すべてのおすすめ
雨の匂い
それは鼻先で嗅ぐ匂いじゃなくて鼻腔の奥の粘膜に染み込む匂い
終日降っていた雨に気持ちが鬱がれるのは誰にでも起こる現象だ
一日の仕事から解放されて退勤のタイムカードを打刻する
作業 ....
欲望のおもむくままに自由奔放には生きられない
たえず柵にとらわれるひつじにみたいな人生にとっての
幸福とは何だよ
知らねえよそんなの
たった一度きりのこの世の中なんだから
自分の思 ....
とても大きな都会の、初めて歩いた街の通りで背後から呼び止められた
立ち止まって振り返ると誰もいない
そのかわりに前方は遥か彼方迄海になっていた
波の音が繰り返されてた
彼にとってそれはけし ....
じっとしてたらこの体もこころも氷結されて凍りの柱にされそうな
冷たい雨が降ってやがる
よりによって嫌いな蟷螂がどっかから飛んで来て俺の華奢な肩にとまったじゃないかよ
俺は咄嗟にそれを濡れた軍手で ....
ラブホテルとモーテルの違いわからない。なのでネットで検索した。
ラブホテルはリッチな室内。愛し合う男女、もしくは愛情はさておいて性愛だけの関係の男女がゆったりと
一夜を過ごす宿泊施設。
対してモ ....
足の指先 手の指先 脳みそのなかまでも
俺の体内を駆け巡るすべての血管が
もし止まってしまったら
俺は間違いなく粉々になるって
表現おかしいかも知れないが
生きているって
簡単な仕掛け ....
一日一つかふたつインターネットに書き物を投稿している
それを家族は知っている
だけどね
何の関心も示さない
だってさ
それは幾ら掘っても何も見つからない宝物探しのようなものだから
家族 ....
化粧しているおんな
していないおんな
スカート履いてるおんな
履かないおんな
性に餓えたら
どっちでもかまわない男
性事は本能だけれど
性愛は不可解
政治は
投票の結 ....
カップラーメン 菓子パン コンビニ弁当等など
そんな物ばかり食べていたら
健康も人生も灰色になるってよくよく知ってしまったから
極力コンビニには行かなくなった
コーラ ジュースなんかには砂 ....
先日
うっかり忘れてマスクし忘れスーパーの店内に入ってしまったら周囲からの凄い視線を感じて慌ててポケットから取り出したマスクで口を覆った
申し訳ない、これでいい
とココロで謝罪しながら買い物を ....
美しい川に美しい水が流れていた
美しい川岸には美しい花が咲いてる
美しい村を美しい山並みが囲み
美しい家々には美しい人々が棲んでいるに違いなかった
景色の全てが美しいと
何だか辛くなった ....
おんなはおとこの子を身籠る
おとこはおんなを孕ませる
子はおんなの胎内で
その養分で育ちながら産まれるときを待つ
零から始まる何ものもない
生命もまた
零から始まってなどいない
....
おんなの乳房と先端の乳首が昂ぶるのを見せられたら
おとことしてどうなんだ?なんて
冷静に観察してられる訳がない
性の衝動は本能の領域
アクセルとブレーキの調和なんて
到底無理だから
....
がっこうの鉄棒にぶら下がって必死に見上げた空
何度挑戦しても逆上がりは成功しなかった
でもねそんなの数学といっしょ
難しい計算式なんて生きていくのに何の役に立つのさ
数学者にでもなるな ....
異性の友だちが欲しい
彼女が欲しい
彼氏が欲しい
それらの要因は性的欲求にあるらしい
何処かでえらい先生が語っていた
あんたに言われなくてもわかってるよって
だけどさもっともっとロ ....
この世の中の平等も公平も綺麗な紙に包まれている
封を切って中身を開いたら酷い有様
全ては自分を中心にした優先順位が発生してしまうからだろう
唯一かけがいのない存在
血の繋がり
無二の ....
サヨクではなかった
かと言ってウヨクにもなれなかった
左でも右でもないなら
真ん中か?と
聞かれても
解答にに窮した
あっちでもなければ
こっちでもなく
そっちでもなかったから
....
前兆を後から気づいて何になる湯船にプカプカ遺体浮かんだ
酔いどれて歩いたらしい電車道轢かれた人が妻の叔母とは
叔母さんの一人暮らしの家整理郵便受けには不幸の手紙
俺の嫁従兄弟自ら命絶 ....
かたくなに抱かれる事は拒むのに
熟れた柿熟れない柿に枝垂れる
学童らのマスクの列も季節なく
ハイウェイ掛かる橋から身は投げぬ
かたくなにマスクをしない人がいて
性を買う行 ....
産まれた日の事覚えてるか?
母親の窮屈な産道通り抜けてその股間からこの世界に
コンニチワしたときの事さ
産声あげてへその緒切られて湯で羊水洗い落とされたときの事さ
そんなの覚えて ....
ズキズキとココロが痛みだして
ハラハラとナミダがこぼれだしたら
あたりかまわず泣きだしてしまえばいい。
その日は祝日
新規開店間もないイオンモールに家族と一緒に車で出掛けた
五月。ゴ ....
日が山の向こうに落ちた頃
家の外で犬が尋常でない鳴き声をあげていた。
一頭だけじゃなさそうだった。二頭分の鳴き声はすこぶる興奮状態にある様子だった。
その内の一頭は家の飼い犬の鳴き声に間違いない ....
魂迄ずぶ濡れにされてしまうくらいの雨があがった
のっけから魂なんて書いてしまうなんて
我ながら恥ずかしい
天上では死者たちの霊魂が集まり
火を燃やし始めた
濡れた衣を乾かすためらしい ....
天国へは階段を昇る
人によってはらくらくと天国に辿りつけるが
人によっては途中階段を踏み外すらしい
地獄ヘ真っ逆さまに堕ちる
最初から突き落とされるよりはましかもしれないが
わざわざいっ ....
カッコイイ生き方したい
だけどカッコイイ生き方しようとすると
誰かがイジワルク足を踏みつけてきたりする
人間なんてそんなもんだ
躓いてころんだら気持ちがめげた
気持ちめげて立ち上がれなく ....
日々はたんたんと過ぎていく
何も変わらない
何も変えられない
他人の眼には
一見健康な生活に見えているだろう
おだやかな暮らしに思われているかも知れない
私は私の余命を知らない
....
柿の木には柿の実がなる
栗の木には栗の実が
畑には麦や蕎麦が
田んぼには稲が米を実らした
貧困を絵にしたような暮らしの家は
藁葺きの古くて粗末な佇まい
それでも庭はそれなりにあった
....
夜がすぐそこにきたから
寝床に入り眠ってしまう迄の間
肉の欲望と葛藤するのさ
まだ若かったから
すぐに負けたよ
酒は飲まない
煙草なんてもってのほかだ
賭け事なんか手を出したら
身 ....
理由はわからない
謎は深まるばかりだ
船は錨をおろして
港に浮かんだままだ
乗客は下船して
そのまま全員行くえが不明になってしまった
船乗りたちは陸へ降りて
街の酒場で浴びる ....
田中宏輔さんのこたきひろしさんおすすめリスト
(209)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人生は楽園
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こたきひ ...
自由詩
5
20-12-20
日曜詩人
-
こたきひ ...
自由詩
7
20-12-19
あり得ない現象の中に
-
こたきひ ...
自由詩
6
20-12-13
可能なら雨上がりの空には理想的な美しい虹がかかって欲しい
-
こたきひ ...
自由詩
3
20-12-13
題名を持たない詩編
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こたきひ ...
自由詩
2
20-12-13
俺の体の毛細血管もそれ以外の血管も
-
こたきひ ...
自由詩
4
20-12-12
私と言う物語には
-
こたきひ ...
自由詩
5
20-12-11
夜と昼の合間に
-
こたきひ ...
自由詩
1
20-12-10
得体の知れてる不安に
-
こたきひ ...
自由詩
4
20-12-10
明るい未来_暗いトンネルの先に
-
こたきひ ...
自由詩
3
20-12-9
美しい景色
-
こたきひ ...
短歌
4
20-12-7
零から始まる何ものもない
-
こたきひ ...
自由詩
5
20-12-6
昂ぶる
-
こたきひ ...
自由詩
3
20-12-5
俺の体温は熱くて
-
こたきひ ...
自由詩
4
20-12-5
華やぎだす頃には
-
こたきひ ...
自由詩
2
20-12-4
社会の平等と公平なんて
-
こたきひ ...
自由詩
2
20-12-4
帰る所を失った者は
-
こたきひ ...
自由詩
5
20-12-1
暇潰し
-
こたきひ ...
短歌
3
20-11-29
謎に充ちている
-
こたきひ ...
俳句
2
20-11-29
さらばさよならグッバイ
-
こたきひ ...
自由詩
4
20-11-29
ズキズキとココロが痛んで
-
こたきひ ...
自由詩
4
20-11-28
誰にでも自分の中にはもう一人の自分がいる
-
こたきひ ...
自由詩
1
20-11-28
カラカラと風に回ってる
-
こたきひ ...
自由詩
6
20-11-26
全能じゃない
-
こたきひ ...
自由詩
2
20-11-26
人生の断片をはめ込んでいくジグソーパズル
-
こたきひ ...
自由詩
3
20-11-25
何も変わらない_何も変えられない
-
こたきひ ...
自由詩
7
20-11-25
無花果の木に無花果の実がなる頃に
-
こたきひ ...
自由詩
13
20-11-22
夜がすぐそこにきたから
-
こたきひ ...
自由詩
4
20-11-21
理由はわからない
-
こたきひ ...
自由詩
5
20-11-21
1
2
3
4
5
6
7
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