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 友人に 食わせよな
 
 暖かな 五月だからね

 焼き菓子が冷たい感じ

 熱さから冷ややかへ

 甘みと酸味と冷たさが

  ....
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 煮物 少しは作れない

 煮物 引き立て合うのが良い

 煮物 個性が個性を邪魔しない

 煮物 文句を言ったって同じ鍋

 煮物  ....
 かなしくったって はらはへる

 ちいさなともだちを まいそうした

 そのてでつくって くらうのか

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 かなしみをくらいたりない  ....
イタリア語で悲しみを 意味しています

自分の子の死に 直面して

悲しみを心に抱かない 母はおりませんが

マリアは悲しむ事さえ その胸に抱けないのです

何故かならば 彼女はそれを ....
これがあまり

観測出来ないのは

三次元足す一次元に

生きている私達だから

そうじゃないかと

思うのだ


我々を構成する

物質は

常に時間的に

我 ....
神については

語ろうではないか

サタン

ないしは

悪魔

単純に悪

元は「試みるもの」

と記されあり

神の使い

神からいでたるは

また

 ....
 「大きな船に乗りたかった」

 横須賀の波止場で

 元、特攻兵の声を聞いた

 「ねえ?おとうさん。それじゃあ死んじゃうよ」

 悲しい瞳で答えたと思う

 「遠い所に来てしま ....
 アベノミクスの

 あっあ ああ

 庶民の首を

 締め上げる

 昨日百円

 今日百五十

 誰だこいつに

 票入れた

 
貧困ビジネスは

一般市民 ....
 冬の枝
 
 モズの一羽の

 声のあり

 鋭く響く

 空気を破り



 彼が梅の先端の

 鋭さに

 食う事も無く刺した

 蛙

 あわれあわれと ....
まごうことなく

むらさきの

かべんのいろは

うつくしく

すみれを

なでる



しょうがない

にわにはえる

きみだもの

しんでもいいんだ

 ....
せんかんやまとがしずむとき

いかりにちんぽこはさまれて

とられてたまるかちんぽこを

ぐいとひつぱたらぬけちゃった

ありゃまあ

こいつは

もんだいだ

ていこくし ....
 回すハンドル

 ワークは踊る

 きちんとチャックは

 コーリャコラ

 締めてアラヨノ

 出来上がり

 削ってなんぼの

 どっこいしょ

 切粉も愛しや
 ....
あまりにのびた

はなもさいた

かわいそうと

おもったが

せんていした

はをあつめ

りょくちゃと

にだしてみた

すばらしく

かおりたかく

つみ ....
 ひだりひらめは

 にらみます

 どうしてこんなぐつぐつと・・・

 しんぱいするな

 くってやるから

 ねっとうをかけたじてんで

 うんめいはきまっていた

  ....
なでがたの やまときみとが かさなった

ひとひらの おちてあおばは あおあおと

つかまえて おうをやめたら そばにいた

あめがふる ぬれているやも ののすみれ

たこやきの たこ ....
 愛はアガペーである

 慈悲とは些か異なる

 淫蕩な行いを許すか

 今宵も滔滔と灯心は

 欲望の熱を放つてる

 
 許すべくか否か読め


 汝に禍いあれ

 ....
トラウマ

”trauma”

心的外傷

夢とも

傷から滲む

エッセンス

覚めない

連続が

眠りを眠らせぬ


目覚めている様に

表皮と内奥に
 ....
コーティシーちゃんは

御行儀良くお座りしてました

愛想笑いとお手々のひぃらひら

そこは良識と無縁な殺戮の場所なのに

コモンちゃんが匍匐前進でやって来て

それがユージュアル ....
 {画像=130125214730.jpg}

 フェイク

 と

 するか

 味わって

 別

 と

 するか


 似せながら

 全く別を目指すのは ....
 捨て子は

 捨ててくれて

 ありがとうと


 十五の春の

 世間で一人

 散り始めた

 桜の小道で

 つぶやいた

 らしいです


 しらなく ....
 
 こんにゃくが泣くんです

 キュッ キュッ って

 から煎りされて

 栄養は 無いんです

 指でちぎったから

 かたちは良くありません

 みりんと出汁と砂糖
 ....
尊敬ってナンジャラホイ

畏怖ってハテサテナ

respect?

awe?

fear?

どうやらそれらのごった煮だよ

多くの人が言う尊敬って



だから

 ....
 
  拝啓

 許して下さい

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 米が底を突いた

 馬鈴薯の

 芽が出始めたのが一つ

 箱にぽつんとあって

  ....
色情的世界

手当り次第に犯す

肉体も精神も

欲望に果ては無い

ついでに慎ましさも無い


一応は平和を唱えるが

道端で絶望しながら

今を生きている人には
 ....
 ねずみは

 ときどき

 ぴくりとも

 うごかないで

 いるときも

 ある


 うしろあしで

 たって

 ななめうえを

 まあっくろい

 ....
薄くて丈夫で見えない

包まれていると

わかったのは八つのわたし

どこにいても直接には触れられない

世界という外側があって

他所ゝしく 温度も無く

絵空事なのが当然だ ....
              {画像=130319163721.jpg}


中身が違うと 言うだろか

許して くれても いいじゃない

肉々しいのは 苦手だよ

潰した豆腐を 煎っ ....
一部分を見る時

0あるいは1

○または✕

白そして黒

拡張すれば

悪と善

生と死

是と否

対で意味を成す

無とは違う

空でも無 ....
米櫃を覗く月末の瞳

集める音のさあらさら

一掬いして落とす音

ぱらぱらと ぱらぱらと

眺めやる心の

注視するのは隅の方

骨のように 月のように

あるいは 雲の ....
山行には絶対持って行くべき装備である

日帰りの予定であってもだ

携行食料はカロリーの高いペミカンが良いだろう

衣服についてはレイヤードシステム

水筒も必携である

コッフェ ....
ドクダミ五十号(320)
タイトル カテゴリ Point 日付
指摘こそが味である自由詩313/5/3 14:05
煮物自由詩513/5/2 23:53
ひとでなし自由詩713/4/30 5:04
ピエタ自由詩113/4/16 12:35
反物質自由詩013/4/14 10:20
自由詩113/4/14 2:09
つぶやき自由詩013/4/12 13:26
あっあ自由詩013/4/12 12:48
モズ自由詩213/4/12 8:10
自由詩013/4/10 19:25
ざれうた自由詩113/4/10 8:50
職工哀歌自由詩3*13/4/9 21:58
おちゃ自由詩1*13/4/9 11:47
につけ自由詩3*13/4/7 15:58
題なんて付けられません自由詩3*13/4/6 20:02
自由詩1*13/4/5 17:03
ゆめ自由詩3*13/4/5 5:28
「ありふれた」と済まされるお話自由詩1*13/4/4 6:08
フェイク自由詩3*13/4/3 22:07
桜はトンネルのようでした自由詩4*13/3/30 21:45
こんやはこんにゃくが泣く自由詩7*13/3/30 19:46
私をしなくてもかまいませんけれど自由詩2*13/3/29 5:22
おてがみ自由詩5*13/3/27 10:29
春に秋を思う色情的視点自由詩4*13/3/26 0:15
寝ずに自由詩2*13/3/24 15:38
自由詩2*13/3/23 9:41
なかみ自由詩6*13/3/22 0:29
グレースケール自由詩3*13/3/20 0:08
月末のうた自由詩5*13/3/19 15:49
ツェルト自由詩2*13/3/9 14:53

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