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あのときの瞳と見てる鐘の音


あざやかな後悔の色 好きだった


きみの飛ばした靴に落ちていく空


知らない本の中に知らない夏がある
窓の形で幸せを切り取った


眩しくて静かな庭に眠る雨


人格が曖昧なまま見送った


空が完璧じゃないこと知っている
目が覚めるまで牛を数える

あなたではない夕焼けの犬

果物たちの輝きの果て

最終回の最後に回る

考えているふりをする脳

あっけなく開くフタの静けさ

物語が終わって ....
私があなたに話しているのを、そこから見ているあなたがいて、
私が私自身に話しているのを、どこかで見ている言葉がいた。

あなたに向けたつもりの言葉も、結局は自分自身に向けられていたのかもしれない ....
段落に無数の恋が落ちている


ぬるま湯に解答用紙が浮かんでる


悲しみの雨に塗り絵が濡れている


日常を綺麗と思う 思っている
その灯りが灯ることの全てがわたしの全てで、公園に腰かけたり、元気そうな集団を避けて歩いたり、目と耳と鼻と口と手と生き物と複数の壁、この部屋での暮らしが綺麗な明るさになれない。

マンションの知らな ....
おだやかな田をたおやかに耕した


綿菓子でまやかしみたいに甘やかし


降っている小雨に触れた傘を振る


生き残ったわたしが星を燃やしてる


優しい場所にひとり取り残され ....
何食わぬ顔で何かを食っていた


葉が落ちる 羽化して浮かんでいく 光


消えていく 生きていく記憶を描いて


小説を超絶饒舌に語る
最初から降っているのでいつか止むときまで誰も知らない雨だ。



あたたかい涙も時には流れるということぐらいしか知らないよ。



きみといた星が何色だったかを 昼の日差しに思い出 ....
青色を静かに想う水蒸気


{ルビ静寂=しじま}のなかでしじみ見る しみじみと


「ふ」と「心」 少し似てるとふと思う


幸せな思い出たちと今日の雨
解説されるのを待っている機材


機嫌良さげに青色は空を舞う


穏やかな電気信号に触れている


窓の内側で眠っているボール
文章が文章に文章と文章で文章を文章する


鳴かぬなら鳴かぬなら鳴かぬなら鳴かぬなら鳴かぬなら鳴かぬなら鳴


繰り返す繰り返し繰り返す繰り返す繰り返し繰り返した


存在しない存在 ....
青色の携帯電話で撮った空


風のように心がまだ動いてる


雲のあいだを歩いてる人と犬


立ち止まっては朗らかに青く澄む
虚無感と実感混ざって複素感


歩くという行為がわたしの家だった


良い酔いの宵、いよいよよ よよいのよい。


時計みたいなメトロノームだけ鳴っている
本のなか文字のひろがる風景で存在しない曲を弾く人。



きみの黒い髪が宇宙みたいだった 青い景色に浮かんで見えた。



火のように月日はもえて土になり金いろの木に水をやってる。
 ....
ベランダの風が本体の人だった


あの時代自体が次第に時代劇


甘いお菓子は
甘い記憶になった


過去と陸続きの海が鳴っている


評論がひょろーんと長く伸びていく
立ち止まり止まらない川を見ていた


太陽のおかげで日蔭ができている


風が吹きクジラのように動く影


自転車と同じ速度の夏が来る
心地いい五線譜の上 止まる時間


あの時には桜は咲いていたのかな


誰かが眠ったこと考えている
人の瞳にだけ映っていた幻


からっぽが呼吸している無風の箱


各々のどうしようもなく遠い個々


花畑みたいな色の花が咲く
きみがぼくに付けたぼくより大きい傷



夕焼けの有限の星で眠った



隙間から、ひかりが声を発してる



月の宛先は腕の先 つめを切る
存在しないものばかり浮かぶ窓


新作の昔話を書き上げる


すいめんに水だった雲ゆれている


飲食禁止の貼り紙食べるヤギ
吐く息や言葉で景色がくもっていく



あなたの知らない朝にあなたを知る



喫茶店 メロンソーダ色の記憶
登場人物が小説を読んでいる 読者も同時に読書している



深夜のことクライマックスって呼ぼうかな(なぜなら暗さがマックスなので)



風呂あがりに飲む水道水くらいうめえミネ ....
悲しみを抽象的にした言葉



ノリノリで私は駄菓子を食べている



本来の未来が見本でやって来た



句点の先にある空を見つめてる。
えええぇー!! ここで会ったが100年目ー!?


UFOに乗って夕焼け眺めてる


銀河系よりすこしだけ強い人


あの店の美味しいパンを食べたい!!!!
川柳のように短い糸だった


文末の句点がもってる円周率。


文章の外へ脱字は逃げてった


匿名であなたと話す夜のまち
一度しか鳴ることのない音楽を一度だけの私達が聴いた。



正しさなんて知らないからそよ風みたいになんにも言えない帰り。



とうめいなストローをとおっていった 好きって遠目には ....
文字を操り操られ 繰りかえす



虚無感と空虚な虚空と感無量



本当に何も分からん時もある



熱い展開になってきた焼き肉



明日は明日の 火星は火星の風が ....
夕陽に照らされて打ったツイートだって、いつの日か思い出すんだ



完璧にはほんの少しだけ届かない、完壁という、壁があります。



何年も前に好きだった人が脳内で妖精になりつつあ ....
冬の終わりに桜が咲くように、ぼくの終わりにもきっと何かがはじまる。
それを見れないことは少し寂しいけれど、未来を見れないから持てた希望や、綺麗と思った世界や、笑えた日があった。
冬が終わって春 ....
りゅうさんさんの水宮うみさんおすすめリスト(156)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
教科書の中であなたは春だった- 水宮うみ川柳5*21-7-21
愛の味_曖昧にまた頷いて- 水宮うみ川柳3*21-7-17
フタの開く音あっけなかった- 水宮うみ川柳2*21-7-14
言葉の寝息- 水宮うみ自由詩11*21-7-11
流るる- 水宮うみ川柳3*21-7-5
その灯りが灯ることの全て- 水宮うみ自由詩14*21-7-3
雨に触る- 水宮うみ川柳3*21-7-2
羽はない- 水宮うみ川柳6*21-7-1
句点のような月- 水宮うみ短歌3*21-6-19
しじみのなかの静寂- 水宮うみ川柳1*21-6-11
眠る天気- 水宮うみ川柳1*21-6-5
文字列に並ぶ- 水宮うみ短歌2*21-6-1
青く流れる- 水宮うみ川柳3*21-5-29
足した日々のこと- 水宮うみ川柳2*21-5-22
雲のような存在- 水宮うみ短歌6*21-5-17
うんとほんとう- 水宮うみ川柳2*21-5-16
轟々と煌々と動く- 水宮うみ川柳2*21-5-14
ときどきとまる- 水宮うみ川柳4*21-4-23
見たい- 水宮うみ川柳7*21-4-20
つめあと- 水宮うみ川柳2*21-4-17
昔話- 水宮うみ川柳2*21-4-14
何も言わない空が眩しい- 水宮うみ川柳3*21-4-5
クライマックス- 水宮うみ短歌5*21-3-31
点る- 水宮うみ川柳2*21-3-26
ここで会った- 水宮うみ川柳2*21-3-20
川柳のような- 水宮うみ川柳3*21-3-20
口ずさむ- 水宮うみ短歌2*21-3-18
操りかえす- 水宮うみ川柳2*21-3-12
点いた明かり- 水宮うみ短歌2*21-3-10
冬の末- 水宮うみ自由詩5*21-3-9

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