原初から欠けている
魂という命だから
命は何かを求めるのだ
欠けているから
満ちることができる




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
ありがとうさま
あたりまえのことなんて
ないのかもしれないから
水が
おいしい




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
切れても 切れても
つなぎ続ける
生きていれば
どうなろうと
ふしぎではないよ




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
何もかもが
その時はその時です
何も心配は要らない
いずれ終わる
ことができる




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
いいも悪いも
これも運命
青空の青
森の深緑
欠けては満ちる月と私




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
さようなら
得たと思うと同時に失うのだから
幽霊の
腕時計の
針の音




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
悲しみは
どの道愛に帰る
この大切な悲しみ一つ
「ありがとう」 と
どこからかの声




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
いのちのゆくえわからない
どこから来たかもわからない
今ここに在るのもわからない
わかるのは
わからないということね




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、 ....
私の小鬼
笑う 笑う
ふふふ あはは
悲しいね
ありがとうさま





{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
忘れたら
新たに思う
生と死を
つなぐたましい
雨のしずけさ




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
どこへ行くの
ここ以外に
私のいない
未来で
おはよう



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
がじゅまるの
青々とした
葉の光
あらゆることが
こころの糧だ


{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
夏だなあ
うちわあおいで
麦茶飲む
四十九日も
静かに過ごす


{引用l=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
{ルビ蜩=ひぐらし}の かなかなかなかなかなかなかなかな……と歌う歌声が
空へ心地好くひびく
一人 林の陰に立ち 傷を思う

傷の増えた この銀製の指輪は
あの人が亡くなった頃に求めたもので ....
得たと思うと同時に失う。
そう

花はひそやかにゆれている。
私はひそやかにゆれている。
命は命に支えられている
この体は何かからの借りものなので、この体を返す時は一先ず自然へ返す。
し ....
これは墓まで持って行く。
そういうひみつがひとつくらいあるのではなかろうか
わたしにはそれがある。
これは墓まで持って行く、と
目をつむり見つめる

ひみつを見つめたあとに
見あげた空は ....
水の惑星の縁に群れる雲は
答のない問いをささやき
そよ風といっしょに耳をなぜる

私は私の影なので
生き身は自然からのかりもの
魂は何とは言い切れない何かへとつながっている

雪国の
 ....
手を合わし目をつむり
「みなさま
 今日も一日 ありがとうございました
 今日もこうしてお休みできます
 ありがとうございます
 みなさま
 お休みなさい またね」
と夜の布団の中で声を ....
体を失った魂が、
どうなるのかは分かりません。

私のこころは
私のこころを
じっと見つめて思う……
そう、
(宇宙の魂と私の魂は今もつながっていると思う)
(地球自体にも魂があると思 ....
深くて静かな宙を一羽の鳥は行く
深くて静かな宙の深い静けさを私は感じる
私は気付き言い思う

たましいという いのちは、
山を形作る石の石としての役目であり
手紙入れに眠っているあの人の涙 ....
銀河の岸で静かな深い鬼は
星の亡骸へ
ほのかに歌をうたっている
忘れられたことも今につながっているのよ
そうして静かな深い愛の鳥は
星の亡骸を
ついばみ
果てを超えて
静かな深い愛は耳 ....
わたしはわたしが死ぬ直前に何をおもうだろうか

今はこうしているわたし

さまざまな今は
今とつながっている
ひとつ ひとつ ひとり ひとりの今も
回り回って
今となる
さまざまなな ....
あなた と思う
と同時に
わたし と思う
その時
大切なことを見つめようとしない自分に
さようなら


世界
を見つめれば
さまざまな 人や物事に
さまざまに 支えられているわ ....
青い空の
広がりにわたしは悲しくなり胸がいっぱいになります。
あの日に去ってしまった あの雲。
そよ風に乗せて、
さようなら、とささやきました

あの雲の亡霊は
わたしと共に自転している ....
水晶の心臓をもつ
あのこの
心音は星雲できらきらと鳴っている。

せせらぎを さかのぼる果実は咲いて芽になり
(一瞬)
しんとひとみは黒く澄む。

雨の鏡
(一瞬の
今)
雨のひ ....
風になる
風は
見えないけれど在る
風は
わたしのほほをなぜる
無言の声だ
その声は
いつか
だれかのほほをなぜる

それは
雲を運び
山を越える
それは
木の葉をゆらし ....
とんぼは人間におしえてもらわなくても
空のある上をしっているし
水面のある下をしっている
自然に
雲もしっている
上と下について
人間は なぜか
あれやこれやと言う
わたしは
空の下 ....
逝川 私を流れる







{引用=※「 逝川(せいせん)」とは、
①流れ去る川の水。一度過ぎ去ったら再び戻らないもののたとえ。
②過ぎ去った時間のたとえ。

( ※の以上 ....
出会った物事に
これも運命と思うことで
今を 味わう

宇宙が生まれて
ずっと昔から続いてきて
いろいろなことがあり
今の自分につながっている

時には
愚痴をこぼす時もある で ....

 散歩をする
 腕時計の竜頭をねじってぜんまいを巻いておく
 六時零分のころ
 あいさつをすると
 忘れていたことがぐうぜん戻ってきて
 あいさつをする

 そよそよ風は
 光 ....
こしごえ(897)
タイトル カテゴリ Point 日付
※五行歌自由詩0*21/12/16 20:19
自由詩2*21/12/12 22:13
自由詩1*21/12/12 22:12
自由詩1*21/12/12 22:09
※これは五行歌です。自由詩1*21/12/11 16:23
自由詩2*21/12/11 16:22
自由詩1*21/12/11 16:21
自由詩0*21/12/8 8:34
自由詩2*21/12/7 17:26
自由詩2*21/12/6 21:51
自由詩2*21/12/6 21:50
自由詩3*21/12/5 13:22
自由詩2*21/12/5 13:18
傷のこと自由詩2*21/11/24 14:00
得たと思うと同時に失う。自由詩1*21/11/16 8:55
どこかのここ自由詩7*21/9/6 13:46
水影自由詩8*21/9/6 7:07
お礼自由詩8*21/8/29 14:29
帰る場所自由詩1*21/3/1 10:45
いのちは自由詩7*20/8/10 15:58
鳥葬自由詩6*20/5/7 17:36
自由詩1*20/4/28 13:12
見つめる自由詩2*20/4/28 13:10
ある愛自由詩2*20/4/27 9:34
一瞬自由詩4*20/4/27 9:33
風になる自由詩3*20/4/26 12:50
つながり自由詩3*20/4/25 13:37
思い出自由詩2*20/4/24 9:58
これも運命自由詩0+*20/4/23 21:06
六つのこと自由詩2*20/4/23 14:07

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