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うらうらと 霞む里和に 薄墨の 花にまつわる 鳥のさえずり


うららかに 山は霞みて 山桜 花散る里の 麦まだ青し
うす赤く 少し伸びたる バラの芽に
ちいさく光る 霧雨の粒
梅雨そらに 家を背負って 角だして のどかに進む カタツムリ見ぬ 濃く薄く 風にくるりと オリーブの 鳴子のごとく 光る雨粒 子等眠るさとわの森にほの白い卯の花かおりホトトギス鳴く 故郷(ふるさと)の人無き駅にたたずめば霊(たま)あるごとく花の舞い散る
レタスさんの星野つばきさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一本桜- 星野つば ...短歌324-3-28
初春バラ- 星野つば ...短歌424-3-1
カタツムリ- 星野つば ...短歌115-6-27
オーリーブの若葉- 星野つば ...短歌315-6-19
初夏になりました- 星野つば ...短歌515-5-23
限界集落- 星野つば ...短歌715-4-8

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