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なくしたことさえ忘れてた
時計が引き出しの奥で
止まらずにずっと動いていたんだ

なんで
なんで
止まって
しまって
いなかったんだろう

ずっと
ずっと
動いていたんだろう
 ....
水面から飛んでいったよ
白鳥一羽
連れはいなくて

さみしさを推進力に
二度ない羽ばたき
空に刻み

一、ニ、三の
呼びかけもなく
その日になったら
後悔もなく

そんな姿を ....
ああ、{ルビ全=まった}き一人
差し伸べる手も
星の息吹き
呼吸を
息を合わせ
手を合わせ
心合わせ
顔を合わせ
ふるわせ

夜の果て
片隅
今ここにある光の柱
{ルビ御光= ....
お空
お空を見る
透き通った青
僕の心
ほんとうにほしいもの
夜明け
澄み切った青
終わらない世
もらった命
大切なんだ
だってさ
こんなにも
愛おしいんだ
ほんとうに
ほ ....
話したいことがあったんだ
もう忘れちゃったけど
あげたいものがあったんだ
もう失くしちゃったけどさ

話したかったな
あげたかったな

なんでもない小高い丘で
落ちてく夕暮れに
見 ....
壊れた想い、思い思いつなげた朝の
優しい雨
あびていく今日は宝物
とりとめもなくつぶやく
音符のように雨音は{ルビ弾=ひ}く
穏やかな憂い
憂い、嬉しい、目を伏せて
ふりむく、落ちる、涙 ....
作業服着こなして
流れる汗はそのままに
始める業務はつまらない
なんて思うほどに笑えてくる
淡々とこなす作業
先の見えなさ膨大
やればやるほど増えてく、なぜ?
仕事をしてもしても終わらな ....
ほしかった果実や花
手にした人を見ては
ほしがって、苦しんで
理想郷は遠く、悪態をつく間もなく
暇もなく隙きもなく埋めた感情
苦しみは、声にできない叫び上げて
誰にも知られないよう焼けただ ....
カラス鳴く 泣く泣く帰る 家もなく
羽を閉じてさ 遠くを見るよ

謎めいた 君の思い出 まんなかに
缶詰開けて 転がるままに

取り返す 取り替えられて 訳もなく
何もなくても 一円玉に
死に場所を夢みていたのかもしれない
自分を残さないくらい燃やせる焼却地を

花びら、はがれれば、火花にきらめく
灰になれよ、青春
火傷の焼跡、はがれないくらい
焦土と化せよ
生焼けの夢、 ....
まぶしい日々が体を通り抜けて、さみしさに追いつけない。約束のブーケをつないでくれた命の舟に、壊れていく今日が降りそそいで。心の目が開いていって、お日様に目を合わせる。
とまらない花束の祝福がそえられ ....
これなにかなって?
笑いあう
くちびるふれあせて
あたりまえのように
名前を呼んで、呼ばれて

つながった心つながったままで

終わりなんだな
思うほどに
君を想うよ
崩れ落ちる ....
明滅する
星が
手を振って
さよなら
伝える

リィン
と鳴る
林檎

よおと
笑う
友人

この世の果てに
最果てはなく
地球は丸く
宇宙は円環

初めの一歩か ....
田中修子さんのトビラさんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
勿忘草- トビラ自由詩3*21-1-19
はなれなれて- トビラ自由詩3*21-1-17
孤独な夜を歌う- トビラ自由詩2*20-11-29
お空の言葉- トビラ自由詩3*20-11-28
君を願う- トビラ自由詩3*20-11-24
雨に歌う- トビラ自由詩3*20-11-23
労働傘下- トビラ自由詩1*20-11-21
太陽が地の果てから昇る- トビラ自由詩4*20-11-19
ホームレス、ハートレス- トビラ短歌2*20-11-15
ゆめうらら__(田中修子さんの詩『はなうらら』への返詩です)- トビラ自由詩2*20-11-13
天球- トビラ自由詩2*20-11-12
すときのあとい- トビラ自由詩3*20-11-11
恋昇り挿し詩3「一ノ世ユイトの独り言『ボイジャーへ寄せて』」- トビラ自由詩220-5-31

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