謎に充ちている
こたきひろし

かたくなに抱かれる事は拒むのに

熟れた柿熟れない柿に枝垂れる

学童らのマスクの列も季節なく

ハイウェイ掛かる橋から身は投げぬ

かたくなにマスクをしない人がいて

性を買う行為の後の虚しさも

何悩む手首につけたかすり傷

馬鹿一人祭りの後の街歩く

未成年少年Aに憧れて

家出して少女は街に立ちんぼし

反抗と反逆したいそれが何



昂ぶればおんなもただのケモノだと

コンビニの外で溜まって自己顕示

コンビニの明かりに集まる蛾と同じ

悪い人良い人みんな同じ人

俳諧を詠んで徘徊知らぬ道

愚か者おのれ知らない愚かゆえ

特養の裏で介護士隠れ吸う

一斗缶中身は吸い殻まじ嫌だ

コンビニで避妊具買ってるおばさん

この世界いたる所に謎ひそむ



俳句 謎に充ちている Copyright こたきひろし 2020-11-29 08:27:26
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