{引用=事象の地平線・・・ここでは光さえも脱出できず、時間の伸び率は無限大∞となり、知覚できるいかなる事象も行き止まりとなってしまうという・・・ }


君の顔が歪んで見える

その肉声は
 ....
たまにうまくいってるときに、

いままでと違うことをしてみること

いままでとちがう気持ち

いままでとちがう態度

しん呼吸

いままでとちがう道を歩いて家に帰る

えき ....
煙が這っている

吸殻 だとか 灰 だとか
抜け殻 だとか カス だとか
置き去りにして
きれいに消えてみせる

そんなふうに居なくなるなんて
ずるい
ただただ ずるい
儚さだけを ....
ラブ&ピースは聞き飽きた。
愛や平和を、よりリアルにしても、逆説的に浮かび上がらせても、結局そこまでの距離は変わらないんだ。希望や夢も同じ、何かに近づこうとするとき、そのアプローチの仕方を考える。 ....
風が好き
その自由な存在が
絶対に捕まれることのないあなたに憧れる
私は一生地べたに
捕まってしまったけどねちょっとこの入れ物に苛立つこともあるけど
おもいっきり走って
あなた ....
風が吹いたと思ったら
あなたはもういませんでした
見上げた空には
枯葉が一枚舞っていて
届きそうで届かない
私は
待っているのをやめて
風になろうと決めたのに
枯葉は  ....
小さな銀色のスプーンですくったゼリー
宿る兎の魂に歌声を捧げて
長い耳をわたしから
盲目的に消して
善悪も知らないと
無垢を装ったわたしに

リボンを結んであげる
心も一緒に

飲 ....
逃避、か?

それもいいだろう。

人間、逃避したくなる時もあるわな。


自意識過剰か?

それもいいだろう。

人間、自意識過剰になる時もあるわな。


過 ....
よる は ふしぎ
いえないことが
するん、と
すべり おちる

よる の ふしぎは
あまり しられてないし
おしえて あげられない
ひみつを しりすぎると
あさに かえれなく ....
青空 青空が見えるよ ねえ
窓を開けてごらん 目を開けてごらん

頭を上げてごらん 見てごらん ねえ
寒さふるえる 透き通る 青空だよ

君は青い人 青い 未だ人ならざる人
空の青 静脈 ....
そうしないとなにも始まらないし なにも終わらない気がするから

ただ昨日のあの人について なにも言うことがないけど なにも言えないけど

たとえばしまりかかった踏切に間違ってはいりこんでしまっ ....
電線の五線譜を見上げる
三日月は細い弧を描きながら
歩くリズムで夜を唄う
譜を行き来し 生まれて三日の自分を唄う

夜毎に変わる 自分の歌を
たどり着くことの出来ない場所。
そこへ向かおうとしても、そこへ向かって走り出しても、たどり着くことの出来ない場所。その場所に本当の自分がいると感じる。

「まだ本気なんかじゃないさ」
と僕はよ ....
そうやって夜は沈み
盲目のあなたは歩くこともできず
杖を探して這い回るのです

まぶたを透かす希望に
わずかなぬくもりを感じると
胸の奥に溜め込んで満ちるのを待つ
狂いそうな ....
おうちへかえろう
ゆっくりかえろうよ

くしゃくしゃになってさ
めちゃめちゃになってさ
ぺにょぺにょの
くにゃくにゃになって

ああ
もう いやだなっておもったら

おうちへかえ ....
神様、私貴方がいてくれて本当にうれしい
私の可能性は自分だけでは見いだす事が出来ず
私の限界は手に触れる程近くにある
私の思考には制限があり、明日の事すら予期できず
通り過ぎて来た過去にすら捕 ....
最期にぼくは君を想う
よなんて思わせぶりな
台詞だ信じていたけれ
ど嘘でない言葉が嘘で
ないからこそ虚しく空
っぽになった心に突き
刺さる今日は晴れてい
た空は高く青く透きと
おり雲は ....
明日晴れたら空を見る
空には浮き雲あるだろう
いつもと変わりないだろう

明日雨なら雨粒の
数を数えてやり過ごす
大地に染みていくだろう

明日曇れば雲の層
眺めて絵でも描くんだ
 ....
夜は
張り詰め
足音だけが
近付きつつ
離れ
近付きつつ
離れ

夜は
張り詰め
六つの足音が
決して
共振することはなく
美しい
調べとなることはなく

白い息が
 ....
君の中に花はあるかい?


風に折れず
時に枯れず


君の中に譲れない花はあるかい?


{ルビ艶=あで}やかな色で
毅然と輝く


君の中に血を流しても咲く花はあるかい ....
朝でなく夜でもなくて目覚め悪く夕陽遮る白天井

全身を駆け抜けてゆく閃きは貫く光冷えた弾丸

裂かれた身夢での出来事ではあれど痛む身 頭 “戦争ごっこ”

偏頭痛 止まったまんまの ....
うさぎは
「じぶんが
あいされていない」と
かんがえたので
みずうみに
みを
ひたしました

つぎのひ
ぽっかりとうかんだ
うさぎのからだをみた
どうぶつたちは
このようにしゃ ....
公園の片隅で花が咲き
人びとの心の中にも花が咲き

そよそよと
良い香りの風が吹き
そわそわと
気のはやりがちな人はあせり出し

山の斜面にも花が咲き
人びとのくらしの中にも花が咲き ....
私は名もない1本の木
腕をのばしても空へ届かない木
春になっても花の咲かない木
ぽつんと立ちつくしてる1本の木

あってもなくてもいいけれど
そこに存在し 根をはる
そんな強い 1本の木
空き缶を蹴飛ばしたら、僕だった
残っていた中身が飛び散った、僕だった
野良犬が怒り狂って追ってきた、僕だった


慌てて電柱によじのぼって見回した


空き缶は車に潰されてぺちゃんこで ....
「なんだ あれで間違いは無かったんだ」
そんなことが言えるタップを踏み鳴らす
世界市民への憧れは
画一化へと転換した
感情を押し殺す為に
人は笑顔をパッケージにして売る

 あざやかな青空も
 美しき木々も
 目を見張るような絶景も
 貨幣で買える時代だ

 ....
キスのやり方なんて忘れてた

なのに君は僕の気持ちも聞かずに
その潤んだ瞳で見つめて
何の前置きもなく小さな唇を
その潤んだ瞳を閉じることなく
ためらいもせずに何度も

そういう僕も目 ....
薄くなってきたと言われないよう葉っぱを増やす

本気で光合成にチャレンジする

見つめられても赤くならない

暖かくなるまで耐える

3センチくらい伸びる

病気を治す

仲間 ....
「あんたおかしいと思うよ、たぶんね」

 耳元で囁いているトム・ヨークの台詞は意味を持たないから、ゴミ収集車のにおいがまったくミルクなのも仕方がない。

 年季の入った木造に挟まれた道を行く。 ....
ふもと 鈴さんのおすすめリスト(301)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
事象の地平線- 043BLUE自由詩305-2-25
なかなかうまくいかない人へのてがみ- 馬野ミキ自由詩2*05-2-25
儚さで満たせばいい- ベンジャ ...自由詩5*05-2-25
詩にこもる詩- ベンジャ ...未詩・独白405-2-23
生き方- 未詩・独白205-2-23
枯葉- ベンジャ ...自由詩10*05-2-22
ピーターパンシンドローム- 暗闇れも ...自由詩2*05-2-22
世界とのつながり3- 汰介未詩・独白305-2-20
よる_の_ふしぎ- 玉兎自由詩1005-2-20
僕が病気であるかどうか、誰も知らない- 岡部淳太 ...自由詩2*05-2-17
なあ_書いておこうか- 吉原 麻自由詩2*05-2-15
夜の歌- ふく自由詩3*05-2-13
僕の本気- チャオ未詩・独白3*05-2-12
火トカゲの鎮魂歌- ベンジャ ...自由詩6*05-2-11
マイホームウェイ- Tシャツ未詩・独白205-2-6
神様、私貴方がいてくれて本当にうれしい- 月山一天自由詩7*05-1-29
サブリミナル- 385自由詩2*05-1-23
忘却曲線- 385自由詩3*05-1-18
掴みかけた友情- 北村 守 ...自由詩505-1-18
Gerbera- HEDWIG自由詩5*05-1-18
Wake_Up_at_6:00_P.M.- たいにぃ ...短歌2*05-1-17
さようならの一つくらい言えるようにはなっていたい- 煙と工場自由詩1305-1-17
歌_2- 岡部淳太 ...自由詩3*05-1-14
1本の木- 春日野佐 ...自由詩13*05-1-11
僕だった- ベンジャ ...自由詩13*05-1-11
ダンスは遠い日の自分が- ふく自由詩3*05-1-2
都市へ拝啓- 煙と工場自由詩105-1-2
禁じられた口づけ- ベンジャ ...自由詩13*05-1-2
ベンジャミンの今年の目標- ベンジャ ...自由詩12*05-1-1
↓(_)- ディレッ ...未詩・独白104-12-31

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