機関車が吐いた雲が
今日はめずらしく
空になっている

そのはるか上層部で
空はやわらかく ....
あのころ

小学校五年生だった

少年少女たちが

まわりにはいっぱいいた

みんな ....
 
もし僕が
100歳まで生きるのならば
まだ5分の1も生きてないけど
 
もし僕が
明日死ぬのなら ....
あなたは美しい

姿も 生き方も

声も 仕種も 横顔も

きっと僕なんかよりも

 ....
僕たちは汚れた道を
掃除しながら歩く
次から次へ
また汚れるのを掃除する

道はきれいにな ....


凍えた指先にへばりつく意地だ
壊れた玩具に染み込んだ過去だ
廃れた音楽に閉じ込められた未 ....
          071214


クジラの物差し
 いらんかね
イランの金持ち
  ....



僕を作った女の子は

満足そうに、駆けていった

僕はなんのためにここにいるの? ....
{画像=071202010012.jpg}
夜のカンバスの上に
ぼくは一本のボールペンと
一枚 ....
屋上で一人外を眺めていると頭上後方を蝉のじーっと言う声が
ゆっくりアーチを描いていって、手すりでそ ....
{ルビ後=ご}にまわり我の影、という君がいて 君に見えざる影 我にあり


『君がため』 粘土 ....
「大丈夫。」
そう言ったのは君のためだと、そう自分に言い聞かせた。
 
 
「大丈夫。」
 ....
年末だっていうのに
部屋を大掃除する気にもなれず

やたらと浮かれ気分の
テレビを見る気にも ....
きみがしあわせになれれば
それでいいと願っていたあの頃は
うそじゃないと信じたい


 ....
24時を撃て!
5分前ではいけない
5分過ぎてはいけない

ピアノソロ始まって
その時刻
 ....
子供のままでいたかったと最近よく思います。
あのころは今恐れているものを恐れていなかったし
そし ....
自転車に飛び乗って聖蹟桜ヶ丘へと漕ぎ出す
夕刻は燃えはじめていて
ペンタブレットを壊してくれた天 ....
この管理社会に狂気を携えて
部長の頭をかち割るぜ

この管理社会に狂気は正気
いじめる奴は股 ....
彼女は僕の詩だ
光り輝く日曜日
彼女は際限なく
僕に降りそそぐ
恵みや潤い
優しいぬくもり ....

これくらいは未来があって

このくらいは過去がある







なにもしら ....

妻との空


コーヒーハウス
霜月の昼
コロッケ・ピラフ
翻る女さざめく
雰囲 ....



復想園          批評人
  (1)
 
悪魔の子は或る夜、スラム街の一室 ....
冷たい温度で滑り込む。pianoの音で涙する。
這う指の、意味を形を、記憶する。

言葉鳴り、 ....


軽快なモーニングコールで
目覚める僕の朝
 
始まりの鐘が鳴る
まだ 眠ってたいのに ....
     


朝焼けの 光の中に 立つ影は 鏡を無くし 空を見上げる




あな ....



けだるい朝

起きて思い浮かぶは

君の事。


思い知らされた事実が
 ....
唾液
の中に
残る記憶が
行き場を失って
外に
吐き出される

消滅音は
未来
店 ....
灰色に曇った窓の雫を
つ、となぞると
白い雨は上がっていて
弱々しい陽射しの予感がする

 ....
こんなに幸福に笑っていられる時間が
なんだか少し 怖い気がするよ
明日になれば何もかもが
ウソ ....
街の片隅で 捨て猫のように凍えているボクと
傷だらけの君の瞳の中に
同じ色彩が見えていたら
そ ....
 


ふたりが十字架を構成するラインになったら、
今度こそは誓いをたてよう
なまぬるくっ ....
寂しさを抱える夜は雪が降る

黄落にあたる日差しは弱々し

息白し目に見えるものに吹きかける
空に飛沫を上げ
雨飛ぶ

暗雲しかし
太陽の眼光
硬直した頬を打つ

漆黒の夜しかし
 ....
言葉の言葉は。(分かり易く帯を付ける)

実体の実態という実体でさえ。(脳を揺らす)

のさ ....
ソファーの彼女は雑誌の右側しか見ていなくて
星占いによると君は明日死ぬらしい
ポストに入った絵葉 ....
しわしわの祖母の指を見る
指のシワはそのまま五線譜のようにのび
窓を抜け
空の彼方まで飛んでい ....

                        11 血

いってきます
の合図に
ドロ ....
 
 
 
 
 
 
耳の、奥
疼くであろう膜は
憂いのように湿りを帯びて
たし ....
さよなら
風に揺れるぶらんこ

さよなら
公営団地の高圧線

さよなら
クレヨンで描い ....


吾が孫と知らぬ翁の呼び声に

十七字心の内の小宇宙

弟が大金持ちといてふの葉
 ....
 昨晩は錯乱して
 まるで
 密林で春をひさぐ女たちの
 割烹着に付いたシミのよう
 
  ....
なぜか君の名前をググってしまう
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2007年12月14日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
機関車とくじら小川 葉自由詩207-12-14 23:28
教室吉岡ペペロ自由詩307-12-14 23:17
12次元☆★自由詩007-12-14 23:00
印象探究⑤短角牛自由詩007-12-14 22:43
僕たちの住む場所なかがわひろ...自由詩3*07-12-14 22:14
暗闇の色味を塗り分ける(決して塗り潰すものではなく)ホロウ・シカ...自由詩2*07-12-14 22:13
機関車とくじらあおば自由詩6*07-12-14 22:00
僕はゆきだるまむむ自由詩407-12-14 21:56
独身寮beebee自由詩107-12-14 21:27
突付かれ、切り落とされ、失われていく鴫澤初音未詩・独白107-12-14 20:42
マグマ石畑由紀子短歌507-12-14 19:52
大丈夫秋桜短歌6*07-12-14 19:39
12月某日、ある曇った日の夕暮れ時涙(ルイ)自由詩4*07-12-14 19:01
愛することわら自由詩17+*07-12-14 18:36
24時を撃て音阿弥花三郎自由詩107-12-14 18:02
子供のままで相良ゆう未詩・独白007-12-14 17:54
夕刻・聖蹟桜ヶ丘たちばなまこ...自由詩8*07-12-14 17:32
この管理社会に・・・アハウ自由詩6*07-12-14 16:23
だいたばし自由詩007-12-14 16:20
過程Sa;自由詩107-12-14 15:41
「妻との空」生田 稔自由詩407-12-14 15:38
「復想園」  散文(批評...1*07-12-14 14:42
恋慕小説皆川朱鷺短歌207-12-14 13:50
グッドモーニングノウム自由詩107-12-14 13:26
暁の空川口 掌自由詩5*07-12-14 12:31
三奈携帯写真+...3*07-12-14 12:29
瘴気の壁狩心自由詩2*07-12-14 12:24
ふゆの空蝉銀猫自由詩18*07-12-14 11:58
ひとりぼっちの風涙(ルイ)自由詩1*07-12-14 11:36
共通項自由詩4*07-12-14 10:57
あいしてるちぇーん哀詩自由詩007-12-14 9:59
夏川ゆう俳句107-12-14 8:16
雨駆ける時結城 森士自由詩007-12-14 7:31
ことばの×4ゼロスケ自由詩107-12-14 4:08
STARDUST000自由詩007-12-14 3:30
五線譜服部聖一自由詩407-12-14 2:02
アンテ未詩・独白407-12-14 1:53
伏し目山中 烏流自由詩207-12-14 1:03
帰り道青色銀河団携帯写真+...707-12-14 1:00
よつ幸俳句007-12-14 0:58
 騾馬/蜘蛛/鬼/ピーカフ鈴木自由詩107-12-14 0:43
恋の予兆めぐちみ自由詩007-12-14 0:00

加筆訂正:
ことばの×4/ゼロスケ[06:31]
括弧の件はこれで妥協。ついでに付け加えといた。よってブログのものより最新。
ことばの×4/ゼロスケ[04:22]
括弧内括弧は使えんのかよ。意外と制約多い!くそ!
ことばの×4/ゼロスケ[04:17]
全角中括弧使っちゃった
42rows, 1.06sec.