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そういえば君が残した落書きの・が彼方を見ている 今日も 崩れ落ちる十字架を見ていた ソメイヨシノは白、まぶしすぎるよ 



きみは強いふりをしている 風に電車に微かに揺れている窓
お互いにパニック映画のモブとして逃げてゆく方向が違った 太陽系の爆破予告を君がする イルカの暴力性に泣きつつ



春はけだもの あなたは武器を抱きしめる いつだって晴れ予報の街だ
亡き人のブログたくさん跳ねているびっくりマークが跳ねつづけてる



つめたいつめたいソメイヨシノ、抱き合う人の靴底で土になる



背を向ける酔ったあなたは頰だけが子供みたいなパ ....
とりあえずあなたはいるということに、そして世界はあることにする 満月の昼間の姿薄っぺらい奥行きがあるように見えず

台風でイベント中止相次いで滝のように降る雨が痛い

心には響いてこない歌もある無名の歌手の良い歌探し

良いニュースあっても悪いニュース ....
情報の砂塵にかき消されながら、とはいえそこにいるらしい人 言葉という街の埃に似たものが降り積もりある日私になった 笑うしかないほど解りあえないが人がいるとはそういうことだ 霧さえも見えていないということを互いに指摘しあって笑う 今ひとつ使い勝手のわからない脳だと私の脳は言います 脳内を流れやまないこれもまた物質ではあるのだろうけれど どれだけの独自言語が死んだのでこうして笑いあえているのか 極薄の袋につめてもう少しあたたかくなくなるまで待とう 肉体を脱ぎたいのだがあいにくと私が外側にいるもので これまでに触れたすべてのものよりも指先こそが遠かったのだ 雨が降り風も強くて肌寒い秋のトンネル意外と短い

あの海に行った記憶は鮮明で君と初めてドライブした日

街を越え田舎を越えてまた街へ国道の果て目的の場所

梨が好き林檎も好きと彼は言う実家 ....
こんにちは愛の調子はどうですか感情的に生きていますか?


この冬をただ生きていて夕焼けをただ浴びていて何か足りない


人生は虹のようだと思います良くも悪くも生きてこられて


錯 ....
夏終わる音も立てずに去って行く音も立てずに秋へと変わる

渋滞を潜り抜けてもまた渋滞行きたい場所が遠のく感じ

お茶を飲む温かいお茶場を癒す心も癒すひととき作る

釣りをする隣の人と会話す ....
中秋の名月でした。おとついは。
君の街にも月は出たかな。

過ぎてからわざと教える。
昔から「いい性格」の、そんな僕です。

雨降りの月でもそれはそれでいい。
雨月(うげつ)の月も、たま ....
計算が苦手と話す恋人の数字に満ちた広い世の中

優しさは純粋なほどよく響く押しつけ感は見受けられない

夕陽見てベランダで酒飲み干した夫婦の会話これからのこと

夕陽が沈むの見ながら食事す ....
一本の 道があるよと
それだけで
救いのような希望のような
初恋を{ルビ啄=ついば}む小鳥に啄まれたとこがいつまでたっても甘い


祖父のつくったハーモニカはなつかしい波の音がするカモメも鳴くし


泣き虫の泣き声で孕んだ空気が夏の青と白に融けてゆ ....
ラムネ工場で作られたビー玉にあの夏の日が閉じ込められてる


初恋を{ルビ啄=ついば}む小鳥に{ルビ啄=ついば}まれたとこがいつまでたっても甘い


遠くまでちいさな泡がのぼるからおそらく ....
優しさで出来てる星がひとつくらいあってもいいね。行けないけれど。


ふわふわでほんわかしててすべすべですうすうしながらしゅわしゅわなあさ


クローバー見渡すぼくらの遠くに町のような ....
永久にひとりになることはできないくしゃみで粉々になる体

あれは人工でも本物のひかりなんでもあるのあなたの街には

爪を切りそろえるあと1日生きる昨日も今日も懲りずに契って

後付けの解釈 ....
「好きでした」一行の手紙が時を止め君が綺麗な声で泣く春



きみの乗るスクーターにはあの頃のセピアの記憶をまだ積んでいる




弓なりに背を反りかえし喘いだらダメだとわかって ....
死ななくて済むんだろうと思ってるお酒が飲めるようになったら

何回もやり直して水に流す横顔にまた夢をみている

触れないとわからないようにしていたいきみに魔法がなくてよかった
「美しく吠えてみせろ」と君は言う
「上からだな」と私は返す
水宮うみさんの短歌おすすめリスト(105)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- いる短歌121-4-10
抱くこと- モクモク ...短歌1*21-4-8
_- いる短歌221-4-5
春はけだもの- モクモク ...短歌321-4-1
パブロフの犬- モクモク ...短歌121-4-1
_- いる短歌221-3-30
満月- 夏川ゆう短歌621-3-29
_- いる短歌121-3-28
_- いる短歌421-3-23
_- いる短歌121-3-19
_- いる短歌121-3-18
_- いる短歌221-3-15
_- いる短歌121-3-8
_- いる短歌321-3-5
_- いる短歌121-3-3
_- いる短歌321-3-2
_- いる短歌321-3-1
国道- 夏川ゆう短歌421-1-5
風の箱庭- 由比良 ...短歌420-12-28
釣り- 夏川ゆう短歌220-12-15
中秋の名月- TAT短歌120-10-3
日本酒- 夏川ゆう短歌220-9-29
- 道草次郎短歌1*20-8-15
花の降る夜に- 青色銀河 ...短歌3*20-8-8
誰もいない夏- 青色銀河 ...短歌5*20-7-30
風がはじまる場所- 青色銀河 ...短歌5*20-7-26
まとめ2- 星染短歌120-7-19
さまざまな世界で鴉が鳴いている- 秋葉竹短歌720-3-27
a- 星染短歌1*20-2-16
無題- TAT短歌220-1-18

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