美味しいものを食べに行こうなんて
頬笑みながらきみは言った
もうすぐ別れてしまうのに
多分ぼくたちは一番親しい友達になるだろう
残された想い出たちが五月の風に飛んでゆく

あの頃は流れ星を ....
変更されたシフト、そんなゆーうつな曇り空のしたでの、とてもぎこちのない板ばさみ、汚れたアスファルトに高圧洗浄機をかけて、どろみずをワイパーでひたすらに掻きだしてゆく、気楽かつとても気のりしない土よう日 .... 鳩をみませんでしたか
おだやかな嘴に
なぞめきひかる胸毛
むくつけき気性は
あるべきようにあるかたちへ
にぎれば扱いやすいよう
手間でも水もそそげます
あれのあるかぎり
安泰でいられる ....
変わらない田舎に帰省したような
田水がキラキラと輝く豊かさの景色が
目に染みる

人は変化を嫌う生き物だが
10年経てば
思想や哲学は成長という変化を遂げる

随分と丸くなった
角が ....
鋭利な刃物が頸動脈に狙いをつけている、極彩色の夢を見た朝は、初めにそこが天国なのか現実なのか確かめることから始まる、天国ならラッキーって思うし現実ならウンザリする、でも未来があるのはいつだって現実 ....  
 夜は不思議

 友達の何気ない一言が気になって不安な夜

 テスト期間終わってリラックスする夜

 親とケンカしてムカムカする夜

 あいつの横顔が思い浮かんで離れない夜

 ....
・絶望よ、低く嗤うがいい、例の皮肉な物言いで、全てを台無しにするがいい

・暗然と、失望と、落胆と、そして無力感

・とうとう私を墓場に追いやったな

・私の腕も、脚も、もはや動かない ....
この痛みは
この苦しみは
いつ終わるのだろうか

どんな心に沁みる音楽も
僕の為だけにあるわけではなかった

もうどんな言葉も
僕の心を救うには無意味であった
僕は世界でただ一人、一 ....
日々目まぐるしい日常
新しいトピックまた登場
SNSは川の流れより早い
今放った言葉も濁流にのまれてゆく

なんでもバズったものが
リアルを追い越してるから
もはや何が本当かわからない
 ....
うっとりと
しずか
しずみこむ
たましい
たたみ
しんしんしん

 光の柱廊の
  伸びる伸びる
   猛スピードで
    奥へ奥へと
    逆流する時間の
   未来未知 ....
君は明日とこれからを生きて行ける
私は昨日とこれまでを生きて行ける
お互いに今が終われば
もうすれ違うだけ
君は終わらない時間の中を生きて
私はもう終わった時間を生きて行く
私は君が羨まし ....
節分

鬼さんこちら 手の鳴る方へ
遠ざかるのは
誰の声 時の足音


ご飯

一人分の 米を研ぐ
冬の大三角
溢れそうな乳白の光

こーひーぶれいく
ですね
街の片隅に腰掛けていたのは、造園会社の2階がテラスになっている白い建物だった

高架橋の上から街医者になった気分で眺め、車を走らせながらざっくりと診断してみる

街並みを待合室に例えたときに、 ....
思いをペンに

紙へと落とし

縦糸に撚(よ)る

文字を染めて

言葉を紡ぎ

横糸に渡す

ガチャン
ガチャン

言葉のシャトルが

リズムを刻む

文字は単語に

 ....
生きてきた
すべての時が
頭の中に納まっている
どれを取り出すのも
あなたの自由だ
ただし過去に執着しないように
そっと机の引き出しを開いて
すべてがあなたを祝福しているよ
溢れるよう ....
覚え書き
 

詩人もいつまでも
子供ではいられない
からといつても
ふさぎ込んでいる

わたしは成長が止まり
ともに過ごしたときは
あつたのかすらの忘却の作品

暑い夏にあの ....
夢のなかで若返ったもう一人の私がピンクがかったファンシーなベッドの上で
可愛らしい動物柄のクッションにしなだれかかりながら
異様に細長い脚をこちらに向けていた
淫靡な瞳で見つめ
不敵な笑みで股 ....
真っ赤に焼き爛れた塊が地面に呑み込まれてゆく

僕は言葉もなくただ見惚れる
まるで天の神と地の下僕との交接だ

ゆっくりと確実に情け容赦なく神は下僕を穢していった

子どもたちが遊ぶ校庭 ....
長くて細長い暗がりを手探りで歩む
どこにも掴まる所なんてないのさ
まるで奈落に堕ちて這い上がることすら叶わぬちっぽけな蟲のよう

そうさ、オレは蟲さ
どす黒い羽を生やし厭らしい触覚であちこち ....
○「老夫婦」
セックスなし
キスなし
甘い言葉なし

心はどんどん乾いていく

○「老夫婦」
何十年も苦楽を共にしてきた夫婦が
やがて仇敵のようにののしりあうようになるとは

 ....
おぼろ月の夜
一日のためいきが霧となって森を覆っている
初夏の日差しにうたれた葉は
産毛をひらき 月のひかりを浴びている

森の奥
鼻を濡らした一頭の獣が立つ
におい立つ皮膚に  ....
自信がないとこを見せるな
女にモテないとの文を見た
女にモテなくてもいいやと
心を新たにした
体を鍛えろとも

してみると昭和の
男は泣かないとか
若者よ、体を鍛えておけと
変わらん ....
狂った犬が
交差点で一匹一匹集合しながら
あの人の葬儀に向かってる
よだれ垂らして
吠え散らかしながら

葬列には骨がいっぱい
骨は骨を送る
肉が邪魔をする

甘い毒の話や
 ....
時代を追いかけ
時代から遠ざかり
時代に取り残される

言われた通りにしていたら
ものわかりのいいバカになりました

数の数え方と色の見分け方
下手の横好きは生きる術でした

知っ ....
脳髄にて
独自に息をし
スゥスゥ響きの
絶え間ない木霊
ゆっくりゆくりと
何か言葉らしきもの
音響らしき意味らしき
宇宙吐息の如き小鈴連
反射しつつ繰り返され
この連続スル時ヲ抉り
 ....
歌をうたってる
僕がいる
歌が聞こえる
だれかの

どこかのだれか
いまごろ
僕を歌う
だれかのために

気まぐれな
歌をうたう
いつの間にか
はじまってる

どこかのだ ....
日焼けが気になることに
違和感があるんだ

出し惜しみのない太陽の光
ただ輝きの役目をしている
ひとりひとり輝けるように
鑑として無言で真理を翳す

日焼けが気になる季節に
日傘をさ ....
○「心の穴」
僕は
みんなが寝静まった頃
心の庭に掘った井戸のような穴へ向かって
人には絶対言えない言葉を捨てている
「くそ!」「バカ!」「アホ!」「死ぬ!」
「キモい」「ブス」「デブ」「 ....
0 序としての、呼びかけ

ねぇ、蛇たち?

貴女方はわたしのこと、
非道いって、思ってるみたいですね。

でもね、
わたしの生きてきた闇もまた、
貴女方の知らない明るい闇 ....
昨晩見た夢は
わたしのあたまのなかに
かろうじて残ってはいるが
触れることはできそうもない
かたちないもの
見たといっても
まぶたはとじられていた
不思議なことだ

朝はかたちあるも ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
別れ路レタス4*25/5/25 23:39
土よう日 くもり本田憲嵩525/5/25 22:51
巣箱の中の死神凪目125/5/25 22:45
弥栄の泥朝焼彩茜色425/5/25 21:52
結局、血が騒ぐホロウ・シカ...1*25/5/25 21:40
夜は不思議おやすみ625/5/25 21:17
誰が私を埋めたのかaristo...125/5/25 20:31
もうすぐ降り止む雨[group]林 理仁4*25/5/25 19:49
自分の願望7*25/5/25 19:17
ㇱシ行灯ひだかたけし7*25/5/25 18:52
リィ2*25/5/25 18:28
こーひーぶれいく梅昆布茶21325/5/25 15:38
詩をめぐる診断菊西 夕座2*25/5/25 15:09
詩布多賀良ヒカル225/5/25 15:07
時の魔法杉原詠二(黒...3*25/5/25 15:04
覚え書き足立らどみ6*25/5/25 13:04
淫靡栗栖真理亜4*25/5/25 11:21
淫蕩と神と下僕025/5/25 11:17
暗路025/5/25 11:14
独り言5.25zenyam...3*25/5/25 6:44
闇の獣山人7*25/5/25 5:32
マッチョ無理りゅうさん4*25/5/25 4:14
錆びた鍵の唄竜門勇気1*25/5/24 23:47
guilty3TwoRiv...11*25/5/24 22:21
詩想、比喩ノ如き現ノひだかたけし6*25/5/24 20:33
ソングバード9*25/5/24 19:05
太陽の傘朝焼彩茜色1125/5/24 17:29
独り言5.24zenyam...1*25/5/24 15:30
砂漠の蛇秋葉竹225/5/24 14:47
そらの珊瑚21*25/5/24 13:50

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