すべてのおすすめ
昨夜の夢の続きをみたい
誰かその方法を教えて欲しい
もう新しい夢は要らない
これから見る夢は
どうせ夢でしかないから
あの時のあなたが
何かを言い掛けて
少し微笑んで
消えてしまう ....
すれ違いざま 道を譲り合い
それって 愛だね
共同の流しの水滴を拭いておく
それって 愛だね
医療保険で 支え支えられ
それって愛だね
温度は無くても 便利さを提供するシステム ....
近頃の私のポエムは
気持ちがこもってて良いと思う
でも全部フィクションなんです、
って言ったら
みんなどんな顔するだろう
小さな ....
人は忘れやすい
そして忘れた頃に
自粛の静寂を
強いられるような
脅威がやってくる
地震
台風
ウイルス
食料不足
紙幣が紙屑になる日
どんなに準備しても
最終的には運が ....
時を迎ふる浜辺に佇み 、
息する脳髄の気の出入りに
微妙な音響輪郭の手触り
時と交わりいく魂の波音
遠い過去から打ち寄せて
ぐるり未来未知から響き来る
射し込む ....
老いも若きも欲望に身を任せ肉体を捧げる愚かさ
痛みなどすでに感じず恥すら捨て去る
なんという勇猛果敢
白い波間に捧げるballade
不調和音の響きに身を任せ清き精神は何処へ
獣 ....
ブラックなサンダーに
撃たれたのは
生き延びるための嘘を
平気な顔でつきつづけることが
架空の地図で遊びつづける
幼な子のようだと気づいたとき
夜空から放たれた雷が
こ ....
明日核戦争が起こるとしても
私は普通に生活を送るだろう
私の肚は決まっている
今日生きる生活は
今日生活する命
明日生きる生活は
明日生活する命
嘘を吐くな
正直に生きろ
と親から言われてきたけれど
詩の中では
ウソついてもいいよね
だって気持ちはほんとうだから
ウソみたいな詩の中に
....
イッショウケンメイハタライテイル
ミヲコニシテハタライテイル
フセッセイモセズ
タダマジメニコツコツト
ソノヒヲケンメイニイキテイル
ユビヲササレワラワレナガラ
バトウサレフミヅケニサレナ ....
暗い路が溢れ、呻く
常夜灯は所狭しと並び
終わりのない苦しみを今まさに
人工知能が太陽のエネルギーを吸い尽くす
死にたくないから、人は死脳、私濃、子囊、シノウ
真っ赤に染まった海が波打つ ....
雲はちゃんと横に流れる
薄く青い大空はその姿をみおろしている
手軽になれるように
ミックスな感情をカットして
美味しい時間を手に入れるのも
白い品と呼んでもいいのかも
....
あたしの目
ざらざらなの 夜風
くれないの うらかなしげな
からからと たびびとのあしおと
ぐるぐると 眠り果てた 子ども
死にたがり 空 鳥はただ飛ぶ
うるさいの さざめくすべて
....
水のように眠った
連続する穏やかな
体液の水面
幾つかの色を見つけては
金属の味にしたがって
溶けていく
あなたが寒がるから
手袋とマフラーを買った
行く所がある訳でもないのに ....
座り仕事で
神経痛になった 街は
賑わう 今日も
選挙運動で人が溢れる
何をするにしても
時は流れた 親といても
そしてどこにいても
歳を僕はとったものだった
荒川の ....
美味しいものを食べに行こうなんて
頬笑みながらきみは言った
もうすぐ別れてしまうのに
多分ぼくたちは一番親しい友達になるだろう
残された想い出たちが五月の風に飛んでゆく
あの頃は流れ星を ....
変更されたシフト、そんなゆーうつな曇り空のしたでの、とてもぎこちのない板ばさみ、汚れたアスファルトに高圧洗浄機をかけて、どろみずをワイパーでひたすらに掻きだしてゆく、そんな気楽かつとても気のりのしない ....
鳩をみませんでしたか
おだやかな嘴に
なぞめきひかる胸毛
むくつけき気性は
あるべきようにあるかたちへ
にぎれば扱いやすいよう
手間でも水もそそげます
あれのあるかぎり
安泰でいられる ....
変わらない田舎に帰省したような
田水がキラキラと輝く豊かさの景色が
目に染みる
人は変化を嫌う生き物だが
10年経てば
思想や哲学は成長という変化を遂げる
随分と丸くなった
角が ....
節分
鬼さんこちら 手の鳴る方へ
遠ざかるのは
誰の声 時の足音
ご飯
一人分の 米を研ぐ
冬の大三角
溢れそうな乳白の光
こーひーぶれいく
ですね
街の片隅に腰掛けていたのは、造園会社の2階がテラスになっている白い建物だった
高架橋の上から街医者になった気分で眺め、車を走らせながらざっくりと診断してみる
街並みを待合室に例えたときに、 ....
時代を追いかけ
時代から遠ざかり
時代に取り残される
言われた通りにしていたら
ものわかりのいいバカになりました
数の数え方と色の見分け方
下手の横好きは生きる術でした
知っ ....
脳髄にて
独自に息をし
スゥスゥ響きの
絶え間ない木霊
ゆっくりゆくりと
何か言葉らしきもの
音響らしき意味らしき
宇宙吐息の如き小鈴連
反射しつつ繰り返され
この連続スル時ヲ抉り
....
「甘いもの」
苺のチーズケーキ味の
チョコレートを食べる
甘い魔法は何層にも作り込まれ
私たちを巧妙に騙すから
ほだされて、私たちは
恋愛駅、幸福駅、唐変木駅まで
まっしぐらに走って ....
歌をうたってる
僕がいる
歌が聞こえる
だれかの
どこかのだれか
いまごろ
僕を歌う
だれかのために
気まぐれな
歌をうたう
いつの間にか
はじまってる
どこかのだ ....
昨晩見た夢は
わたしのあたまのなかに
かろうじて残ってはいるが
触れることはできそうもない
かたちないもの
見たといっても
まぶたはとじられていた
不思議なことだ
朝はかたちあるも ....
お花畑が好きな
あなたに出会うまでは
あちら側なんて
存在しないと思っていた
お花畑が好きな
あなたに出会ってからは
あちら側を
薄っすら信じるのも悪くないと思っている
....
さあ、きれいなものをみよう
ヒトを慈(いつく)しむ心
愛をはぐくむ精神(きもち)をもって
さあ、きれいなものをみよう
憎しみや悲しみから己を解き放て
さあ、きれいなものをみよう
零 ....
毎朝電車ギリギリだから
自転車で坂を駆け上がる
あと5分早く起きればいいだけなのに
それができないいしよわちゃん
開いたドアに滑り込んで
....
簡単な構図です
善人を傷めつけたら
悪人が栄えた、と
わかったら詫びに来い
待ってるぞぉ
モンスターカス魂~の誕生
まぁいいでしょう
僕にも至らないところが
あったでしょう
....
1 2 3 4 5 6 7