すべてのおすすめ
我々に出来ることは待つこと以外にあるだろうか。
我々に出来ることは歩くこと以外にあるだろうか。
我々に出来ることは生きること以外にあるだろうか。
※
読む事の中に立ち込める不安の霧に透 ....
かつて健康だった時、責任も余り無かった時、自分の中のどろどろした感情を殆ど感じずに済んでいられた時、ぼくはよくピクニックへ出掛けたものだ。天気が良く、気持ちのいい風が踵を掠めるような土曜の朝などはとく ....
体をつくる一個一個の原子はつねに入れ替わっているらしい。
一ヶ月経つと人間はまったく別の原子からできた別の人間になるんだというから驚きだ。
だから、「お変わりないですか?ええ。あなたもお変わり ....
必要なのは、ひろい思考とおもう。
ひろびろとあかるくつめたく心地の良い部屋。
しかもいつどこにいてもそこに行くことのできる。
わたしはふだん灰色の部屋にいますが、
そしてその部屋にはドアー ....
数日まえ発達障害の当事者会に参加してきた。コロナの折り、方々尋ねてやった掘り当てた直近で参加できそうな集まりだった。遠方ではあったが行って来た。
参加者は10人程度。半分は当事者の家族で、当事者 ....
昨年、父が庭に植えたハナモモの樹(桜の時期に前後して紅白のにぎやかな花を咲かせる)がはからずも倒木の憂き目に遭った。特別、大風が吹いたわけでもないが、黒々としたその幹は人知れず根元からボキリと折れてし ....
『エデン〈小噺〉』~認識主義的宇宙の蛇~
じつは宇宙の広さは認識により変化してきた、これはちょっとした秘密。
太初。アダムとイブ、この二人が歩き回れる範囲が宇宙の全てだった。 ....
ああつらいと叫ぶ。そうすると、どうした!と駆けつける。一回や二回なら駆けつける。それがずうっとつづくとする。その場合、駆けつけないこともある。叫んだ人間はその事で相手をなじるかも知れない。そしてなじら ....
とある公共放送の番組で二本のドキュメンタリーをみた。ひとつは海外で創作活躍をしている画家ともう一つは日本で人気のあるバンドメンバーの音楽家だ。そのどちらも若いクリエイティブな創作家であることには違 ....
蜜の朝
蜜の朝、それは春で、くまたちは起きて蜜を舐めます。
弱いのも、おおきいのも、老いたのも、みんなです。
くまたちは優しくて、眠りすぎたくまにも、ちゃんと声をかけます。
けれども、青の家の ....
「あのー。」
23時過ぎ、私はいつも通りに既に寝る体勢に入っていた。
「あのー?」
男性とも女性とも言えない不思議な声が聞こえてきた。身体を起こすとそこには不思議な何かが掛け布団の上で毛づくろい ....
<批評対象作品>
詩の日めくり 二〇一四年十三月一日─二十九日
スマホを見ながら歩いていると電柱にぶつかり、額にこぶができた。
雪道を歩いていると足を滑らせ、尻もちをついた。
....
書く為の、メソッドと云うか、ゲームを考案する(し続ける)。最終的に一つのテクストが導かれるゲームだ。「ゲームの結果=テクスト」よりも、その作戦に作品性がある、そんな試みを。
読む者は戸惑うかもし ....
赤信号で停止していると、ふと路肩の花壇に咲いているアリッサムに目がとまった。
アリッサムという花は、冬季にも寄せ植えなどで楽しまれる花で、その時見えたのは白色のと白とピンクとが混同している、二種 ....
ちょっと焦げたピーナッツバターが乗ったトーストとカフェオレの為ならなんだって出来る、とマリはいつもふんぞり返って話してた。「あたしにとって人生で大事なものはそれだけなのよ」って。実際、一日に二回(朝 ....
・あの日
母が壊れてしまったのは、今から15年ほど前の冬の出来事だった。
当時高校二年生だった私は、北海道での修学旅行から帰宅し、うかれた気分で玄関の扉を開いた。
父は海外出張中 ....
たくさんの目ざましい詩があり、たくさんの素晴らしい詩人もいて、たくさんドンドン凄いものが次から次へと…。
ぼくは、本当言うとすこしヤダなぁと思います。何故なら、自分がみっともなくみえるからです。 ....
「人の顔がのっぺらぼうなんです。それに気づいたのは3日前か、1週間前か、いやそんなことはどうでも良いんです。だから、人の顔が何も無いんです。まず、顔が無いと気づいたのは友人Sと会ったときのことです。い ....
世の中は日々変化します。
私が長年愛用してきたガラケー(ガラパゴス化したケイタイ電話)も、
あと二年ほどで使えなくなるそうです。それで、「早く買い換えてくだ
さい」という催促が、ケイタイ会社 ....
今日19号線を松本市へ向かい走っていたら、途中三匹のタヌキの死骸と出くわした。そのうち一匹は道路の真ん中でひどい死に方をしていた。自分の身の丈の三倍はあろうかという腸を、はげしく飛び出させていたのだ ....
自分は、昔からサイエンス・フィクションを愛してやまない人間であった。昨日、ある詩人の方が投稿された詩を読んでいて、忘れかけていたそんな思いが胸のうちに甦ってきた。
自分はかつて夢を見ていた。SF ....
書かないでおこうと思うことはむろん書けばいいし、書こうと思うことの大抵はただ、書いてみればいい。信濃路の秋を作り付けのファンタジーに貶めることなく、どうやったらそこに厚みある輪郭と衒うことのない調べ ....
「お客様は残り3時間で亡くなります。その辺よろしくお願いします。」
某所、M区にあるフレンチレストラン。僕は彼女の光希(ミツキ)と来ている。
「いや、どういうことだよ。」
俺は思わず怒鳴り声をあ ....
今日は主に庭の雑事、それから農地の草刈りをした。
北信五岳は早くも雪をまとい始めている。秋風の透明さよりもその厳しさの方が身に染みるようになって来た。今のうちにしなければならない事は、早 ....
詩を書く時、自分の場合どんなふうかを少し書こうと思います。時々、こういう変な気まぐれをおこします。
まず
銀河、という言葉がすきだから銀河ということばをよく詩につかいます。
魚とか青色と ....
2020-10-26 一〇月二十五日、三時に起床しそのまま厨房に入った。単独行者の朝食が五時だったので、余裕を持って作業するためには早起きをする必要があった。とは言っても、グリルで魚を焼き、厚焼き玉 ....
「いくつかメモ」
誤解を恐れず端的に言うとバランスが欲しい。換言すれば、あれもこれも欲しい。低い水位で流れるのでいい。こういうことを言うのはバランスを欠く要素だからと、すぐに排除することに飛びつ ....
五セットもあった作業用手袋を失くした。
引越しの際、いずこかへさよならしたと思われる。実技講習で使わなければならないのに、なんてこったである。百均に買いに行かなければ。なんだか、こんなことばかり ....
本を見ていたら、ふと夕焼けの気配が気になった。勝手口から外に身を圧し出してみる。すると、その音に驚いた鳶が畑の近くの草地から、ぶわっと飛び立つ。
気象現象については詳しくないが、台風が日本 ....
ぼくは昔から人よりいくらか理解力が劣っている所がある。
これは確かなことで、1回言われてもすぐに分からないのは勿論で、3回ぐらい言われても分からないことが結構ある。
例えば仕事においては他 ....
ひだかたけしさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(211)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
3.3.メモ
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道草次郎
散文(批評 ...
3*
21-3-3
ピクニックへの餞
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道草次郎
散文(批評 ...
3*
21-3-2
ペンギンの赤ちゃんのふわふわなお尻
-
道草次郎
散文(批評 ...
3*
21-2-20
メモ
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はるな
散文(批評 ...
5
21-2-17
反射窓の印象
-
道草次郎
散文(批評 ...
4*
21-2-16
映画『赤ひげ』と父の思い出
-
道草次郎
散文(批評 ...
3*
21-2-6
エデン〈小噺〉、他
-
道草次郎
散文(批評 ...
2*
21-2-3
善行についての疑問
-
道草次郎
散文(批評 ...
4
21-1-30
破壊と構築について
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アラガイ ...
散文(批評 ...
7+*
21-1-14
くま
-
はるな
散文(批評 ...
1
21-1-9
世界からもしも3つ消えたなら(短編小説)
-
月夜乃海 ...
散文(批評 ...
1*
21-1-9
越境推薦_<詩の日めくりに寄せて>
-
津煙保存
散文(批評 ...
2*
21-1-9
Memo._Dec._29th._2020
-
墨晶
散文(批評 ...
2*
20-12-29
雪の予感
-
道草次郎
散文(批評 ...
3
20-12-12
ピーナッツバタートースト
-
ホロウ・ ...
散文(批評 ...
4*
20-12-11
母が壊れてしまったあの日から
-
健
散文(批評 ...
12*
20-12-11
最近どうも
-
道草次郎
散文(批評 ...
4
20-12-10
S氏の記録(短編小説)
-
月夜乃海 ...
散文(批評 ...
2*
20-12-9
146号編集後記
-
たま
散文(批評 ...
6*
20-12-1
イマジネーション
-
道草次郎
散文(批評 ...
3
20-11-15
苔生した遺跡群の中の「SF(サイエンス・フィクション)」
-
道草次郎
散文(批評 ...
5*
20-11-11
燃える秋へ捧げるもの
-
道草次郎
散文(批評 ...
4*
20-11-8
あと3時間で死にますので、その辺よろしくお願いします。(短編 ...
-
月夜乃海 ...
散文(批評 ...
4*
20-11-6
10月31日雑記
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道草次郎
散文(批評 ...
4*
20-10-31
詩を書くこと
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道草次郎
散文(批評 ...
9*
20-10-28
紅葉狩り
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山人
散文(批評 ...
7*
20-10-26
散文三つばかり
-
道草次郎
散文(批評 ...
4*
20-10-25
つまらない雑文
-
道草次郎
散文(批評 ...
1*
20-10-16
残照の中のつまらない対話
-
道草次郎
散文(批評 ...
3*
20-10-10
取り立てて書く事でもないこと
-
道草次郎
散文(批評 ...
3
20-10-10
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