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簡単な構図です
善人を傷めつけたら
悪人が栄えた、と
わかったら詫びに来い
待ってるぞぉ
モンスターカス魂~の誕生
まぁいいでしょう
僕にも至らないところが
あったでしょう
....
いつの間にか眠っていた
開け放っていた窓から冷気が忍び込んでいる
午前2時か3時だろうかと思った
時計の針は10時を指している
煙草を1本燻らせて
深夜のスーパーに買い物に行こうと思った
....
震えた声で
覚えたての言葉を
バックを川にぶん投げて
くそくらえと
笑うように
目を閉じて
息をして
息のできる場所を探した頃のように
....
詩を書いていた。
詩を読んでいた。
耽っていた。
酔っていた。
眠った。
死んだ。
死んだんだ。
たくさんの迷惑と
たくさんの後悔と
たくさんの感謝を抱えて
死んだんだ ....
食欲のままに食べたツケか
胃がイヤイヤ期に入る
平熱なのに
寒気がしている
気持ち悪さが込み上げて
我慢できずにトイレに駆け込む
逆流する
涙が滲む
ぶちまけたものを見る
そこそこ消 ....
死 、
しろい衰弱
人 歩いていく
雪降り積もる途を
ゆらゆらら
均衡保ちつつ
意識明るませつつ
誰一人いくことのない
自らの自らだけの途を
灼熱する ....
綱引きの綱の両端を手繰っても
誰もいない
そんな正夢ばかりが繰り返される
世界の真ん中で
三角形の旗が揺れている
誰の目にも
触れるところで
くさらずコツコツがんばるしかない
あきらめたらそこで試合終了
何度でも言うけど
生きるのはしんどい
摩耗していく心と体
それでも人生を肯定する
それでも人生を肯定する
○「愛犬」
僕は
君の瞳にうつる僕のやさしい瞳を
見るのが
大好きだった
○「虫の命」
虫も一つの命を生きている
しかし
僕は蚊の音を聞くと
殺したくなる
ゴキブリを見ると
....
真夜中
自転車で無理矢理二人乗り
皆を出し抜いたみたいになった
どこでスイッチが入ったのだろう
タイプではなかった気がする
連れ去られるように走った尼崎の街
我 ....
白い紙は
静かな鏡
ペンが走るたび
ぼくの心の奥が
こぼれ落ちる
一人で何でもやっていたころ
誰にも頼る気はさらさらなくて
自立している自分を誇らしく思っていた
最近あちこちからだの不自由が出没し
出かけて愉しみを味わうこともなく
そうかといって友と話 ....
故郷から遠く離れた危険地帯で若い命は無惨にも散った
企業は手を血や泥で染める事なく
派遣された社員が知らない土地で無法者に命を奪われた
どんなに無念な思いをしただろう
今は亡き若者よ
こ ....
消える今日の残光を
暮れの頂きから
仰ぎ見れば
鋼の光塊
脳髄突き抜け
残余の空隙に
世界想念
その手を掛け
自らを思考し始める
空隙の意識の
私の心魂
舞台とし
既にし
....
恋はまやかし
見えていないホント
見えているファンタジー
落ちる前に気づけた
ような
君と見る景色
二度とない絶景
あまりにも美しすぎて
僕は浮いた
でもすべてが消えていく
....
ずいぶん昔の自分の詩を
読み返すことがある
ちょくちょく読み返して直したりすることもあれば
十年ぶりくらいに掘り出してきて、ただ
読んでみたり
いいとか、わるいとか
そんなことも思わずに
....
○「詩とは」
僕にとってはわけがわからないのが
詩だ
説明できないことを表現しようとしているからだろう
世の中には説明できないことが
いっぱいある
神は説明できない
無も説明できない
....
不思議なもんだな
あの頃の私たちは
そんなに仲良くなかった
むしろ苦手だった
声変わり前の甲高い声で
口うるさく言うから
でも あの日
合唱コンクールの日 ....
「サバトへの旅」
サバトへの旅に
青い車
お前悪魔になったのって
訝られたけれど もともとは
お休みの日っていう
それだけの意味だったのね?
僕の青い車は
クレープのクリームのクレ ....
○「失言」
「米を買ったことのない」
大臣だから
米を買う消費者の気持ちが
わからないのだろう
次は
米を買っている方を
大臣にしたほうがいい
○「愛と信」
愛することが難しいゆ ....
何も考えず頭空っぽにして
ただ流されるままに生きよう
真面目にするのは馬鹿らしい
笑い飛ばそう、大声で
どうなったっていいじゃないか
踊りまくれ、謳い続けろ
明日どうなるかわからな ....
太陽は溶け
焼けただれた汗が地上を覆う
車は暴走して通行人を跳ね
行き交う者たちはみなすれ違い様不機嫌に睨みつける
通学中の子供達も不審げに見上げ
挨拶すら忘れたかのようにそっぽを向く
....
無限に開けいく
意識の
伸び拡がる
光の裏庭に
滲み染み渡る死の
時の響きとなり
ゆくりゆっくり
滑落し始める意識の
裏庭へ留まりゆき
消える今日の残光を
仰ぎ見る ....
心を複雑骨折した夜でした
一本道の迷路は確かに怖くて
無限遠点の先の原点に立ち止る
咲いている花はケシの花
(花言葉の意味はよく知っています)
癒しは時に
善悪を超えて
理性 ....
銀箔のヒビキ
青みがかり
深く深く
ヒカリ放ちて 、
たたずむ人の三の狭間に
天空直下 月灯りに照らされ、
救われることなく只々掬う手差し伸べて
別の影を見つけても
繋ぎとめた明日
上辺だけの心
透けて見えていても
その声を信じた
重なり合う唇
一瞬の熱情だけ
見つめてた
散らばった夜の隙間
埋めるように射す影を剥がす
....
悪と云う障害を
次々と置き
逃れ去るモノの
残響に 、
達しようとする
人の、
求め続ける
人の、
流れに向かい叫び続け
おやすみ
愛する人よ、
あなた達は皆ひとり ....
「さかなとられた」
こどものころ
父とさかなとりに
さかなつりじゃなくて
さかなとり
ちいさなつりざおに
ぱんをこねてつけたら
父だけがさかながとれて
あたしは枯れくさ ....
もう会えなくなった君
ありがとう。
君といたささやかな時間は
前を向くことが出来るきっかけとなった。
もう会えなくなった君
ありがとう。
「今は当たり前でも、ある日突然会えなくなる事が ....
脳髄の中、
後頭部上辺り
思考の言葉 、
私の意志に従い
ながら刻まれつつ
意識の内に響く時々 、
繰り返し繰り返されながら
次第に意識の私の空の容器となり
地の重力の ....
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