あの人の まなざし深く静かな
群青色は列をなして
宙を見つめている
人類の亡んだ地球の岸で、
あの人の亡霊が釣りをしている
風はそよそよと光り
空には雲が
ぽっかりぽっかりと浮かんで ....
魂という命は
絶対ではないけれど
大切であることには
変わりない
愛
おはよう、と一言写真へ声を掛ける老人。
写真のなかの人は宙へほほ笑んでいる。
木製の円卓の上には朝食のパンとコーヒー
祈りの言葉を宙へささやく老人
陽光に影は濃さを増し、老人はパンを持ち
....
悲しい
と言う
悲しみを
遠く
鳥はゆく
静かに狂う
私を
認めつつ詩を
書いていたのであった
私は昔
こころの底に
流れていた
川の音を
ずっと聴いていた
生まれることが出来なかった私の子は
愛を知ることもなく
や ....
その人の人生を
私は生きられないので、
私は私の人生を
生きるしかない
一度限りの人生
*
さまざまな人や物事に
さまざまに支えられている私
これも
みんなのおかげ
ありが ....
かつて私は
小鬼だった。
銀河の岸でありがとうと
私に手をふる小鬼も
元気である
つばめと雲と太陽と空を
見上げているのは愛
上を見れば限が無いと
太陽の光を反射して光る 雲。
つばめが二羽仲良く
風と共に飛んでいる。
ほんとうに大切な何かとは
何か
愛か
ベタな ....
草紅葉は
渋いいね!
手の冷たさで
近いと知る
雪国の冬を
その人の
思ってくれる
ように私は
生きられない。
ごめんなさい、と謝るのは
ずるいかもしれませんね
でもさ 私には私の生き方がある。
近頃私は忘れっぽくなった。ある意味
悪い物事 ....
時々
迷う時もある
しかし
迷い考えるから
気付くこともある
人生の道を
歩いている
さまざまに歩くが
ふりかえれば
一本道
時々
立ち止まり
世界や
自分を
見る
....
夕暮時の
晴れた日の西の山の上の
空が蒼く透けた色をしている
死なないで、と
言ってくれた人の声を
思い出そうとした
けれど山は夜をむかえて
死なないで、と
言ってくれた人の思いは ....
ありがとうを
何回言ってきただろうか
それでも言い足りないのは
感謝したい存在が
無数にあるから
ばーろー
と空気に向かって
つぶやく
私の方が
ばーろー
本当に
大切な
何かは
こころの奥に
あるのです
生きることを
どうしても
選んだ
勇気に
乾杯!
泥が多いほど
大きな大仏を作られる。
とお坊さんが
教えてくれた
迷いなければ悟りなしとも
限(きり)が無い
命 ....
蜩(ひぐらし)の かなかなかなかなかなかなかなかな……と歌う歌声が
空へ心地好くひびく
一人 林の陰に立ち 傷を思う
傷の増えた この銀製の指輪は
あの人が亡くなった頃に求めたものです
....
不思議なことって
あるんだ
それはなぜかというと
不思議なことが
あるから
熱帯夜続く日々
窓をアミ戸にしていたら、
虫たちのさまざまな
お歌が
聞けた日々
やったーっ!
ありがたい
さて
銀河の岸で
小鬼へ手をふる私
硝子の金魚の
ペーパーウェイト
福島のお城で求めた。
福島のMお兄ちゃんたちは
元気にしているとのこと
※ーーーーーーーー
震災後うちの家族で福島に行きました。
そし ....
これで最後
かもしれない
けれど
これでいいと思える
今だから
人は人、
自分は自分。
いろいろな意味でその人へ
感謝をするが情けは人の為ならず。
認めれば楽になる
この
せっかくの機会を
楽しもう 楽しめなければ
味わおう そうでなければもったいない
人生は一度限りだもの
だけれどね
肉体的に激痛があれば
あれば ガマン出来ないね
泣いて ....
悪人である私善人である私
どちらでもない私
これらみんなが私
いかがかしら?
とんぼが負ける
宇宙を生んだのは何かだ
その何かを生んだのは
何なのか
行方不明の答
空は青すぎてとんぼ光る
永遠は
いつから永遠なのか
始まりも終りも無い
苦しみと喜びの
日回りの花
思い出になった
私
あなたのこころに
住んでいるのか
ここはあなた
のっぴきならないで
仕方ないと思う
しかない
場合もある。
青ざめる空と
待つ
しかない
物事もありますね。
待てるだけでも
いいのかもしれない
私の人生退屈知らずで
色々な物事が
毎日起きる
合間にほっとして
こころで零す涙
涙の成分には
悲しみ
喜び
色々なのがある
人生の味わい
この時
会うのが
最後
かもしれない
と時々思う
あなたの
存在を
知ることが
出来て
よかったと思っている
今年も
ひぐらしと
すいっちょと
こおろぎの歌を ....
こしごえ
(1126)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
限界の先を夢見る
自由詩
4*
23/10/13 13:30
※五行歌「魂という命は 絶対ではないけれど」
自由詩
2*
23/10/12 9:08
或る日の一日
自由詩
4*
23/10/10 10:39
※五行歌「悲しい と言う 悲しみを」
自由詩
2*
23/10/8 17:29
未来の私の影
自由詩
6*
23/10/8 13:10
※五行歌 三首「あの人の命は忘れない」
自由詩
2*
23/10/7 13:24
※五行歌「かつて私は 小鬼だった。」
自由詩
4*
23/10/6 15:32
つばめと雲と太陽と空
自由詩
3*
23/10/6 10:35
※五行歌「草紅葉は 渋いいね!」
自由詩
3*
23/10/5 13:59
空を忘れた鳥と私
自由詩
4*
23/10/3 8:59
一本道
自由詩
7*
23/10/2 9:31
天より高い
自由詩
3*
23/10/1 12:42
※五行歌「感謝したい存在が 無数にあるから」
自由詩
3*
23/10/1 10:59
※五行歌「ばーろー」
自由詩
3*
23/9/29 16:48
※五行歌「本当に大切な何かは」
自由詩
3+*
23/9/27 15:48
※五行歌 三首「命は原初から欠けているから」
自由詩
3*
23/9/19 11:23
傷のこと
自由詩
4*
23/9/15 9:50
※五行歌 二首「虫たちのさまざまなお歌が聞けた日々」
自由詩
2*
23/9/9 11:05
※五行歌「銀河の岸で 小鬼へ手をふる私」
自由詩
4*
23/9/8 15:24
※五行歌「硝子の金魚の ペーパーウェイト」
自由詩
5*
23/9/7 10:25
※五行歌「これで最後 かもしれない」
自由詩
4*
23/9/7 8:50
※五行歌「人は人、自分は自分。」
自由詩
2*
23/9/4 16:35
※五行歌 二首「星々がチカチカする」
自由詩
4*
23/9/1 15:53
※五行歌「とんぼが負ける」
自由詩
4*
23/8/30 11:11
※五行歌「その何かを生んだのは 何なのか」
自由詩
2*
23/8/29 17:31
※五行歌「永遠は いつから永遠なのか」
自由詩
2*
23/8/29 17:30
※五行歌「思い出になった 私」
自由詩
3*
23/8/28 17:12
※五行歌 二首「のっぴきならないで」
自由詩
1*
23/8/16 15:28
※五行歌 二首「私の人生退屈知らずで」
自由詩
4*
23/8/15 7:36
※五行歌 四首「この時会うのが最後かもしれない」
自由詩
2*
23/8/10 15:12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
0.32sec.