すべてのおすすめ
ふた桁のぬいぐるみたちを所有するわたしの棺はにぎやかだろう


活けるなら白だと思い一輪のスプレー咲きのあなたを買った


歳時記の風を訪ねて父に聞く「あなたの骨はいまどこですか」

 ....
つらいときつらい顔しちゃいけないね
  大人になればできるはずだね


現在地 三角すいの ていめん上
  おとな以上になりたい子ども


唯一の大好きなひと今もなお
  お元気です ....
THEをつけてBeatles呼ぶ空気なら悲しいじゃなく眠たいと言う 羽根を持ち生まれたキリンは群れを出て星座のそばで短く眠る 子供たち風と戯れ駆け回る広すぎる庭自然いっぱい

川底に沈んだゴミを掃除する深呼吸したくならない臭い

秋風に紅葉の色含まれる平凡な日々色が濃くなる

休日は家族連れ多い公園内家族一つにな ....
{引用=〈2013.11.12 北海道「青い池」に初雪〉}
十一月十二日でした二年前あなたに雪が告白したのは


過ぎてから纏めて破く日捲りの今日はあしたを焼べたいほどの


シクラメン ....
ポン柑の味の香りの優しさはいつか会いたい母に重なる 手作りのミネストローネと讃美歌でいつもの通り飾り気なしで


蹴り足の微妙な狂い 引き裂かれ頭上のベルに歪んだ視界


ありふれた電飾に沈む客船に無理して笑う音楽と月


赤 ....
いちょう葉が片羽みたいに見えるからキミの背中が少しかたむく

空白は空白のままここにいて時折くうの音きかせてくれる

木枯らしにフードかぶればおおわれて冬ごもりする巣穴みたいだ

永遠に失 ....
日曜にしたいことをしたいようにあたかもしたくないようにする


「としとればSNSのひらべったい宇宙にふれていんだね先生」


なんとなくきみの人生がバラ色でバス停からみたパステルカラー
 ....
ゆっくりとでも足早に夏は去る陽射しが弱くなるのがわかる

永遠に今が創り出されるように幸せが咲く心の畑

朝早く毎日同じ場所で逢う野良猫の視線人懐っこい

透明な水の流れが心洗う濁っていな ....
神さまが十三月もくれるなら羽毛のようなとお願いしたい 宇宙を旅する夢が広がって目が覚めた時ふわふわ感残る

漬物の専門店で試食する全ての種類買いたくなった

夕暮れは人のネガティブ吸収する今日の出来事覗き見ている

真夏には麦わら帽子よく似合 ....
飛ぶ鳥のあれは渡りか夕近し家でシチューが待つ子待たぬ子  
結婚し三十七年過ぎゆきていまだ夫婦と此処に立つなり

五時九分灯ともしごろの交差点夕暮れて十二月塑日
永遠が一億を超えた島を見て 賄えない と嘆く神さま


まなざしを空へと教え導いてそのまま飛んでいってしまった


つぶやきにうなずくきみをみあげると秋の日差しのなかの黄葉


 ....
チャリティの結婚願望だね、どれも外したいとき外せる鎖


皮膚のした脈打つきみの平熱のただ、なだらかな痛みをたどる


水彩画ここで過ごした季節たち カルピスのうすい夢みたいだ ....
暗闇に明滅してるテレビジョン孤独な夜のためのスタンス

ぽつねんと机の上のエンベロープ誰に届けるあてもないのに

冷蔵庫の独り言を聞きながらひとり眠れずにいる真夜中

恋しいと淋しいはきっ ....
誰にでも宇宙は手を差し伸べる愛と光がシャワーになって

星々に手に届きそうな深い夜世界平和を流星に願う

歩くほど人生の道枝分かれ思いのままに生きれば楽しい

過去はなく未来もなくて今があ ....
 夫婦そろって 

春夏と秋となりても妻とわれ友と連れ立ちドライブにゆく

空くもり立冬となり堅田にて紅葉の里にさあゆかむ

信仰と希望と愛は何処でも吾等の規律守りてゆかな

新しき楽 ....
CTに必ず映る地縛霊あした天気になりますように ノーギャラで出演迫る孤独すら知らない愚者の視線を察知


最初から不幸せにも幸せにもできない誰かに費やす心


触れてみない観察しない確かめない強制終了 血走る目付き


古 ....
元気くれる向日葵畑は眩しくて短い夏を思い切り生きる

国道を少し進めば田舎町田舎はゆっくり時が流れる

どんな時もその瞬間を楽しもう生きていること実感出来る

黄昏のオレンジ色に浸る街深い ....
木曽路より伊那に

湖の大津市を出て今日一日景色を眺めかく歌にせむ

クリスチャン五十年瞬く間過ぎ神信じても人は儚し

車乗る四人はみんな信仰にいそしむ人にありにけるかも

話し合う ....
悲しみの透明なあり方よりも楽しみの存在の軽さに


たちまちにうっかりうかれ浮遊するさみしさをのむホットチョコレート


そこからはおはようさまにこんにちはさよならにさよならする憎しみ ....
離れてることを忘れ夢中になるそれぞれの布団のなかでのスマホ


ヤジ飛ばす安酒の唾ふりかかりファウルボールで逆襲したい


運命をしょぼい偶然と言い換える趣味の出会いの私の流儀
 ....
わたしにふれてと誘う水銀のふれればおかされてゆく毒

水の系譜もとをたどってゆく指先で、彗星ながれる

熱の朝水銀のメモリゆっくりと伸びてゆく儀式、生殖

だれとも手をつながないでどこへゆ ....
連絡の無い夜ほどカラッとして 缶ビール二本で潤してみる


空き缶を握りつぶして三畳間 ささくれ立った鯣と心


コンビニに並ぶおにぎり達までも 彼の名前に見えてしまって


買い足 ....
触れられず見られず聞けず無味無臭 本当にいるの本当にいるの

 
君の部屋 可愛いお部屋 狭い部屋 暗い小部屋に二人と一つ


直感で、本能で交わす愛情に 文法なんて関係なくて


 ....
 或る日

椅子座り笑顔浮かぶる妻の顔かわゆらしとひとえに思う

伝道にいでゆく妻に声かけて頑張ってねと妻うなづきてゆく

昨夜には二人してとも二杯のカクテルをあけ気持ちよかり

賛美 ....
レタスさんの短歌おすすめリスト(123)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「骨」_2015.12.30- もっぷ短歌315-12-30
SOS- 佐和短歌115-12-29
THEをつけてBeatles呼ぶ空気なら悲しいじゃなく眠たい ...- 北大路京 ...短歌415-12-29
羽根を持ち生まれたキリンは群れを出て星座のそばで短く眠る- 北大路京 ...短歌615-12-29
子供たち- 夏川ゆう短歌215-12-22
池のほとりに柊の頃_「平成景四首」_2015.12.18~2 ...- もっぷ短歌3*15-12-18
大好きな_*- もっぷ短歌315-12-18
色のない街- 深水遊脚短歌4*15-12-17
冬のあけくれ- そらの珊 ...短歌1215-12-17
ときどきすこしクリスタル- さわ田マ ...短歌415-12-16
視線- 夏川ゆう短歌315-12-15
お願い_*- もっぷ短歌315-12-14
宇宙- 夏川ゆう短歌215-12-9
飛ぶ鳥の_*- もっぷ短歌3*15-12-5
_結婚- 生田 稔短歌315-12-1
「わたしのために」- もっぷ短歌3*15-11-30
遠い水音- しろいろ短歌3*15-11-22
眠れない夜のミュルミュル- 未有花短歌8*15-11-17
過去- 夏川ゆう短歌115-11-10
_夫婦そろって- 生田 稔短歌115-11-9
CTに必ず映る地縛霊あした天気になりますように- 北大路京 ...短歌315-11-7
落ち着いて深呼吸でも- 深水遊脚短歌5*15-11-6
元気- 夏川ゆう短歌115-11-3
__木曽路より伊那に- 生田 稔短歌415-11-3
悲しみの透明なあり方 - 阿ト理恵短歌12*15-11-2
紅葉を散らす雨- 深水遊脚短歌4*15-10-31
第12族元素より- そらの珊 ...短歌12*15-10-22
まいかい- 帰る短歌115-10-18
あいかい- 帰る短歌115-10-18
_或る日- 生田 稔短歌515-10-16

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