日曜日
『イデミツ・コウさん』
コウさんは
教えてくれ ....
晴れた日には屋上で二時まで三時まで並 ....
雷光が俺の胸骨を遊ぶように這うのさ
叫び声は不遇な路地裏に捨ておかれ
雨雲に浸食 ....
さかずき喰らって大吟醸を
のむ父は
共産党の
批判をしながら目を回し
タタミの上へ転覆
....
陽だまりの光をあつめて
手のひらですくうようにしたら
伝わってくる温もりが
静かにあふれていた ....
わたしにはみずこがいる
それにいつからか名前までつけている
ときどきゆめにそのこがあらわれる
....
バイトの面接にいった。それだけで脳から鉄の匂いと鉄の味がするくらい疲れた。実際今もさびついた鉄の歯車 ....
僕の死は 陽の目を浴びることなく
おけらみたいに生きていた
すう、と風にアシをもがれたら
青く ....
見えるものは分解し
聞こえるものは融解し
感じるものは一体となる
世界はバラバラに崩壊する!
....
クロスバーを叩く鈍い音がした瞬間
頭を抱えた君は
最後まで顔を上げることは無かった
ゲームが終 ....
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue
}
が ....
湿った風 追い風 まとわる
体中すいこんだ わたしたち
早足で 砂浜のような 濡れた ア ....
ウチら卒ギョーしてもマジでシンユーだから
AKB48の歯が1個道に落ちてた ....
足の裏に雨がついた
足の裏からむこうが水の世界になった
ゆうらゆうらと ひったんひったんと
足 ....
焼き尽くす奉げものとして
俺を神殿の祭壇に供えよう
オプロパナクス
ジャポニクス
(ナカイ) ....
時計の断面が落ちている
側に誰かの置いた花束がある
初夏の陽射しは影をつくり
わた ....
細い指を絡めて
愛を囁いた
湖畔に佇む
雨に濡れた木々には
震える小鳥が鳴いている
遠 ....
「恋」
七年目の恋に
激しく身悶えするような
情熱を注いで
イケメン男子は ....
随筆を書いてみる。徒然なるままに、とりあえず書いてみようと思う。
私という人間は、今まで随筆と ....
またこの季節がきた
むかしの女から選挙の電話だ
感情が宗教にとりのこされてぽつんとする
勇 ....
誰かを好きになるってことは
いつか
その誰かを
嫌いになるっていうこと
誰かに好かれるってことは ....
・ ・ ・ ・ ・ ・
木哺デハ
北東ノ風 風力8
気温7度
1024ヘクトパスカ ....
(?)
お腹のなかの緑色した
涼しい星たち
その
熟成のない
天体の運行。
体内 ....
どれほどの痛みの上に
咲いてしまうのだろう
あふれるほどきれいに
屈託なくわらう、あなたに恋を ....
81.
太陽の真実を
月が省察している
82.
会議 ....
狩野川台風で橋が落ちたために
駅からタクシーで大まわりして
修善寺温泉街にはいった
九歳のぼく ....
なぜ 走るのだろう
肉体は悲鳴を上げ
精神は潰れかけていながら
なぜ 休むことなく
前に ....
交差点に来た
私を中心に
たくさんの人が行き交う
たくさんの人が
入れ替わり 立ち替わり ....
前を向け
足を上げろ
走り出せ
強要される俺
うずくまり
何かを待ってる俺 ....
深夜 ライブの帰り
ぼーっと ゆらめく半月に
見上げ つぶやく
飲み会で ふわふわした
....
境界を分かつ分厚い朝の4時
ずっと後回しにしてた、
ほつれかけてた
コートのボタンを付け直した。
ずっと前から、
ず ....
男と女のことを白昼の往来に叫ぶのはよそう
ほらあんなにも冷たい視線が僕に向けられて
それだけでま ....
ひどいブスにこの粗末な肉体を捧げて
十二月三十四日の僕は肉の海に沈む
ラムやマトンで身の回りがい ....
偽の甲子園優勝投手と一緒に
水族館に行って帰ってきたんだ
何にも面白いことなんかなかったさ
た ....
ブラジルはサッカーの強豪そうなのか
自制的生き方の否定若かった
何もない日の世界 ....
胃に優しいとか
目に優しいとか
肌に優しいとか
地球に優しいとか
特定部位には優しいのに
....
最近、ライト・ヴァースや大野 新という詩人に興味があり、調べたりしたのですが、本が図書館にあまりない ....
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