私は昔、フランスを旅行したことがある。私が泊まったのは、安宿だったことを記憶している。当時私は失業中だった。サーチャージ込みで往復四万四千円だった格安航空券を私はHISで購入した。その旅行の一番の思い .... 風呂に行こうとすると、玄関先にコオロギ、風呂屋の壁にナメクジ、帰り道にカマドウマを見た。虫に好かれているのか、小雨で少し虫たちがフィーバーしているのか知らないが、 もしかすると地震の前触れで、虫たちが .... ゆきゆきて。みてーな感じで夜が明けたのは幻想で眠れないまま私は午前四時を認識する。ぬるついた顔面、なにも期待できない台風、消散したアイデアと期待。

「生命という認識に意味はあるの?どれもこれもた ....
台風一過。
まだ、生きてますか? 
ビンボーな、ビンボーな、詩人のみなさん。
大丈夫です、DNAはことばを運ぶためにあなたたちを選んだのです。
なのであなたたちに託された「ことばの伝達」が終わ ....
 放課後、中学校の西向きの図書室には、まぶしいばかりの光が降り注いでいた。

 全校六百人ほどの生徒の中で、読書なんて今時流行らない趣味を持つ人は、おそらく少数派だ。調べ物ならパソコンで事足りるし ....
 悲しき雑感

 時々、怖くなる。なにがって、自分が変わっていくことが。そして、その変化をコントロールできないことが。僕は、これまで愛し続けてきたものをおなじように愛し続けたいし、そういう自分を失 ....
祖母と母のお産に付き添ったことがあります。

母の横で寝られないさみしさから、

大声で泣き、だだをこね、母や祖母を困らせたことを憶えています。

ワタシは筋金入りの甘えん ....
まだ生きている。しかし今年に入り、春辺りからどうも頭がおかしい。
朝が来て、気づくと夜になっている。
ルーチンワークな仕事だ。つまり、いつもの事をしている。
何時ごろ自分が何をしていたのか、何か ....
最近は、ぼくは殆ど詩は書いていませんが、現代詩フォーラムや文学極道に
投稿する際に、たまに新しいのを作ることがあるくらいで、まぁ、ここ5年
くらいは、詩を書くという行為から遠ざかっています。

 ....
自分という存在が、絶対的にひとりだと、気づいたのはおそらく子どもだった頃と思う。
なんでもない日の、なんでもない朝。赤いランドセルを背負い、竹で出来た定規をそのふたの隙間からのぞかせていた、小学校へ ....
サッカーはお好きですか。

サッカー観戦をしていると色んな人がいるものだなと常々思うのです。意見や批評というか、ただの罵言雑言で選手の人格否定すら平然とする方々も居れば、愚直にスタジアムに足を運び ....
最近あまりこれ大好きー!これ大好物ー!な作品にめぐり逢えてないけど視点を変えて


ジャッジ 裁かれる判事
(監督)デヴィッド.ドブキン
2014/アメリカ


レンタルDVDで鑑賞、 ....
私は、怖い話や怪談が大好きだ。もしかしたら、詩よりも怖い話や怪談が好きだと言っても過言ではない。怪談関係の作家に、怪談史家・小池壮彦(こいけたけひこ)さんと言う方がいる。その怪談を前後の歴史から読み解 .... アインは空を見上げていました。小高い丘にぽつんとたたずむ木の根元に腰掛け、紫がかった星空を見つめていました。
星々は輝き、それぞれが淡い虹色の光を落とし、仲間たちの上げる炊煙から離れてきたアインの ....
昨日まで、子供たち(甥と姪)が遊びに来ていて賑やかだったのが、広島に帰っ
て(帰省)いったので、まあ、急に淋しい感じなってしまって・・。この夏季休
暇中どこへいってもどうせ人人人で一杯だろうし ....
                   150810

 昨日の8月9日(日)葛飾区亀有にあるRock Bar 「KID BOX」に応急修理をした並四ラジオ3号をキャリヤーに載せて連れてゆく。ポエケ ....
いつから夢見ていたのだろう。それもほとんどわからぬまま、夫の藤野の会話をまるで無音のコマ送りにしていた。シンクにぽたぽたと透明とも鉛色ともつかぬ水のしたたりを聴いていた。気がつけば窓の外ではすでに朝日 .... 冷蔵庫の中でしずかになにかが貯蔵されているが
それはけっして常温の空気のなかにはでてこないものかもしれない

陽光のとどかない深いうみのそこで
眼のないいきものたちが生命活動をくりひろげていて ....
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)と広島交響楽団が共演するクラッシックコンサートに行く。
「平和の夕べ」と名付けられたそれには、ほぼ空席はなかったが、二階席中央ぽっかり二列だけに誰も座っていないところが ....
人形の家のノラのようにように妻は家を去った
軽薄でもなく明るく出て行ったものだ
公証人のまえで離婚の書類を書いた

そのあとでコーヒーでも飲もうと言い出して
でも埼玉の東松山などにはマックさ ....
 諸手を振って、天仰げ。頭の上つねに青く、遮るものなど何もない。ひたすらに振れ。何のためかもすでに解らなく、けれど無心に振りつづける。涙を流す姉さんが、「万歳、万歳」と言って、何処も彼処も感染症の菌の .... あなたは何処に生きていますか
過去に未来にそれともめちゃめちゃ現在ですか

どこにいようと生きていてくださいね
高校野球もたけなわで猛暑のなかでもけっこう人間は
9回ぐらいの攻守もできるもの ....
わたしは
ノスタルジーだけでは詩はかけない
安易なイメージだけでは詩にならない
安易なイメージは、現実のなかにはないことが多い

詩を書くときはいつも、おし込めた思いが、わたしを食い破ろうと ....
等速運動をつづけているうちに鳥は羽根をもがれて
上腕二頭筋と三頭筋間のしがらみに別れをつげる

慣れない歌をうたいつづけて喉が嗄れたよるは
冷蔵庫のかたちをした夢をみる

B♭ないちにちの ....
十年前、私はまだ子供だった。私は人を疑うことが極めて苦手な子供で、また嘘をつくことも苦手だった。音楽は私の唯一の友で、この年から楽譜に書くことを始めた。私が、はっきりと自分の曲を書き上げたのは、この年 .... とは言え、映画評論なんてものには到底なりえない映画感想文。


薄氷の殺人 (監督)ディアオ.イーナン
2014年
中国/台湾


レンタルDVDで鑑賞。薄氷の殺人、この作品がベルリン ....
本を片手にカフェに行く。
読書に専念するために入ったつもりが
周りの客の会話が気になってしょうがないことも。


占いやスピリチュアルの話に耽る中年男性と若い女性
夏の海外旅行計画をテンシ ....
サイモン&ガーファンクルの「コンドルは飛んで行く」を聴くたびに
南米インディオのフォルクローレである「花祭り」を連想する
ケーナのここちよい響きにつつまれた僕にとっては幸せな楽曲である

スペ ....
たぶん最初はだれかのためだったけど、今はもうそうじゃない。爪をかざったり物語をつくったり、お湯をわかしたりする。駐車場をいくつもわたりあるいて暮らしている猫に餌を投げてやるのだって猫のためじゃない .... 南米、チリ共和国。国の標語は(理性によって、または力によって)
そんなやたらほそながい形をした国の北部の小さな町で炭鉱夫をしているエンゾさん(仮名)は立派な口髭と張り出たお腹を揺らしながら毎日せ ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
春のパリ番田 015/8/30 23:06
かなこnemaru1*15/8/30 17:55
貝殻虫榊 慧015/8/29 14:14
ビンボーな詩人のための贅沢レシピ すき焼きうどん鍋atsuch...5*15/8/26 11:15
【驟雨】志なかばでお亡くなりになられた松山椋さんへそらの珊瑚6*15/8/26 9:51
KANASHIKI ZAKKAN岩下こずえ215/8/26 0:37
星の人ひさし215/8/20 23:26
悪魔の証明id=523...115/8/19 23:41
”ネット詩”を経由して―オダカズヒコ11*15/8/19 22:36
夜更けの紙相撲・静かなお盆[group]そらの珊瑚10*15/8/18 17:12
フットボールはお好きですかカジェ1*15/8/17 22:17
淀川長治に憧れて(2)末下りょう0*15/8/17 8:25
幽霊は、足跡を残す。梓ゆい215/8/17 0:30
月の民dopp115/8/16 1:06
現代詩フォーラムと文学極道のことオダカズヒコ5*15/8/15 21:49
並四日記 3号至福の時を過ごすあおば1*15/8/13 22:31
水辺伊藤 大樹215/8/13 20:24
もとかれもとかのに捧げる散文詩梅昆布茶1115/8/12 23:39
「平和の夕べ」コンサートそらの珊瑚9*15/8/11 21:46
僕がいつまでもつたえようと試みる大好きな詩友たちへなんてne梅昆布茶715/8/10 11:26
左右非対称こうだたけみ1*15/8/10 0:47
夏に梅昆布茶515/8/8 12:23
わたしに書かせるもの凍湖(とおこ...515/8/7 17:15
蝸牛考梅昆布茶715/8/7 4:48
十年の悪夢莉音6*15/8/6 21:32
淀川長治に憧れて(1)末下りょう0*15/8/6 10:32
世間話採集シンフォニーkomase...1*15/8/5 23:36
花祭り梅昆布茶715/8/5 11:05
湖の恋はるな5*15/7/31 23:20
チリ散りになったんだけどカメラ目線で末下りょう3*15/7/26 6:08

Home 戻る 最新へ 次へ
30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 

【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
0.14sec.