静かに
狂う
私に
流れる
歴史と
今も
一つの
存在が
無くなった
ここにお墓が
出来る。ここに
拳位の大きさの
丸い石を置いて
その存在のお墓としよう。
丸い石を置かれて
お墓となった
ここは
しるし
生き ....
目を
つむると
鳥の声が
聞こえて
ここに在る私

在るものは
在るのだが
在るからといって
在るとは限らない
愛の姿を
追えば
逃げてゆく
だから
見守る
愛の姿を
 ....
詩人の
魂は
筆、
私の
モットー
私の
こころは
清濁で
満ちている
だから私だ
目を
つむると
鳥の声が
聞こえて
ここに在る私
あの人と
昔に
会えて
こころが
咲いた





さびしい
地球
宇宙に一つの

零れる





持っていても
使わなければ
持っていないのと同じ ....
ありがたい
ああ
つながっている
どんなに遠くても
宇宙の内だ
水が
物に当たる音は
するけれど
水自体は
無口でしょう





みんなひなたぼっこ
ぽかぽか
光る
そよ風さらさらの
さまざまな
物事は
一概には言えませんね
それぞれがそれぞれだ
でも地球は一つだけ
あの人の まなざし深く静かな
群青色は列をなして
宙を見つめている

人類の亡んだ地球の岸で、
あの人の亡霊が釣りをしている
風はそよそよと光り
空には雲が
ぽっかりぽっかりと浮かんで ....
魂という命は
絶対ではないけれど
大切であることには
変わりない
おはよう、と一言写真へ声を掛ける老人。
写真のなかの人は宙へほほ笑んでいる。
木製の円卓の上には朝食のパンとコーヒー
祈りの言葉を宙へささやく老人
陽光に影は濃さを増し、老人はパンを持ち

 ....
悲しい
と言う
悲しみを
遠く
鳥はゆく
静かに狂う
私を
認めつつ詩を
書いていたのであった
私は昔

こころの底に
流れていた
川の音を
ずっと聴いていた
生まれることが出来なかった私の子は
愛を知ることもなく
や ....
その人の人生を
私は生きられないので、
私は私の人生を
生きるしかない
一度限りの人生



さまざまな人や物事に
さまざまに支えられている私
これも
みんなのおかげ
ありが ....
かつて私は
小鬼だった。
銀河の岸でありがとうと
私に手をふる小鬼も
元気である
つばめと雲と太陽と空を
見上げているのは愛
上を見れば限が無いと
太陽の光を反射して光る 雲。
つばめが二羽仲良く
風と共に飛んでいる。
ほんとうに大切な何かとは
何か
愛か
ベタな ....
草紅葉は
渋いいね!
手の冷たさで
近いと知る
雪国の冬を 
その人の
思ってくれる
ように私は
生きられない。
ごめんなさい、と謝るのは
ずるいかもしれませんね
でもさ 私には私の生き方がある。

近頃私は忘れっぽくなった。ある意味
悪い物事 ....
時々
迷う時もある
しかし
迷い考えるから
気付くこともある

人生の道を
歩いている
さまざまに歩くが
ふりかえれば
一本道
時々
立ち止まり
世界や
自分を
見る
 ....
夕暮時の
晴れた日の西の山の上の
空が蒼く透けた色をしている
死なないで、と
言ってくれた人の声を
思い出そうとした
けれど山は夜をむかえて

死なないで、と
言ってくれた人の思いは ....
ありがとうを
何回言ってきただろうか
それでも言い足りないのは
感謝したい存在が
無数にあるから
ばーろー
と空気に向かって
つぶやく
私の方が
ばーろー
本当に
大切な
何かは
こころの奥に
あるのです
生きることを
どうしても
選んだ
勇気に
乾杯!


泥が多いほど
大きな大仏を作られる。
とお坊さんが
教えてくれた
迷いなければ悟りなしとも


限(きり)が無い
命 ....
蜩(ひぐらし)の かなかなかなかなかなかなかなかな……と歌う歌声が
空へ心地好くひびく
一人 林の陰に立ち 傷を思う

傷の増えた この銀製の指輪は
あの人が亡くなった頃に求めたものです
 ....
不思議なことって
あるんだ
それはなぜかというと
不思議なことが
あるから


熱帯夜続く日々
窓をアミ戸にしていたら、
虫たちのさまざまな
お歌が
聞けた日々
やったーっ!
ありがたい
さて
銀河の岸で
小鬼へ手をふる私
硝子の金魚の
ペーパーウェイト
福島のお城で求めた。
福島のMお兄ちゃんたちは
元気にしているとのこと





※ーーーーーーーー
震災後うちの家族で福島に行きました。
そし ....
こしごえ(1046)
タイトル カテゴリ Point 日付
※五行歌「静かに狂う」自由詩0+*23/10/18 14:38
お墓自由詩3*23/10/18 9:38
共鳴自由詩3*23/10/17 13:06
※五行歌「詩人の魂は筆、」自由詩1*23/10/17 11:14
※五行歌「清濁で 満ちている」自由詩3*23/10/17 9:18
※五行歌「ここに在る私」自由詩1*23/10/16 13:01
※五行歌 三首「使わなければ 持っていないのと同じ」自由詩5*23/10/16 11:07
※五行歌「どんなに遠くても 宇宙の内だ」自由詩3*23/10/15 16:46
※五行歌 二首「水自体は無口でしょう」自由詩5*23/10/14 13:32
※五行歌「でも地球は一つだけ」自由詩4*23/10/13 17:03
限界の先を夢見る自由詩5*23/10/13 13:30
※五行歌「魂という命は 絶対ではないけれど」自由詩2*23/10/12 9:08
或る日の一日自由詩4*23/10/10 10:39
※五行歌「悲しい と言う 悲しみを」自由詩2*23/10/8 17:29
未来の私の影自由詩8*23/10/8 13:10
※五行歌 三首「あの人の命は忘れない」自由詩2*23/10/7 13:24
※五行歌「かつて私は 小鬼だった。」自由詩5*23/10/6 15:32
つばめと雲と太陽と空自由詩4*23/10/6 10:35
※五行歌「草紅葉は 渋いいね!」自由詩4*23/10/5 13:59
空を忘れた鳥と私自由詩5*23/10/3 8:59
一本道自由詩7*23/10/2 9:31
天より高い自由詩4*23/10/1 12:42
※五行歌「感謝したい存在が 無数にあるから」自由詩3*23/10/1 10:59
※五行歌「ばーろー」自由詩3*23/9/29 16:48
※五行歌「本当に大切な何かは」自由詩3+*23/9/27 15:48
※五行歌 三首「命は原初から欠けているから」自由詩3*23/9/19 11:23
傷のこと自由詩5*23/9/15 9:50
※五行歌 二首「虫たちのさまざまなお歌が聞けた日々」自由詩2*23/9/9 11:05
※五行歌「銀河の岸で 小鬼へ手をふる私」自由詩4*23/9/8 15:24
※五行歌「硝子の金魚の ペーパーウェイト」自由詩5*23/9/7 10:25

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