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フィギャーノート創始者の
マルックとカールロに会った2006年
彼らは「北方派五分楽団」の演奏を観て
指導者が素晴らしいとコメントしたけど
ボクが指導者だと知った時に
信じられないという ....
あの頃の君ときたら
明日しか見ることが出来ずにいたけど
ボクはそれを望みはしなかった そして
解り合えぬまま手探りで心確かめ合って
二人の暮らし夢見ていた 幾つかの夜を過ごし
あの頃のボ ....
緑ヶ丘小学校の低学年の頃だから
3年生位のことだと思う
その頃は、野良犬や野良猫が
近所には随分と居たっけ
リボンの似合うおでこの広い
髪の毛がお嬢さんみたいだった牛島さんや
キュ ....
床下の部屋は半地下で
物置代わりに使っているのだ
辺りが畑のせいなのだから
野鼠が床下の部屋に入り込むことは
仕方ないと諦めることこそ
当たり前のことのはずが
夜中にガザゴソと音が ....
うしろめたさに それでも
かなり へこんでいたんだ
いつも みてくれているようで
さんざんな めにあいながら かくことば
あしたにつながる ちからをのせて
りんとしたまなざしで おくって ....
朝起きてテレビを点けると
ドキュメントをやっていた
2011年に何かの賞を
受賞した作品らしい
「記憶障害の花嫁」というタイトルで
車椅子の女性が映し出されている
年末でぼんや ....
諦めなければ
叶わぬ夢は無いと
人の幸せばかりを
追い願い続けた君は
自然分娩で
助産婦の手を借り
自宅出産で
十才の女の子を頭に
五人の子供をもうけた
つい先だって
今年 ....
ケンタッキー・フライド・チキンの
パーティーバーレルを
一度だけ買ったことがある
当時、随分と年上のキャバ嬢と
知り合いになって
嬢の勤めているススキノの店
10分900円のセクシーキ ....
朝の忙しい時間に入る前に
外に沢山の雪が降り積もると
暗い時間から起きた妻が独り
除雪の作業をする
それは
ぎっくり腰以来
腰の具合が悪い
ボクの為なのかもしれないが
真意は解 ....
ピアノの背凭れ付きの椅子が
壊れてしまい困惑してると
太り気味の血色の良い兄が
突然現れてきた
妙な壊れ方をした椅子を見て
怒ってる風でもなく
マジマジと
椅子を見ている
....
当時、白石に住んでた保母さんと
絵本のことで随分と馬が合って
良く二人で素敵な絵本を見付け合っては
彼女の住むアパートに長居して
話し込んでいたものだ
まだ若かったこともあって
結構熱 ....
ある朝 目覚めたら 部屋には 誰も居ない
机の上の 置手紙 さよならと お袋の文字
何が何だか 分からないまま 俺は 親戚中たらい回し
親父と お袋 愛し合って 一緒になったと
死んじまっ ....
見たことも聞いたこともない
知らない国の痩せている土地に
稲を植えに行って
雨が降らなくて水に困り
そして
稲作を諦めた老人が
土に合う野菜を作ることを思い付き
風土に合う畑作に試行錯誤 ....
ずっとオオカミに憧れていた
飼い馴らされて
犬にならずに滅んでしまった潔さに
美しささえ覚えた
人の世で唄い語り
見かけは人間でも
オオカミに憧れていた
そんなことがあって
....
手話言語を基本としたノンバーバルコミュニケーションの講義を
福祉医療系の専門学校でほぼ十五年間ほど続けていた。
その間に出会った生徒一人一人を
鮮明に覚えているかというと覚えきらない現実があ ....
さて
「手話を基本にした
ノンバーバルコミュニケーション」って
一体どんなんだろうと
前回思った人も居たと思いますが
二講目の今日は
テキストを使います。
手元に札幌聴力障害者協会か ....
声帯の下から胃の入り口まで癌が拡がっていると
入院して一週間目の兄が一本目の点滴を受けながら
病室で静かに語る
声帯が大丈夫だったことに安堵した様子で
芸大の声楽科に入って声楽家として
....
繁殖期を過ぎた蝉が松の林に転がっていた。
繁華街の馴染みのライブバーで本当はテレキャスが欲しいんだけどなんてことを言いながら見た目は派手だけれども実は安物のアコギを抱えた若者が今夜のライブに精一 ....
うむmmmm・・・・
胸が痛むなぁ。
君はある種のタイプの人を
「ブラックな話題」として
いつまで生け贄の羊を
捧げるつもりのだろう?
仲間になる儀礼と自身の保身の為に
君の ....
北海道の大地で
暑さにじっとりと
汗をかきながら
見上げた
夕空にひつじ雲
数え切れないくらいに
血まみれの羊たち
この群れの中にも
羊飼いは
居るのだろうか
野に住む ....
去ってしまったあの人は、拙文に対しても
作品として本質を見出そうと温かく優しい眼差しを以って
努力して読んでくれていました
去ってしまったあの人は、現代詩が成立するには
作者と読者の双方に ....
確かなこと
など何処にも無く
春だ
と思った時には
もう すっかりと
夏でありました
例えば 野良犬を
叫び 慎ましく月
を 口ずさむ
まるで詩人
であるかのような
....
あたし一生、結婚なんてしないわ。
三日月に乗って夜を旅する
風の冷たさ温かさ
満月なんかじゃダメなのさ
10円玉99枚を用意して
告白の為にボクは
電話ボックスを探してた
....
泣けないボクは考える
(瞳を想う 唇を想う)
言葉に出来ないもどかしさは
(指先を想う 首筋を想う)
何なのだろう
(肩を抱く 胸に触れる)
悲しいのか 苦しいのか ....
噴水の水が初夏の光に輝いています
少し汗ばんだ笑顔が眩しかった
指文字の「ら」を示しながら
クロスフィンガーサインの意味を
教えてくれた。
橋のたもとで
待っていたの ....
夢に触れて憧れを育みながら
しなやかで たおやかに
言葉が歌になるまで
幸せな時間を過ごせること
渇いた希望にもどかしい争い
求めるばかりの全てが
繰り返しながら問いかけて
切なさ溢 ....
世知辛い社会の中で
妬んで 憂いてたら
かすかで ほのかな
優しい温もりに 気付いたり
やるせない世界の中で
俯いて 人込を抜けられず
愛に縋り付いてみたり
季節に流されながら ....
しなやかで たおやかに
年を重ねてきた はずだった
細かく 文字が
震えるように なったのは
いつから だろう
なだらかな 線を描くことが
できない
文字がかすんで 誤読が増 ....
だいじょうぶ まだまだ いける
やわらかに しみこみ
やわらかに とけゆく
これでも いい もっと もっと
それでも いい だいじょうぶ
だいじょうぶ
はるの ほんのすこ ....
思いがけない虚しさを
変わらぬものは
いつまでも
空を隠した雲でさえ
雨が降るまで気付けない
寂しく笑う心にも
変わらぬものは
いつまでも
闇を照らした光さえ
夜が来 ....
鵜飼千代子さんの板谷みきょうさんおすすめリスト
(70)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
フィギャーノートは使わない
-
板谷みき ...
自由詩
2*
16-4-17
雪風に埋もれて
-
板谷みき ...
自由詩
2*
15-3-23
黒歴史
-
板谷みき ...
自由詩
2*
15-3-23
鼠の家その周辺
-
板谷みき ...
自由詩
3*
14-11-19
みらいにつなげる_ことしのおもい
-
板谷みき ...
自由詩
4*
13-12-31
月ひとつ放り捨てたか_夜半の空
-
板谷みき ...
自由詩
6*
13-12-31
私信_一足先のけこちゃんへ
-
板谷みき ...
自由詩
6*
13-11-19
クリスマス前のこと
-
板谷みき ...
自由詩
8*
13-11-2
伝えられない本当のこと_
-
板谷みき ...
自由詩
5*
13-11-2
その夢は、本当
-
板谷みき ...
自由詩
2*
13-11-1
「ガンバの大冒険」
-
板谷みき ...
自由詩
3*
13-9-11
お袋_俺を捨てたんだって
-
板谷みき ...
自由詩
8*
13-2-19
アフリカの角
-
板谷みき ...
自由詩
3*
13-1-14
質に入った女房殿
-
板谷みき ...
自由詩
4*
12-11-4
ゆびもじ算数
-
板谷みき ...
自由詩
2*
11-1-18
十五年間続け終えた講義のこと
-
板谷みき ...
自由詩
3*
11-1-18
明治製菓のアポロチョコレート
-
板谷みき ...
自由詩
5*
10-11-30
夏には蝉_秋には蟋蟀
-
板谷みき ...
自由詩
3*
10-10-13
よっちゃんの追悼の為に
-
板谷みき ...
自由詩
1*
10-9-16
血まみれの羊たち
-
板谷みき ...
自由詩
2*
10-9-1
かくすればかくなるものと天邪鬼
-
板谷みき ...
自由詩
1*
10-8-2
催涙雨
-
板谷みき ...
自由詩
5*
10-7-7
思い出す雨雲の朧月
-
板谷みき ...
自由詩
3*
10-6-30
泣けるといいのに
-
板谷みき ...
自由詩
4*
10-6-16
ピンクのガーベラ
-
板谷みき ...
自由詩
3*
10-6-8
しあわせのうた
-
板谷みき ...
自由詩
2*
10-5-29
風の中にあるのなら
-
板谷みき ...
自由詩
1*
10-5-26
鶴亀千年万年王国
-
板谷みき ...
自由詩
1*
10-5-20
声は誰のものだったのだ
-
板谷みき ...
自由詩
1*
10-5-17
変わらぬもの
-
板谷みき ...
自由詩
1*
10-5-14
1
2
3
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