隠す理由もない、あらゆるすべては、大学時代の僕がどうなっていたのかは。一日中家にそのままだったりしていた、そんなふうに僕自身を拒むのだった。サッカーなどの試合となると、周りは血気盛んになって怖かったか ....
馬の何も語らず引いて、
金粉をこぼれる月の街に海の、
馬の居場所を通る水袋を入れる、
見えるラクダの一匹の見える、
水を希望する海岸脇の遺産なる、
近代文明に出撃す刈草場を車が走る、
....
僕は口元から無くさせられている
激情がこぼれる 外を見ていたこともあった
窓など呼びかけるような詩を書いた 僕は
考えさせられる 僕は
考えるべき事がなくなった
思考することも まとまればい ....
地中海も 何一つにも思っていくと
確かなぼんやりで 何がある
瞬間も内容は無くしている
今を 何がベッドとして見つめる 場所を
立っているようにも思い出しながら
思う山の上の手は 考えさ ....
じっと何かが考え
見つめている 中を過ぎている 部屋を
続けていく僕の時で
夜は思う
強風をなくした愛情なのだ
震えの棒を振るい指揮する人
言葉を持つ僕の、と考える
口で憎しみの指を拭く
憤怒し海辺を手にする黒の
夕暮れに寂しい橋を走ろう、
宇宙だ、空を帰り
青い寄り ....
海は何としてでもあろうと
会社の中に吹かれて僕ではなくなった
僕ではないのだと知る 詩は
言葉ではない 僕で心を消して
青に しかし ただ走った
日曜日の茂みは 君が消えていく波のない
詩 ....
売り子がガムを売り歩く、
煙草の販売機や
自動化された券売機
練り歩く先には椅子がいくつも、
傍らには近くの養鶏場からくすねた一個の卵、
家に持って帰って食べよう
新しいフライパンが用 ....
何にもないおもいでいられるきみたちは
ものおじした心のせつなさかもしれなかった
しかしそんなふうだったぼくの歩いてきたような気のした
そんなふうにしながらもあるかされていくじかんにけされてい ....
花道に落ちて知りえる一輪の桜に彼女を知らないままに
暗い夜東京路地裏俺一人((誰かのことを思えたなら))
天王洲アイルの夢の色((ヘッドライト))無数の行き交う桟橋に
....
大地震、キャスターに理解来ることを
蓋に口 バーントシェンナに取っている
抱いた君湖歩き疲れてる
考える、思いながらも誰かへと
考えているか、誰か、僕は日常か
そ ....
「死と繁栄」という日本語訳の四人編成のバンドらしかった。
彼女の体は黒い布でくるまれていてドクロの紋章が焼き付けてあった。僕は彼女の体を眺めながら初めて出会った日のことを思い出していた。「僕 ....
僕らが住んでいるアパートは道を挟んだちょうど向かいにあり、よく晴れた日曜日の午後や暖かな春の夜には近くにある静かな公園に出かけたものだった。
ある日自転車で近くのダム湖に行くと、彼女はピンク色の ....
思うべきでも来ないでもないのかな
母のことを思い浮かべ居直ることすらなく
放っていく日の岸を漕いでさえ
誰のつてもないものだと悲しさにされ
けれどボートの杭に言い直そうかという気がした ....
何にもなかった
声が聞こえた気がした
最寄り駅で
携帯プレーヤーを 指先で
鳴らしながら サウンドで
家に帰る あいまに
母の夢を見ていた 水に
そういうこともできるんだと
女子高生が ....
この街には
将来を肯定する夕暮れと
手をつないでいくみたいに
思いながら
もう春なのかも知れないと
常磐線の思い出と言えるものはないけれど
色彩が見えなくなるくらいに、
涙に
そこには ....
踊ろう何も手に持たずに 片隅にも何も返事を僕は持たない
新聞を投げ捨てて 夜をいつまでも生きていくことだろう
駅で悲しみのようなものを運んでいるのは 人々で
悩みすらも運ばれている コーヒーも運 ....
微かな指針を
街の人々に
あくる日の朝に
探し 消えていく
思いが 時計に
声ですらなくなった 母の
そんな姿すら 消えかけていく
風を さすらっているのかもしれない
投げかけたま ....
うさぎの足跡を
じっと見つめていた
長い月日をどこか
窓に ドアを
けれど 立たされた
手が 夜に
ひとりぼっち 縮む
手紙だった
記すためだった
ペンに捨て ひとり
存在を消 ....
雪の道をいつまでも立ちつくしていた
長い道は果てしなく 部屋のドアを
しかし 立たされていた
僕の 夜のひとりぼっちの 誰かの手紙だった
書くためだった ペンとして 捨てた
ひとりとして ....
言葉そのものを見つめているのかもしれなかった
立ちつくした体の探している
日常の会話すら 何ひとつとしてなくなった 家庭の
何ひとつとしてなくなった叫びが 明日の可能性を求めて
伝わると思 ....
コーヒーのもの悲しさを感じさせられた
夜のひとりぼっちの 部屋のドア
誰かが手紙として 書くためのペンを捨てた
雪の道を やがて立ちつくしていた
雪の道は夜を果てしなく続いていく しか ....
クラスメイトは好きだったけれど
ずる休みした日の午後は テレビゲームすらやり飽きていた
ぼんやりとアスファルトの上に見つめていた やがて
曇り空が流れる床で 過ぎた日の
神社の光を思い浮かべて ....
ぼんやりと歩いている様な気のする
ある者たちは
間違った方向に向かっていることに気づいた
父と会おうとする日の道を思うことすら難しかった
ましてや出ることなど
駅の改札は入ったところから ....
俺だったのかと気づかされている
労働者ですらなくならされた時に
ロックバンドを畳んでは 公衆電話の前でため息をつかされた
感情自体を叫ばされるようなロック自体を見かけなくなったものだ 運送会 ....
先生の影のなくなった更衣室で
体操服のぬくもりの残るロッカーを見つめていると
見つけ出そうとしているラベルの言葉に
つぶやいている素敵な名前
描き出している気持ちの彼方で
臨時教員になど ....
車窓で見つめていた
航空券を 指先に握りしめた
地球の歩き方の端の メモ書きに
茅場町の景色を浮かべている 林課長の
あとがまの立場ではなくなっていく エクセルの表に
ノルマ達成を凝視してい ....
立ち続けようとする日常に
心を演奏させられているような感覚がする
音楽を 鳴らし続けようとする 風景の中を
他人の心の中として 見つめようとしていた 鍵番は
白黒ですらなくなっていた 指先は何 ....
空港の中を外国の個性的な人とすれ違いながら歩く。すれ違う顔をまじまじと見つめながら無人電車に乗るべきホームを探して歩くけれど、普段は見かけない外国の人というのは化粧が濃く掘りが深いので、個性的な顔 ....
世界中を
母親にしない
日本語の 形態に
巻かれていた 中学生の頃
思いこみにできない
鉄板を 抱きしめていた
余裕がした 深夜放送に
飛び込んだものは
アイドルたちだろうと
....
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