血塗れの肉を食み我欲を振り絞りて
この剥き出しの白き骨格の響き 、
生存と絶滅の狭間に生かされ
漲り溢れる力の滾々と沸き
昇り続け挫折し尚も更に
内なる普き光の大洋
光を纏う愛の
う ....
この私であることの孤独
毅然と脈打ち残響する
光放たれ 一刻み 、
あの赦しの輝き
金の星、
焦がれ憧れ
じわり滲み出し
瞬時にして巡り来る
懐かしき夕暮れの訪れに
努め ....
自らの生存の終わりの接近を
衰弱のうちに安堵しながら
先ず微動だにせぬよう
曖昧模糊としたこのわたし 、
割れた腹筋 盛り上がる胸筋
イカの舌にカエルの尻抱え、
森林の向こうに ....
前回に引き続き、拙詩集『ソナタ/ソナチネ』所収の一篇『落日』を、動画クリエイターの橋本美千夫さんの編集により《映像詩》として制作していただきました。ボイス担当は印あかりさん。今回の朗読は作品への没入が ....
動画クリエイターの橋本美千夫さんが、拙詩集『ソナタ/ソナチネ』所収の一篇「夏の水」を見事な「映像詩」にしてくれました。
朗読は詩人・画家の印あかりさん。使用音楽はショパンの練習曲作品25-1《エオリ ....
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