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雨が近づくと
植物の匂いが強くなる
それはまるで
隠す気のない事後のようで
私は好きになれない
(きっと
罪悪感の裏返しね)

彼の車に乗って
高速を使い海へ向かう
やがて雨が降り ....
わたしは黒いプードル
年齢は10歳
人間で言えば60歳を過ぎた
おばあちゃんってとこかしら

わたしは今、ある事情から
ここ、下北沢のペットショップで
里親さんが来てくれるのを待って ....
変わらないものは何もなくて、
変わらないものがあるとしたら、
全ては変わるということだけだと思ってた。

けれど、今、この瞬間、
ここにいる自分だけは変わらない。

そ ....
二人で食べる朝御飯が
何故だか少し恥ずかしかった。

昨晩、互いの体温を感じながら
何もなかったかのように向き合って、
普通に朝御飯を食べている。

夜が来て、また朝が来て
その繰 ....
手が届かないと分かっているものには
本気になったりなんかしない。

同じ土俵に立ったりしない。
立とうとも思わない。

意地をはったり
悪態をついてしまうのは

さっきまでこの手 ....
0から1の距離は
1から1000より長い。

0を1に持っていくことが
どれほど大変か
今、痛いほど感じている。

0が1になった時、
時間が流れるように重なるように
続く世界が ....
その美しい風景に触れたい。
私はこの一瞬に触れたくて
今を生きている。

風に揺れ
光に透けるみどり。
漂うジャスミンの香り。

小鳥たちの囀りは
私のモーニングコール。
小道 ....
高層ビルから見る富士山。
富士山から見る高層ビル。

同じようで同じじゃない。
似て非なる感覚。

あなたから見た景色と
わたしから見た景色。

きっと同じようで同じじゃ ....
初恋って初めて人を好きになる、
人生でたった一度だけの恋だと思っていた。

でも、違うんだね。

恋の相手が変われば、
またその恋は初恋になる。

今まで好きだと思ってい ....
同じことを繰り返しながら
過ごす毎日でも
時間は流れている

信号が赤から青に
変わったときのように

たくさんの人が
立ち止まっては歩いている

どこへ向かって ....
あの日、
誰と何処で何をしていたか
みんな忘れてしまったとしても

もう会うこともない
ふたりになったとしても

いつか訪れる
終わりの日がきたとしても

…この ....
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初恋- chiharu自由詩3*16-1-19
銀杏散る- chiharu自由詩5*15-11-23
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