すべてのおすすめ
今、明日のしごとのプレッシャーからか、心が不安、安定していないので、ともかく日記を書いて、頭を整理して、次いで副産物として、心が安定すればいいと考えた。私は相当の臆病者なのである。そして、不安か ....
五年ほど前であろうか、私は銃を返納した。煩雑な更新手続きと、年に一度の警察の自宅検査。そして銃という凶器になり得る道具とその弾薬。それらの管理だけならまだしも、わずか三ヵ月の猟期と少ない獲物。それら ....
集合的無意識というと、どうしてもオカルティックな面やファンタジックな面だけに焦点が当てられて強調されやすい。でも、ここではむしろ種の保存という観点から、人間の持つ無意識というものを考えてみたいと思う ....
詩人の持っている悲しみに圧倒される、ということが時々あります。そのことに慣れていない人は、それを怒りだと思い間違ってしまうことがある。彼らの魂が抱えているやるせなさを目にすることを。
人の持って ....
普段はたぶん、その違いをあまり気にかけることなく、私たちは物事に対して「意味がある」とか「意味が分からない」という言葉を使うのだろうと思います。「意味」というものは、もちろん物事がどんな事柄を表して ....
奇妙な縁があって、X JAPANやミレーヌ・ファルメール、マリリン・マンソンらの音楽を聴きなおしてみています。そして思うのは、彼らの創作する作品というものは、今ではすでに過去の再構築だけを目指してい ....
このごろ考えていることに、「概念とはグラデーション的な実在ではないのか」というテーマがあります。世の中を科学によって見る物の見方は、遠く過去にはギリシア文明の時代、いいえ、それよりもずっと遠い過去か ....
病院のなかでの自分の定位置というものを決めることは難しい。けれども面白い。制約のなかで何かが生まれる。制約がないのであれば、作ればいい。自由がないのであれば、それを作ればいいのと同じように。制約がな ....
心の外側で謝ったり笑ったりするとき、自分を消費している感じがしてよかった。精神の空洞に合わせて身体を削って、サイズを合わせようとしていた。自分の欠けているところがはっきりと見えていて、でもなんと言 ....
「あなた自身、自分では気づいていない暴力性を持っている」
ある占い師に言われたその言葉が、
私を救っている。
「自分が他人にどう思われているかについて不安になり、
他人との交流や人前で ....
まだ里に雪は降りていないが、初冬である。晩秋にかけて、割と寒くはなく、むしろ暖かいと感じた。
あたりはすっかり寂れた風景となっていて、収穫の予定のない近所の畑の渋柿だけが鮮やかな色を呈している。 ....
政権交代を夢見ていたけど、現実化はしなかった。与党の消極的、支持層の意識や無党派層の意識を変える為に何が必要なのだろう。この地獄化した世の中が継続した方が良いのか、本当に分からない。変わることがそん ....
【性的・暴力的な表現があります。ご理解の上、ご閲覧をお願いいたします】
わたしは、生を受けたということがおかしいのです。
母の名前は蝶、きらきら光る目をした人でした。
わたしはあか ....
九月十九日、登山道除草九日目。先月中旬から土日を狙い、作業は遅々ではあるが進んでいた。
未だ暗い早朝、ヘッドランプを点けて準備をする。ときおり、行楽に向かうのか県境トンネルの中を疾走する車たちを ....
ヒグラシが鳴きはじめ、アブラゼミからミンミンゼミと蝉の声は種類を増し、最終的にはミンミンゼミが最後となる。里では秋に鳴くツクツクホウシなどがあるが、こちらではあまり聞かない。また、これから八月の声を ....
《例えば、私の同性愛について》
なんで男性として生まれたんだろ
男性が好きなら、女性でも良かったのに
女性なら、男性にとって魅力的でしょう
好かれたい、彼の ....
数日前の日曜日、めずらしく一日中掃除をした。夏の初めと晩秋に行われる保健所の巡回のための掃除である。年に二回、保健所職員と食品衛生指導員が各営業施設を見て回る。基本的になぁなぁな巡回でしかないのだが ....
自分は天皇に関しては中立的でありたい。
がそんな自分でも、
昨日の加藤官房長官の吐きやがったコメントには
ほんまに閉口した。
宮内庁長官はオリンピック開催に対しての陛下の憂い事 ....
毎年、三月末になると拙宅の「書斎開き」をします。
南窓のある二階の書斎は、陽当たりが良くて、冬場は観葉
植物や、屋外では越冬できない植木鉢(ハイビスカスなど)
の越冬地となります。二畳半ほど ....
五月二十六日、伐採した木が跳ね、左腿を痛打した。骨折は免れたがひどい打撲に悩まされ、丸四日休んだ。その後復帰したが、膝は痛くて曲がらず、その不具合な足で、やらなければならない登山道作業や林業作業をこ ....
ひどいもので、昨晩午後七時過ぎに眠くなり、そのまま朝の三時頃まで眠ってしまった。読みかけの本はわずか一ページしか読まないうちに眠りの世界へと入っていったのである。当然、朝は早くなる。尿意で目覚め、時 ....
ふと、かわいそうでかわいそうで仕方ない時がある。誰がとかではなく、何がとかではなく、ふと、何となく漠然とそうなるのだ。小学生の時、担任だった教師がかわいそうという言葉は無責任だと言っていた。ぼくは中学 ....
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生きていることを楽しもうと、生きてみる。
すると呼吸がよそ行きの顔をする。夕飯が腸のなかで踊りをおどる。心臓がメトロノームになる。
段々、生きているだけで満たされていく自分が浮き彫りにな ....
すべては過ぎていきます。
書こうかと何度が筆をとり、書けぬままにそれをおき、また筆を手にして動けなくなる。そんな日々でありました。もう何を書いていいのやら、だいぶ前から色んなことが煮詰まっている ....
森がありました。
そこでは陽もたいそう愉快そうでした。
何処からか陽気な小人が三人やって来て、素敵な小屋を建てました。そこで三人一緒に暮らし始めたのです。
ある嵐の日のことです。森に雷が ....
雉が鳴いている。
雉にとって鳴くことと同じくらい当然のことを、ぼくは、今日しただろうか。
タイヤ交換をした。何人かに電話を掛けた。ラティスフェンスを組み立てた。詩も書いた。
雉の鳴き声は、あまり ....
物事が自分の外側で起こっている。いつもだ。
春が来て行ってしまう、しかしそれも私の外側にある。
インターネットもセックスも季節もナッツ・ケーキもだ。
半月前に流産していることがわかった。これ ....
春は嫌いな季節。だって、年上が年下をマウントしにいく季節だから。
大学生になったら、社会人になったら、10代のうちにやっておけばよかったこと、云々。を語り出す人がいる。私はそいつらが大嫌いだ。大体は ....
昨日。朝からの雨と風で、もしかしたら最後の勤務は営業休止になるのかもしれない。と、スキー場勤務最終日を期待したが、営業休止の連絡の電話は鳴らず、今シーズン最後の道の駅で時間をつぶすことにした。三月に ....
あの日、ぼくは死期の近い人のそばにいた。基督教系のホスピスへ出入りし、ただその人の横に座っていた。モルヒネのせいで朦朧としたその人にとっての今は、50年前の初夏の昼下がりだった。そして、ホスピスは何十 ....
ひだかたけしさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
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タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日記_2022.01.10(月)_祝日_夕べ
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田中恭平
散文(批評 ...
3
22-1-10
私は猟人だった
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山人
散文(批評 ...
5*
22-1-6
集合的無意識の真の意義
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朧月夜
散文(批評 ...
2*
21-12-30
詩人、あるいは人の持っている悲しみについて
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朧月夜
散文(批評 ...
5*
21-12-30
「意味」と「意味感」
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朧月夜
散文(批評 ...
3*
21-12-30
ポピュラー・ミュージックは文学たり得るのか?
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朧月夜
散文(批評 ...
4*
21-12-5
概念とはグラデーション的な実在ではないのか?
-
朧月夜
散文(批評 ...
3*
21-12-5
精神病院でのある一日
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朧月夜
散文(批評 ...
4*
21-12-5
20211201
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はるな
散文(批評 ...
4
21-12-2
対人恐怖と優しさ
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TwoRivers
散文(批評 ...
6*
21-11-21
初冬の朝
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山人
散文(批評 ...
4*
21-11-21
選挙考察
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ジム・プ ...
散文(批評 ...
3*
21-11-13
三途川
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田中修子
散文(批評 ...
11
21-10-14
雲海
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山人
散文(批評 ...
4*
21-9-27
夏はもう秋
-
山人
散文(批評 ...
6*
21-7-20
例えば、私の同性愛について
-
令和9年
散文(批評 ...
3
21-7-18
掃除
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山人
散文(批評 ...
4*
21-7-8
「拝察」について
-
ナンモナ ...
散文(批評 ...
2*
21-6-25
147号編集後記
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たま
散文(批評 ...
4
21-6-21
緑は濃く
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山人
散文(批評 ...
5*
21-6-20
早朝の散歩から
-
山人
散文(批評 ...
3*
21-5-18
メモ(たわいもないこと)
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道草次郎
散文(批評 ...
4
21-4-24
4.23メモ
-
道草次郎
散文(批評 ...
8*
21-4-23
すべては
-
道草次郎
散文(批評 ...
5
21-4-21
メルヒェン
-
道草次郎
散文(批評 ...
4
21-4-15
雉の声
-
道草次郎
散文(批評 ...
5*
21-4-12
メモ
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はるな
散文(批評 ...
7
21-4-1
とりあえず息だけはしておけ
-
月夜乃海 ...
散文(批評 ...
2
21-3-18
今日からは道の駅には寄らない
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山人
散文(批評 ...
7*
21-3-15
夕焼けの記憶
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道草次郎
散文(批評 ...
5*
21-3-11
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