私は虚無の世界へと溺れて逝った 
見渡せど 荒廃した第弐の街
罪の果実は黒ばみ
噛めば 砂の味覚を感じ
成す可き事の無き時間枠を彷徨ふ 

こんな私は幸福なので在ろうか?
否、きつと こ ....
世界の終わりに
閉められた扉を見て君は 何を思う?

世界の終わりに
枯れ行く君を見て僕なら 其れを、
麗しいと想うでしょう。

恐らく 現状に偽りは無く
誰が成功して欲する物を手に入 ....
やっと抜け出せた長い迷路
途中の坂道では雨が降り
何度も何度も足をつまづいた
出口の向こうの海を想い
月が沈んだ明るい空を想い
強くなった私を描いてた



いつでもリアルは ....
遠く 向こうの空を追いかけて

時折見せる少年っぽい優しい笑顔

欠けた歯がチラっと見えている

風を詠み ちぎれた時の糸を探し掴み

もう離さない様にと…

忘れていたよ。近くに ....
ふわり
ふわり
そして君は見えなくなった
甘い香りを残して
苦い思い出を残して
切ないこの僕を残して・・・

ぽろり
ぽろり
僕は涙をながす
君の後姿
青い海と空
ひとつずつ思 ....
幼き頃に思っていた。
雲は何処から流れてくる?
貴方を手放した今、
そんな事は如何でも良い

時々寂しくなる。
昔見ていた大きな夢が
叶うはずの夢が
覚めて 今を見渡した時

屁理 ....
私は名前を持たぬトリ
現実と必然の世界から飛んできた
独りはやはり 寂しいと
今宵も歌う雪月歌
〜嗚呼 貴方を忘れるのに失敗した〜
今日も私の羽が揺らめく
独りはやはり 寂しいと

照 ....
永き夜貴方が其処に居るのなら夢も厭わぬ、覚める朝まで・・・

満ち足りた思いを胸に刻みつつ忘れてしまう胸のトキメキ

日々、堕落。特に楽しいものはなくただ過ぎていく戻らぬ時間

ヒラり舞う ....
喧騒と汚職の国に
堕とされた天使
泣く事を忘れた赤子の様
止め処なく流るる時を無駄に弄び
もう一度 生きる糧を見つけるために
この穢れた大空を羽ばたいてゆく・・・

共通点の有無を問題に ....
無情にも約束は破られ

私はもう、

信じることすら辞めてしまった。



海のそばで貴方を想うでしょう。

其処は私の空想内

貴方はきっと実在すらしない。



 ....
貴方の香りを消す為
冷たい風に当たり 温いシャワーを浴びる
それらに貴方を重ね
私はまた独り、朝を認めるの

ガラスの瞳は二度と消えん
愛だけを所望し
利己を覚えた私の愚かな事

 ....
貴方と語らった夜より甘く
下らぬ人生は夢幻の現在(イマ)

吐き溜めた言葉に偽りは無い
修羅と化した其の表情まで 憤りまで
私は髄で記憶するだろう。
私が独り果てるまで・・・

如何し ....
何か云いた気な空を雲が覆った。

幾千の種が入り乱れた末、
些少ながら遂には人を喰う世界まで確立される。
?独り?
薄汚れた私は美味しいですか?

きっと廃棄される為
産み落とされた埋 ....
命鈴(13)
タイトル カテゴリ Point 日付
第弐ノ街自由詩107/6/26 23:36
世界の終わりに自由詩207/6/19 23:25
残酷なリアル自由詩306/7/26 23:41
協奏曲自由詩206/6/13 21:46
そして君は見えなくなった自由詩106/5/6 23:17
今思うこと自由詩206/5/3 22:35
自由詩106/4/3 20:12
日常短歌206/4/2 17:41
使命自由詩106/3/31 2:59
十六夜自由詩106/3/28 2:13
孤独自由詩206/3/27 19:39
精神革命[group]自由詩106/3/18 10:57
無常自由詩306/3/18 10:02

Home
0.09sec.