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吹きぬける冷たい風の空高く
ひかりの鼓動は
静かにそそぐ



雪解けをあつめて川は哭いている
生まれたばかりのわたしの春に


ひとひらの可憐な花は弓使い
瞳砕けて曇りをうるむ ....
手拍子で迎えましょうぞ散りいくさ恋にやぶれて淵になりたい


死にたいの死にたくないけど死にたいの死んだふりして腹式呼吸


あなたはねリネンにただよう海月なのわたしの四肢をあ ....
カスタマイズされたソリューションたよるとき僕の心はちりがみのおもさ

ぬくもりはきごうにもなれず五本の指は希望になれず沈黙

帯電する詩突き動かす声は形にしたときだけ信ぜず

二十四時間耳 ....
灰皿は


既に煙草の剣山を作り


恋しい人を待つ
うやむやに秋の一日を寝過ごせば影なき夕に喉の痛めり 菩提樹の上で交わるけだものの系譜の果てに立ち尽くす我



吼えるものただ自らに背くもの震えるけもの響くけだもの



膨れては刃のごとく雪を斬る寒さ忘るるための憎しみ
 ....
花ならば君を待つのも安きこと
    ラベンダー蒼きこのうすにおい


この想い忘れてしまえマーガレット
    花びら散らし涙にくれる


ローズマリーやさしい罪は思わせぶり
   ....
油染みだらけの記憶のわら半紙提出期限をとうに過ぎ去り




透明なグラスの底を目にあててきみの星座を見る白昼夢




あの夏にきみが投じた問いかけのこたえをさがす 波のまにまに ....
太陽は誰が奪った洪水のようにまばゆい詩歌たちいづこ?


ゆうえんち、どうぶつえんにすいぞくかんみんなほろびてしまえきみとか


ぼくはもう崩れてしまう塔の上きみの手首を紫にして

 ....
この道は誰が奏でる笛なのかさみしいばかりかなしいばかり



雲のない空を見上げて歩きゆく光を知らぬ光の穂の道



はたはたと星をつかんだ曲がりかど野をわたる声ふりかえ ....
朝でなく夜でもなくて目覚め悪く夕陽遮る白天井

全身を駆け抜けてゆく閃きは貫く光冷えた弾丸

裂かれた身夢での出来事ではあれど痛む身 頭 “戦争ごっこ”

偏頭痛 止まったまんまの ....
ふもと 鈴さんの短歌おすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
◆春の扉- 千波 一 ...短歌24*07-5-13
腹式呼吸- くあせ@ ...短歌5*07-1-30
カエルくん手紙を待つ- イダヅカ ...短歌2*07-1-21
剣山- HEDWIG短歌4*07-1-17
喉の痛み- A-29短歌2*06-10-17
系譜- 木立 悟短歌706-10-16
花言葉- 石瀬琳々短歌14*06-6-16
教科書を、閉じる- 望月 ゆ ...短歌37*06-3-6
elephant- 本木はじ ...短歌906-1-31
ノート(道)- 木立 悟短歌805-3-21
Wake_Up_at_6:00_P.M.- たいにぃ ...短歌2*05-1-17

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