30歳のとき、業界紙の記者からクラシック、ジャズ
系の音楽事務所に転職した。クラシック音楽の特別な
知識があるわけでなく、応募しても見込みはないと
思っていが、意外にも採用され飛び上がるほど喜 ....
度重なる衛星の事故や不具合から自動運転への信頼が揺らぐ。応急処置として国は主要な幹線道路網にチップを埋め込んだが、大幅な上限速度の規制によって道路は常に渋滞していた。車の中はリビングになり、目的地 .... 小さなガラスに作りたての氷を放り込んで
冷凍庫で冷やしたジンをトロッと注いだ

窓から見える東京メトロポリタン
深夜の赤い光が
いろんなリズムで
行ったり来たり光っている

このジ ....
進歩などしていないけど、歩いてる

目指される人になることを目指さない

いい夢を見れますようにと夢みてる

親愛なる手紙へ手紙を綴ろうか
好きなピアノ協奏曲を4曲選んでみた。コンサートで
聴きたい曲と言っても良いかも知れない。順位は付け
られない。思い浮かんだものから挙げていく。


1 ブラームス 第1番

 以前は2番 ....
名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会、
メインプログラムのベルリオーズ「幻想交響曲」
は、必ず聴きたい(前半のメンデルスゾーンの
バイオリン協奏曲も楽しみだ)

もう数十年前、大学生の ....
ゆーくんが演技を終えて高得点を出して
馴染みのくまのプーさんのティッシュカバーにポンポンする姿カッコイイ。
昨日と同じゆーくんでほっとした。
陽はすぐに暮れる。
晴れた日には外へ駐車しないか。
デパートの屋上。
隣は同じ背丈の介護施設。
山は夕焼けに染まり、
、まるで絵のようだ。
眺めてみろよ。
もったいないじゃないか、今 ....
いちめんの漆黒の空に
銀色絵の具を 振りかけて
秋 星座 またたく 地上には すすきゆらす風

生きて味わった苦しみが
嘘でもあるかのように消えていき
一日を そこそこ懸命には ....
ぼんやり砂浜を眺める
ゆっくり砂浜を歩く

夏の潮騒は賑やかで元気いい
身も心も夏に染まって
「今」だからこそ輝ける

眩しい陽射しを浴びて暑くても
潮騒を聞けば涼しくなる感じ

 ....
何度観ても飽きない
バレエ団、プリマ・バレリーナ、演出
振付、舞台装置、衣装が違えば
また違った楽しみ方ができる
  
はじめて「白鳥の湖」を観たのは
大学生のときだった
ソビエト(ロシ ....
もし生まれ変わったら、
僕は何になりたいか?

答えは決まっている
オーケストラの指揮者だ!

苦労が多く、貧乏音楽家になるのは
目に見えている
けれども、いつかはすばらしい演奏をし
 ....
(オペラ全幕を観なくとも
この3分足らずの間奏曲を聴けば
一つの物語を創作できる)

哀愁に満ちたフルートの音色が
どこからか聞こえてくる
波乱万丈の生き様の中で
訪れた束の間の休息
 ....
樹間から
覗く秋晴れの青、
ふるふる震え
金木犀の香が舞う夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく

)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ
 ....
あと数時間後に優勝者が決まる
音楽コンクールの本戦
バイオリンとオーケストラの共演が
これからはじまる
 
最初にチャイコフスキー
次にブラームス
そしてシベリウスの協奏曲が
次々と演 ....
散々暴れまくった台風が過ぎ去って、
旧竹藪の跡地にあった交番のおまわりさんがいなくり、
ときを同じくキャンプに来ていた少女の一人が消えた。
後から自衛隊の隊員や消防の隊員たちが捜索にやって来 ....
新しい土地に新しいお花畑ができて、僕はその中のひとつに夢中になった。
Aeという淡い脆弱で美しい花だった。

新しい土地にはたくさんの花びらがやってきて、そのうち茂みの中からたくさんの雑草も ....
富山からの
産直クール便
白い箱いっぱいに
紅ズワイガニが二杯

ハサミをおとなしく組み
脚をきれいに畳んで
小さな目はうつろ
見事ね ほめて
夕方には食卓へ

甲羅から味噌を
 ....
いまから僕が歌う 
数分間のテノールのアリアで
必ずあなたを振り向かせる
そして、ソプラノの返し歌
あなたからのアリアをもらう

さっき出会ったばかり
それなのに僕はもうあなたに
心を ....
海は待っている。誰かを待っている。それは潮風に溶けた予感だ。海へと続く秋の小径に吸い込まれて行く時、私は知らず足早になっていく。透明な水に青いインクを落とした色の拡がりが、あの松の林を抜けた先にある。 .... 例えば、交響曲第4番「イタリア」
第1楽章のはじまり数小節で
僕はすぐにイタリアの真っ青な空
緑のそよ風が吹く草原へと飛ぶ

例えば、交響曲第3番「スコットランド」
非常にゆったりとした序 ....
永遠の女性の敵、恋人の父さえ
殺してしまう悪人
泣かした女をカタログにし
楽しみ、数を誇るドンファン

また誰かが彼の犠牲者になる
次は婚約者がいる乙女の心を
揺さぶり東屋に誘う
悪魔 ....
さて、今日は何を聴こう?

無味乾燥な僕の部屋を
豊穣な世界に変えたいなら
バッハの無伴奏チェロソナタが
良いかも知れない
音楽が進む度に
音による壮大な建築物が現れ
人類の偉大なる遺 ....
甘い声が誘う先には砂糖の山
群がる人々はもうアリンコで
僕もこれからあの中へ混じるのだと
考えるだけで鳥肌が立つ

明日の方角を指示していた円盤は
いつの間にか壊れて
今頼りになるのはこ ....
音楽史上、最も有名なエピソードの1つ
貴女ークララとロベルト・シューマンとの恋愛、結婚
そして夫亡き後のヨハネス・ブラームスとの謎の関係

数年前、僕は貴女が主人公の映画を観た
オープニング ....
もうかなり昔のこと
僕はあなたの住んでいた部屋
お墓を訪ねたことがある

そのとき、あなたのお墓の前で
僕はこう祈った
『クラシック音楽、あなたに関わるこの仕事を
僕の一生の仕事、天職と ....
汚れたままでいます
あの人がくれたキスがなくならないように
顔も洗わず、シャワーも浴びずに
太陽を浮かべてくれた貴方
演奏されたリクエスト曲は「明日への架け橋」
一緒に聴いた歌の意味も分らず ....
誰が亡くなった?
悲愴の旋律が流れている
まさか、あの人がー
死を予感しながら
運命と戦ってきたのに
諦めの果てなのか?

あの人の足跡の中に
僕の人生はどのように
関わってきたのか ....
第1楽章 夢と情熱

まだ本当の恋を知らない若者は
ときに言いようのない恐れ
不安にさいなまれる

恋人との出会いー
若者の夢と情熱が
恋人の旋律、動機を創り
その姿を次第にはっきり ....
オーケストラが好きなので、10月、11月は名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会に行くことを検討している。

10月のメインプログラムは、シューベルトの交響曲第9番「グレート」。題名のとおり、 ....
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