胸の膨らみ
秘匿されながら
初々しく微笑んで居た
出会い頭の
貴女と云う人の 、
崩れぬ死顔よ 永遠に
とほい
自らが自らに
とほくとほくなり
いく折 、
ひとり人の抱え持つ
夜ごと寄り添う安らぎの
深く刻み込まれた
星々からの記憶の許、
いよいよ不断に
別れ離たれいく
....
今日は月曜日
朝から色々色々色々
そんなこったろうと思っていたけれど
こんな日は自分をもてなす
蒸しパンを蒸かす間
烏龍茶を淹れる
私の茶壺は
茶色のぽっ ....
それしかできない
ごめんねと 書く
── 羊文学
夏のバス不審なぼくを皆避ける 🚍
決められずプリンとゼリー混ぜて食ふ 🍮
おっぱいにチップ ....
黒ずんだ血の色に充ちた眼球を抱え
自らの肉に怒りのイカズチ振り落とし
引き裂かざるを得なかった
貴女の 真上、
ただひたすらにすきとほる
絹の天空の
果てしなく拡がり奥まりいき 、 ....
よくよく考えたら
気づいた
詩では
気持ちいい表現が好き
気持ちいい一文が好き
歌では
気持ちいい歌詞が好き
気持ちいいメロディが好き
絵では
気持ちいい陰影が好き
気持ちいい ....
歳くってから教習所に大型バイク免許をとりにいった。
予想もしなかったほどひどい扱いをうけた。
ジジイだからまともに相手にしてくれないのである。
大型バイクの免許をとりにくる者が
まさかここまで ....
あゝ海が拡がった
無限の大洋、無限の揺蕩い、
水の水の水の水の
波立ちうねりざわめき囁き
巨大な静かさの懐かしい生動 、
囁きざわめきうねり波立ち
広角の意識視界の移動ゆるり弛まな ....
今日も、毒をあおって死んでいく
馬鹿者が愚か者が、己の本当の自分、識らず
まんまのまんまでいつしか瞑目眼前に光り輝く
黄金色の一筋また一筋、光帯の谷間から射し込み
一気に伸び拡がる 次第に赤々 ....
昨夜観た
別れ人の
私の眠る
寝床に
ま直ぐ座る
マボロシの
余りの厚み、
声音の感触、
やはらかく
あたたかく
寄り添い続け
恐れることも無く
只々お前なのか
ほんとうにと ....
都会にポッカリと空き地
照らすのは日の出から
カンカンぎりぎりと草原に
射し込めてこの爽やかさ
今日という日の 日日草
翳りだけ待たされて
鼻先につん!とくる
風は明日を感じさせない ....
SNSでの投稿(SNSでなくてもいいのだが)
などで特に嫌だなと感じる傾向のあるものに
対して何故嫌なのか考える
嫌だと感じるものと嫌だと感じないものの
言ってる内容が同じだったりする事もある ....
炬燵出す心のどこか片隅に
あたらしいバイクの走る冬の街
猫座る手編みのかごのお正月
クロネコのトラック明日はクリスマス
偶然を必然としてポインセチア
冬鳥の鳴く樹 ....
気が利くような言葉はいらない
素晴らしい特別もいらない
── Aimer
咲くいのち散るいのちあり揚花火
しじみ蝶花へ花へと色移り
石塀に ....
午前四時のまだ薄暗い横断歩道で手をふった。
いつもすれ違う同じ配達仲間のお兄さんがバイクでやって来たからだ。
お兄さんとは言っても一廻りくらい年下のおじさんだ。
信号で、鉢合わせに止まったの ....
ぽつん ぽつん
また ぽつん
雨だれ一滴、また一滴
通り過ぎるもの、落ち響き
消え入りながら終わること無く
響き落とし増幅し
皆々方と外れ重なり
すっと音信絶える
かと想 ....
仕事終わり
無性に
他人が作ってくれるものを飲み食べたくなる
帰り途には
コメの付く名の大店喫茶店がある
窓際に座り
あったかいカフェオレとサンドウィッチ
ゆ ....
遠い近さの透明さの
抜けいく想いに迄至り
祈念 只々あれば 、
自らの内に宿り在る思考と云ふイキモノ
いよいよ強度増し震える福音の鳴り続け、
絶えて後に降り注ぐ神々の
怒涛の憤怒と ....
2022.4.27 7:22
昨日の朝から朝メニューになった。
しあわせだなあ。夫に感謝!
人に物をあげてしまう悪いくせは
絶対に出してはいけない。
人にものは絶対にあげない。
....
移りいく季節の
余韻の何処までも
木霊残響させながら
伸びる伸びる、光帯の回廊の坂となり
光の奈落へ何も恐れることなく落ちいく
この今の瞬間、
季節の狭間の窪みの深淵
濁 ....
それぞれが内に掴み取り
それぞれに抱く確言を
壮麗なる一つ宇宙祭壇へ
叡智に充ち自ら捧げいく
可能未来へ向かい努め生く
☆
愛ヲ育てず儲けニスル
鋭く尖った剣ノ力 、 ....
三宮駅で待ち合わせ
古い喫茶店で少し話してから飲みに行く
学友とバンドを組み
ミニスカートでギターをかき鳴らし
絵を描きバイトをし
夢のために人々の間を飛び回り
....
梅雨入り前の雨降りに
ぽつんとまぁるい橙の
向かい家の明かり灯り
瞑目すれば
もういつでも 、
内から溢れ返る白銀の
ひかりえーてる
自らと共に常に在り
けれども何とも如何せん
....
推理してはいけない
かんがえごとはいけない
私には向いていない
言葉
手紙、でんわ、会話、メモ
余韻が大切
つめこみ過ぎではよくない
あくびして弥生私は入院中 高野 ....
母と共に庭に咲き開いた花々を摘んで瓶に詰め
クラスで流行ってた朝市に売りに出したら
玩具コインで買って呉れたクラスメイト、
中身掻き出し 眼前で ゴミ箱に捨て去り
瓶だけ大切そうに持っ ....
私は口論が大嫌いです。
きのうからあしたへ渡る星の道みちびく羊、きょうを忘れて
ポチ連れて右に折れたら夏館
入道雲白いもくもく幼き日
本好きの少年となってハンモック
....
私は美の残響を体験しつつ
自らの意識シッカリ保ち対面しながらも、
美に呑まれ〈Killされる〉事など最早しない
芸術なるもの 未だに在るとするのなら、
それそれら 人の為に世の為に在 ....
蒼風薫 2021.7.7
七月の猫に大好きと言ってみる
かくれんぼニコンの中の君の虹
薫風や君のバイクのエンジン音
僕の場所猫に譲った夏の椅子
ジャスミンと葉擦れと君 ....
緑に囲まれた湖沼の透明な厚み
瞑目する意識ノ視界に流入し
次第眼下遥かにしながらも
赤く濃密に張り付く如く朱に染まる花の
立ち現れ見事あざやかゆくり咲き開きいき
宙空に浮き上がっていく ....
時を迎ふる浜辺に佇み 、
息する脳髄の気の出入りに
微妙な音響輪郭の手触り
時と交わりいく魂の波音
遠い過去から打ち寄せて
ぐるり未来未知から響き来る
射し込む ....
けいこさんのおすすめリスト
(303)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
祈り
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-6-12
解き放たれる刻
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-6-12
六年目の茶壺(ちゃふう)
-
花野誉
自由詩
9+*
25-6-9
ぼくはおっぱいがすき_〜愛ゆえに
-
森田拓也
俳句
18+*
25-6-9
哀惜_、Bad(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-6-8
気持ちよさ
-
sonano
散文(批評 ...
3*
25-6-8
It's_never_too_late_to_le ...
-
室町 礼
散文(批評 ...
6
25-6-8
瞑目の光景
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-6-7
谷間の毒
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-6-6
病臥の幻、魂の現(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
9
25-6-5
日日草
-
洗貝新
自由詩
15*
25-6-5
言い方一つと侮るなかれ
-
sonano
散文(批評 ...
5*
25-6-4
憧憬通信_2021春____蒼風薫____
-
梅昆布茶 ...
自由詩
9
25-6-4
白紙に散る夏
-
森田拓也
俳句
8*
25-6-4
詩で人生を語らず
-
洗貝新
散文(批評 ...
7*
25-6-4
まほろば──入梅、夏はじめ
-
ひだかた ...
自由詩
8*
25-6-3
雨日和の昼寝
-
花野誉
自由詩
9*
25-6-3
まほろば
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-6-2
すみれ日記2022.4.27________________ ...
-
梅昆布茶 ...
自由詩
10
25-6-2
根源ノ感触
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-6-1
五行歌、私は──「技術・産業・営利主義」に抗して
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-6-1
娘の誕生日
-
花野誉
自由詩
8*
25-6-1
春雷
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-5-31
すみれ日記2022.4.22________________ ...
-
梅昆布茶 ...
自由詩
10
25-5-31
五行歌、純愛バカの切断された日
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-5-30
2022.6.10_____________________ ...
-
梅昆布茶 ...
自由詩
7
25-5-29
詩想、芥川キルてぃ並び貴女へ
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-5-29
叙情文芸180号俳句
-
梅昆布茶 ...
俳句
7
25-5-29
朝に切り開かれ
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-5-29
Every_Breaking_Wave
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-5-27
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11