俺は何だろう
道を歩いた 苦しみにされた
病人にされていく憂鬱だった
扉を手にした 幸せだった
俺は幸せになる
壁なのだ そこに立っていた
警備員だ 泣いていたかもしれない
おも ....
俺は就職する
なくなってしまった 朝日を流れる
街に 追いかけていた夢を
売りそこねた石ころだった
空中を見つめていたのかもしれない
宇宙に 汚されることすらなく
夜の雑音として死んだ ....
俺が料理した、皿で、
鯰がぶちまけられた、午後に、
テーブルは壊れた、べちょべちょで、
汁は揮発していた、妖精たちが遊んでいる。
部屋全体が乾いてきて、棺桶が開き、
妖怪が出てきていたが ....
何にも考えることの無くなった街で、自分に色々なことを考えている思いがするが、忘却することの無い瞬間を求め、けれど僕はさまよい続け、歩かさせられた。どんな料理を作るにしたって、四角の中に具をつっこむだけ ....
なんというか疲れている。疲れさせられている事を誰に対して言わされることもなかった。嘘だった。今日は河原で鳥が泳いでいる様子を注視していた。ぼんやりとこの部屋に帰ってきた。僕は何も言うこともない。幸 ....
誰でもなくなっていく季節の中で
色々な音を思い出している 自分を感じさせられている
曇った地上にとても 僕はのどかさを与えられている
宝石たちを手に握りしめた スーパーだった
僕の帰る場所 ....
内容のない言葉を作らさられた。けれどこんな風にして一日中、時間に引っかかるようにしている俺は、古びれた街に向かって歩こう。声を交わしたすべての人の古風な言葉に流れを任せている。立ちつくさせられた土地を ....
古い服を売却した
レシートはなくしてしまった
疲れていないのだと すべては
何にもない 騙された
何にもない私だった
ものさしで先生にひっぱたかれた 被害者だ
そうして歩けば
すれ違 ....
晴れた日には私自身、釣りによく出かける。釣りに出かけたとしても特に魚など釣れはしないのだけれど、以前バスプロについてのことをフォーラムに書きこんでしまったことを深く反省している。そんなふうに昔は最近の ....
俺は警備員だ
街で 死んでいる
怪我することなく工事現場を走らされた
けれど あきらめた 人の手に
怒りを燃やした
そしていつしか 消えた
俺は 夢を
破った 絵に幸せはな ....
心地いい。悲しみを何でもないこととして想像もしないことを考えている。死んでいけばいいのだが、ひどく疲れ果てている。そうしたことをのんびりとした平日の日に休むと言っている体だから、気が引けてしまう。新参 ....
何にもない川べりに腰を下ろして、ぼんやり誰かが来るのをそこで待っていた。魚が中で泳いでいる様子を想像する。そこで一言も魚は語りはしないだろうと思った。魚はそこで姿を翻すだけなのだ。僕のルアーは銀色だ。 ....
オレンジをピンぼけているレモン色に
壁際で花びらもない
会話の糸口も無い
言葉の空をキーにない
音をなめした皮ですらなく
僕が生きているクレッシェンドで
とりとめもない奇跡に
体をカー ....
たぶん美しい音楽というものは、一様に譜面にオタマジャクシが奇麗に並んでいるものだから考えさせられてしまう。いろいろなことをいろいろなことではない!と、思っている。その出口がどこかにあるのではないかと。 ....
俺は何でもない
不自由を人に知らされた
俺のそして満ち足りているのかもしれない
空気としてほどかれた 物体を 死んだ
俺は 俺かもしれない 何でもなくならされた
人に死体だと ....
そばの風をたぐることは手がかりになると思った
テトラの波紋に落とした雪の
最中を運んでいた木漏れ日も無いと瞳に知りながら
歩こうとした緑にたどる道を
のんびりと何分間も歩いた
曲がりくねって ....
瞳の最中に どこにいったのだろうと考えこまされていた
あの営業マンの人たちの消えた 過去の
神保町駅の歩かさせられていた ホームに
浮浪者でも何でも無くなっていった 近頃では人間でも
雑誌 ....
俺は船をもみ消された
何でもなくなった その金色だった
この俺の なくならされただろう 世界を
イメージとして その色彩に立ちつくしていた
道を立ち止まる 小波ですらもなくなった 俺の
....
今日をまた俺は眠らされる。眠りすぎているというほどに、朝起きたときに昼だったとしても。そうしては梅雨はまたやってくるのかもしれない。そのことを心配する必要はけれど、あまりなさそうではある。ところで ....
君の存在が単なる嘘に思えた
わからないけれども 明日としてやって来る
君の暗い闇の中として
壊された 俺の心だった
俺は世界から逃げ出すべきなのだろう
疲れさせられている日を すべてとし ....
偉大なのである、存在する世の中の女子大生は。彼女たちには可能性があるし、特に勉強という現実もないであろう。だから彼女たちとの生活を想像することは中小企業のサラリーマンにとっては天国のようなものかもしれ ....
僕は手だ
体の 心
心は 音楽!
音楽は CD…
おいしいごはん…
おいしいごはん!
おいしいごはん…
おいしいごはん…
僕の体だ
体の 心
心は 音楽!
音楽は CD… ....
どうなっていくのか この人生!!
僕の 自分だけの 世界よ!!
ああ人生なのか!! 生きる
それなんてものは 消えうせた!!
両の手に一セントすら残っていないーー
そんなふうにぼんやりと ....
そのものをどうにかしろと言われた世界だ
自信など失われた体
どこかに担ぎださせられただけの 岩山
塊の 千鳥模様の並べられた
滝などないさ
そこにどこかを そうしてはああ 眺めた
その ....
心の世界を出ていくときも労働者だった
失われた 財布の中身から
取り出された 午後のひとときの見つめさせられていた
砂利が蒔かれたばかりの 午後の工業地帯の片隅だった
僕はひとり 一台のト ....
いくつもの音階なのだ
テーブルの上にある 声は
落とされていくその言葉として聞かされた
その言葉として そこで 転がった
言葉の響きを聞いた
テーブルの上にいた 僕は
今はもうすでにな ....
年月とは後悔ではなく
未来にならされるであろう 天国の
他人であり 肉体ではない
芝生の一つ一つの その意志を捉えさせられた
誰かに 夢を追いかける 日曜日の夜を
言葉のかけらすら無くさ ....
夢の世界は
無くなったのかもしれない港に
言葉の存在を追い求めた つぶやき
水の粒たちだった
暗闇のひとつすらなく
思いを似通う声などなかった
そうではなく
それは 人の体などで ....
逃げぬ僕の苦悩へと飛来し、
物体なのかを問う停留所へと、
紅鮭の缶詰の蓋を利用し微笑んで、
怒りだけ増幅する孤独を、
僕だけ砂漠の縁に立つことのない、
鋼鉄の鎧を身につけて、
手足に盛 ....
僕の立っていた
その深夜の中にひとつとしてすら見えない
世界を流れる 一人の夜のそのひとつとしてすら
そこに見えた路地裏へと立っていた
海の その遠浅の世界だ
君が立っていた深夜の
そこに ....
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