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かぶるもの なぜにいせいと するのだか

たぶんいせいが こわいからだろ


ねこはなく どこがごろごろ いうのだろ

おいおいおまえ  ....
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この美しさを見よ

嫌悪を凌駕するぞ

天然の造形なのだ

己が然りと出来る

範疇を超えている

繊細な罠を張って

微妙な ....
池袋 げに恐ろしき 人の波

都会に久しぶりに行く

迷宮で 何処が 何処だか

今日は大丈夫と 杖も持たずに

この異世界に 迷う


ぞろゝと 何処から 何処へ

靴音の ....
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*これはポーク・カットレットだ

とんかつでは無い*


そう言えば細かい事に敏感な

物知りに対抗出来るだろうか

ステレオタ ....
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一皮剥いても不毛な大地を他所に

厚い皮を渡り歩いて生きなければ

あんたの代わりに鋼鉄の腕が動き

破壊と新たなる上っ面を創造する

 ....
切ない色の画用紙に 白い絵の具で 君を描く

絵の中だけに 輪郭が 薄らぼんやり していてね

色と色との その際に 刻み付けるに 似た線だ

やあやあ これが強調と 同じ意味持つ 紙巻の ....
早朝だ やがて陽が登るだろう

記憶に 登る記憶があるのだが

それは 過去で何処かで起きる

未来だ 過去と未来は出会うか

やがて 冷たい冬が来るだろう

かつて 訪れた様に静 ....
回転扉 押せば良い

入れるだろう

多くの忙しい人々が

私に続いて 押す

入った私は

ガラスの煌きと共に

ある一点の中心の

虜になり

こちら側からあちらへ ....
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荒れ果てを 摘芯すれば 我在りと 一語苺の 花言葉咲く

我が庭の 季節外れの 花々よ 主も咲けよと 無理を言うなよ

寂しさは 活けもされず ....
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夏も過ぎ 名残り惜しいか 時鳥 胸の模様を 花に残して

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手入れする 者無く捨てて 置かれし ....
ロイヤル・ブルーの空に

白い布団が敷いてある

私に無縁で遠い

トレッキング・ストックを

アスファルト・コンクリートに

突けば似つかわしく無い反発

私に縁のある衝撃か ....
燕が飛ぶを 見られない町

群れ飛ぶトンボは どこだ

ただドス赤い 夕焼けの

ビルの隙間の 底の闇

嵌り込んでいるのは 何?

コンクリートで厚化粧した

お ....
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春を待てずに 窓辺にて

花ほころびを 愛しむ日

過ぎ去りし時 在りゝと

時にあらずに 致しこと

咲いて萎れて はらゝと

 ....
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遅れ咲 ただ一輪の 白き花 朝の寒さに 凛と美し
一人居の 部屋に漂う 紫煙ゆら ゆらと揺らすは 鼠なのかも

薄暗き 夕に向かへば 膝抱え 薄ら悲しく 犬鳴く遠く

連休の 終わりも近い 侘しさに 曇り空落ち 町は静かだ
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さんぽのとちゅう

すりよるこねこの

せなをなでたらね

せぼねをじかにさ

かんじてしまって

せつないかんじだ
 ....
どんより色の窓

真っ黒に白い模様の

蛾が二匹

はたはたと舞っている

夕暮れの薄ら暗い窓だよ

秋に死す者

その不吉さを

喪服の様な衣装で表現か

ああ 舞う ....
愛していますと 言ってみたかい

かみそりの様な 三日月の夜にさ

過ぎる程の星の 瞬きの深夜にさ

河原で尖った石 探す様な手探り

積み上げてみる 崩れる音のする

瓦解しなが ....
秋の日差しが 梢を貫き 斜めに大地に刺さる 階段の様だ

いつの日か 私が揮発して この空に混入する その時は

これを登って行きたいと 望むのである

きっと 晴れやかな心持ちで 徐々に ....
雨の夜に思う 秋の初めの未だ残る緑の葉

鋭く細長い葉を纏った 細長き胴の先

風に振り乱だされる 白髪が如き穂

星も月も無く 徒に寂しく暗い野で

薄よ お前は そぼ降る雨に打たれ ....
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実に安価に
実現される
市販品より
遥かに安価
麺は手打ち
具材はこれ
はんぺんと
そのほかだ
計算してみ
滋味として
適切なのよ
 ....
おそらのりんとはれたひは
かみひかうきをおりませう
どこかできっとなひている
おともだちまでとぶやうに

おれたらそっとおくりませ
かぜがひゅうとはこびます
まどからはなれゆ ....
 {画像=120908010223.jpg}

 バタは高いよね。ホワイトシチューのルーは基本的には小麦粉とバタなんだけど、オリーブオイルを使うのもありなのよ。予めよく小麦粉を炒るの。そこにバタと ....
{画像=120907214400.jpg}

突然に面倒くさいから

器ごと食っちまえって思ったのさ

そう思ったら単純馬鹿は

結果として食卓にこれさ

ホワイトシチューでも良か ....
{画像=120907212901.jpg}

評判が良いのよ
おちびちゃんにも
おかあさまがたにも
レシピきぼんぬwだと
あのね
愛情なの
「たべたい」って子を
叩いて泣かす親ってど ....
 チョコレートは甘くていいの
辛い(あほか)は冗談だね
好みは舌にドスンと来る甘みだよ
それに添えて手紙なんぞあって
「愛しています」とか
あこがれだけ
でもね
のぞんでいるの
ひそか ....
 英仏の「ピュア」とな違うのな

僕らの思考回路は単純じゃあ無い

情緒的に単純化成されてはいないの

ホワイトとブラックで分けられない

グレースケールの何処かに点を置く

その ....
{画像=120904184352.jpg}


豪華である必要は無い

けれども粗末は嫌だね

ほんの少しの手間でね

ほうらこんなにまとも

お金持ちは外で食べな

割りに ....
 今夜は たなばた 愛し合い ながら

むすばれることの ゆるされぬ 二人の

象徴の 夜です

一笑に付す のは 簡単です

ですが この 恋物語が これまで

語られ続けられた ....
空に伸びる歩道

それは眩暈と痛みの序章

まるでドブ溝ノヨウナ

都会の底には

血潮の色をした泥が沈殿していて

真っ黒な魚が羽ばたいて

波が届く 阿呆 阿呆 ....
ドクダミ五十号(320)
タイトル カテゴリ Point 日付
皮とかわいいと妄想自由詩4*12/11/4 7:31
これは”美”だ自由詩3*12/11/3 23:32
たまには外にでてみたり自由詩4*12/11/3 9:48
ノンと言う自由詩2+*12/11/1 18:24
RPG自由詩212/11/1 5:26
白い雨自由詩112/10/30 1:18
稀故に自由詩312/10/27 4:45
忘れ去られた遠心力自由詩512/10/23 0:03
短歌412/10/22 2:37
ほととぎすを二つ詠う短歌412/10/20 22:17
外出自由詩312/10/20 5:34
窒息空間自由詩312/10/15 8:12
時に非ずの自由詩512/10/14 2:49
無季節短歌612/10/13 8:49
駄歌ダカダンドン自由詩112/10/8 18:49
ねこねこねこっけ自由詩712/10/7 2:08
葬送自由詩312/10/6 17:55
失恋すら意味を持たぬ自由詩412/10/5 1:45
昇華自由詩412/9/27 7:01
初秋自由詩512/9/25 1:30
蛋白質とでんぷん質とそしてアミノ酸自由詩1*12/9/10 18:12
再度の投稿「紙飛行機」自由詩412/9/10 17:43
ふところが寂しい時は自由詩1+*12/9/8 1:23
器が食えたって驚くな自由詩0+*12/9/7 21:50
甘いのはいかが?自由詩2*12/9/7 21:40
あまいのよ自由詩1+*12/9/6 8:52
純粋自由詩1*12/9/5 16:36
らんち自由詩2*12/9/4 18:54
今夜自由詩112/7/7 9:47
City of chaos自由詩112/7/1 0:03

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