ひげ ひげ ひげげ

しぶといな

まいにち まいにち はえて

てまえの かおなぞ おもちゃのように

どこかで いつか みたような

ちょびひげ などに してみて あそべ

 ....
わたくしは剣道が好きだった

「カギ足」を指摘され

伸びる面の為に努力した

竹刀は「しなう」後頭部に届けば良いのだ

暴力では無い

真剣な勝負

切っ先が届くまでの行程
 ....
誰が想像出来るだろうか

東北の寒村の1月1日

吹雪の日

生かされある俺だよ

戸籍?

生きないと判断されたから

今日なんだよ


それを真っ向否定した

祖 ....
人を愛するのが

苦しい時がある

かなしいくらい

無理をするから?

伝えようとして

言葉が拙いから?

君の心の内側に

入れはしないと

知った時に私は

 ....
あいしてる

あいしてる

はるかとおく

きみはいるんだ

だきしめたい

ほんきだよ
いったいなんのつみがあろうか

しょうねんしょうじょに

おさないものに

つみをかす

だれにそのけんりがあるのだ

うたいながら

きみとつなぐ

あたたかな

ゆ ....
亡き霊とはなんだ!

かつてお前はそこにいた

愛らしい瞳を輝かせ

手を差し出せば

過去と現在の区切りを越えて

まざまざと感知出来うる

「そうだよな、俺もお前も生きてい ....
カウントしてみた

日に二リットルが必要らしいが

私は凡そ六リットル以上を飲んでいる

吸収するに湯水では無く

腸から吸収し易い飲料として

カフェ 或いは 茶

尿量はど ....
思想と無縁に庭の茂り

知識は及ばずの緑みどり

なにか悲しい主無しの蜘蛛の巣

なにも冬に咲くことなかろう薔薇

及ぼせはしない

そこに膝ついて

深く覆えよ雪と

枯 ....
私の輪郭が見えますか

私の色が見えますか

私の形も影から知れる

そうでしょうとも

貴方の目の前の私から

私の影が

長く長く冬の地面に伸びるのも

それも見えるで ....
輪廻。それからの脱却。
それは容易になされる。
為した方が居る。
語りかける。
成せよ成せよと。
今日もパイロットは無慈悲を落とす
それが職務で恩給の為
阿鼻叫喚の地獄絵図なんぞ
俺は否定する
経済優先の残酷を
狭い範囲で愛を述べるな
手足を散らばせる
苦痛も無しに
そこに神は居な ....
中東と言う陸の

細き橋は

常に燃えている

そこの命を無視し

経済と言う名の

暴力が

今は主因だ

止めよ

止めよ

火種を絶やせ

暗い空にも
 ....
これはロジックとして一つの完成みている。
言葉の二重性。完成してる。重言の極だ。
誰かこの極みに挑戦しようとする詩書きを。
詩は、本来、言葉への挑戦だ。
誰もその生涯から、逃れ、離れる事。
 ....
今日の昼餉。どう言うわけか月の終いになると、かならずと言って良いほど
芋のたぐいが余っているのだ。取っておいたつもりは毛頭無いのだけれど。
別にその状況が嫌いではありませんが、何だかちょっとば ....
あなたがつみがないとおもわれる
そういうかくしんあるなら
このおんなをいしうちになさい
いっておきますが
だれもがつみびとなのです
わたしでさえも
だからつみをおかすこと
つみをつみであ ....
渓流で渓魚と遊ぶ美しい装いはどんなおんなも敵わない

簡単には釣れないまるで釣り針が己の様に想像出来なければ

下流から釣り登るまるでけだものの様に

ふと気が付けば源流であるガレ場に至っ ....
知らないうちに 誰かがかけた メガネ メガネ オイラのメガネ

偏向機能と色着きの 本当の見えない このメガネ

かわいいあのこがブスに見え 苦いお菓子が甘く見え

大事な事がつまらなく  ....
降れば良い

よどみもさすれば

満たされ以上に

早瀬はなお早く

とがった石も角を丸め

岸にて柳の枝は濡れそぼつ

止まない雨はない

風が言うのだし嘘ではない

 ....
 そんな力を”誰も”持っちゃいない

 だから、一人から、一匹から、一輪から

 俺かい? そうしてもらっているよ

 恥も外聞も俺には無いよ

 そもそも無い者だった

 有 ....
 
 家のともしび

 明々と

 営み知らす

 陽も落ちて

 杖も悲しや

 コツコツと

 骨の芯まで

 響くのは


 路傍の菫

 葉は蒼く

 ....
これを米国投資監視委員会が

真っ当に調査する事は無いだろう

怪しい投機を許した現政権や

私服を肥やす官権の面々

金融自由化を米国に迫らと告白する議員はいない


韓国の様 ....
これが如何に英米欧にとって

屈辱的であったろう

アルファベットはコンピューターにとって

都合が良かった

無理やりJISに登録されたMSの文字コードは

今でも世界的規格から ....
征服欲だろうね

従順を好むのだろうね

常に尻尾を振るわけじゃ無いね

群れるを本分するけどね


一匹狼が狼と呼ばれるね

イヌ科だよね

こいつも好きかい?


 ....
【カロート】

骨を収めるところだ

簡単じゃないよ

市民の骨を有料で収めるうつわだからね

俺はそんな仕事は嫌だったが

青焼きを渡されちゃ嫌とも言えず

自ら重機の操りも ....
放浪

電車賃

五百円

それを残して


あてどなく


恨み辛みは

背中に


とぼとぼと

まちを彷徨う

銭を奴にと

思った事もある

 ....
 運んだ翼の遠く消えゆくを

 ポケットの小銭は知らせる

 後戻りなんかできゃしないぜ

 情けなく雨は降るんだ

 ここが自由の国だと

 降り立ったのだけれど

 雨は冷 ....
ディランの歌さ
ハモニカと爪弾きのギターに乗って
「くよくよすんなよ」
ガスリーの代弁者として
立派に歌ったじゃないか
あらゆる機会を捉えて
くよくよしない為に生きようじゃないか

準 ....
 おとうさんだよ

 お前の名前は

 とうちゃんが付けたんだよ

 「かおるようにうつくしく」と

 「かおり」だと音がきついから

 「かおる」なのだよ

 君は母親の良く ....
 
 電波帯域を売って

 かつ

 無理矢理にテレビジョンを

 視聴する機器を

 国民が買い換える

 個人的に収入を得たい

 諸君もそうだろう?


 直接的 ....
ドクダミ五十号(320)
タイトル カテゴリ Point 日付
しぶとさ自由詩314/1/24 2:12
踏み込み自由詩114/1/2 12:12
本当の誕生日は昨日自由詩214/1/2 11:49
苦しい時がある自由詩114/1/2 11:23
とどかない自由詩114/1/1 0:23
禁じられた遊び自由詩213/12/31 13:39
亡霊と遊ぶ自由詩313/12/28 20:00
水中毒と疑う自由詩013/12/28 14:06
思想と知識とその他自由詩213/12/27 22:02
不可視と非価値自由詩313/12/15 15:28
脱却自由詩113/11/5 5:53
愛だと自由詩213/11/3 16:00
常にちょろりと自由詩113/9/15 13:14
馬から落ちて落馬する自由詩113/9/10 21:56
ころっけについて自由詩313/9/8 6:22
あなたがた自由詩113/9/7 2:48
そこで風に撫でられた自由詩313/8/6 8:27
me ga ne自由詩513/7/20 7:51
梅雨自由詩413/6/6 10:40
世界は変えられないけれど自由詩113/5/16 23:29
いまごろに自由詩213/5/16 20:42
MRI自由詩113/5/9 15:50
2バイトコード自由詩113/5/8 12:31
犬が好きだと言う人は自由詩2*13/5/8 10:10
墓を作る自由詩5*13/5/7 19:44
放浪自由詩113/5/7 9:50
朝の雨自由詩313/5/5 17:45
くよくよすんなよ自由詩2*13/5/5 13:53
薫へ自由詩413/5/4 12:01
これは変自由詩013/5/3 23:38

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