-3-28
警告- 石垣憂花自由詩4*05-3-28
カーテン空- ふく携帯写真+ ...7*05-3-28
さかさまの妄想- ソラノツ ...未詩・独白205-3-28
わたし、しんぞうをつぶした- 半知半能携帯写真+ ...305-3-27
アンタのバラード- 大覚アキ ...自由詩605-3-27
だから私も冷たくしよう- 辻野克己自由詩505-3-27
コロボックル- ポンテク携帯写真+ ...4*05-3-26
時間- ヒロタマ ...自由詩305-3-26
オムライスな関係- ベンジャ ...自由詩13*05-3-26
言珠- 大覚アキ ...自由詩405-3-26
詩人の罪- 岡部淳太 ...散文(批評 ...40*05-3-25
欲しいもの- 電子ノ猫 ...未詩・独白105-3-25
- チアーヌ自由詩1305-3-24
ちょりさん「ポエムなめてる奴らは全員ぶっ殺す_ただしやさしく ...- ベンジャ ...散文(批評 ...6*05-3-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10