いつもなら
真横から朝日を浴びる時間に
ライトを点灯させた車が
飛抹をあげて通り過ぎていく
 ....
世界を愛したり、隣人を憎んだり

二股かけたり、三股かけたり

そんな器用なこと、できないん ....
母は
今も悔やんでいる
父が逝き
毎日
毎日
こんなにも悲しいのに

泣けないのはなぜ ....
例えば君が思うこと

赤い自転車 甘い香り 新しいシーツ

より良く僕たちが暮らしていくため ....
                   071213



 なにかをもとめてなかにしさんのう ....


夜を、
わたしの、夜を、
誰かがたやすく追い越して
ちがう、
誰か、は、
待ちぶせ ....
 街角には、白い柱が一本立てられている。象牙の色のなめらかな小さな突起に覆われ、大人が手を回しても少 .... きよらかな ふゆの
卵を ひとつだけ 
孵らせる ために
些細な じぶんを
しきりに ふりお ....

愛してもらいたいなら愛さなければならないとか誰かが言ってませんでしたっけ?
俺って実はプライド ....



たとえば鏡を覗きこんでも自分が見えなくなったとき

そこに詩が生まれる



 ....
窓から光が差し込んで、仕方がないから目を開けた。
どちらかっていうと布団に潜り込んでしまいたかった ....
ブウーウーン
むやみにうるさい羽音を鳴らして そいつはやってくる
しばらく その辺をうろついてか ....



照明を落としてフロアーに転がり
腐乱死体の真似をした
ずるり、と
眼球が零れ落ちた ....
・2007-09-09

頭脳線ふたつに裂けてゆく体

あっぽうと呼ばれて赤くなる林檎

 ....
あかん 好きに なったら
あかんのや けど
好きなんや
あかんと 思えば 思うほど

けい ....


送りたいのはそんな言葉じゃない

もっと何か細胞に進化=この缶詰状態への向側

を齎 ....

見えていた?
いつ?最後に確認したのは
姿見にはもう布を被せてしまったが為に
君は不 ....
どんな存在になっている
どんな形に組み込まれている
崩れれば雑にされてバラバラに
無邪気 ....
わたしに春のかぜをくれたあなたは

いつも冬のかぜをあびていました


人には春を
花を ....
横になって夢を待っている

夢が来るのを待っている

待っている間少し眠る



た ....
(私の身体にある悪をすべて打ち消して)

(痛いくらいの優しさで満たした)

(そんな人間に ....
交差点を右に曲がって
2つ目の信号を左折するとおおよそ500メートル先に
ローソンがあるのでそこ ....
陽射しに青く染まる

耀く朝の枝で首をすくめる氷点

つめたいしずくが

透き通った時刻 ....
不自然な色をしたゼリーは
舌の上に空色を強か(したたか)に残して消えた

無疵なものなら此処に ....
日が暮れる
夕空に星が輝いた
大きな月ものぼった


満月だ


タワーに灯りがとも ....
あとどれくらい風にさらされ続ければ
何も感じなくなるのだろう


あとどれくらい嘘を重ね続け ....
あなたは胎児であって胎児ではないのだから
産み落とされる瞬間に触れる空気の冷たさも
これから始ま ....
真っ白い画用紙に
夢を描くな
人物を描くな
風景を描け
風景を描けば
人物は自然と生まれて ....
 



君という薬は僕の糧。
君という夢は僕の未来。
君という恋は僕の望み。
君とい ....
ぴしぴしと波打つ様な雨
大きなツリーから
延びた電飾に絡まりぶら下がる星
風に揺れている

 ....
           071212
 

パン焼きの片栗粉
フライパンのごま油
ぷ ....
クリスマス賑わう街は恋の街

マフラーに巻かれ巻かれて風防ぐ

短日は時の流れも早くなる
君があまりにも
ジャングルだった、ので、
落としてきてしまった 、だれか 、 たす け て
は ....
駱駝が砂漠に流した涙
海亀が砂浜に流した涙
炎天下の甲子園に流した涙
新宿ゴールデン街の路地裏 ....
てぶくろ。モッズコート。
猫色の毛。革製品。
なんでもいい。あったかいもの。
骨の芯がやわらぐ ....
夏の朝
朝顔が咲いている
なぜ咲いているのか?
それを完璧に説明することが
できないように ....
そのジョーク
醤油顔
   なら
許すけど
キミはもう僕を忘れてもいいよ
メールの返信もしなくていいよ
強がって見せるけどね
違う。違うん ....
やっぱり笑っているあなたが
1番素敵だと思いました
面白くて大笑いしてる姿も
照れて笑っている ....
冬の夕暮れは早い
福岡でも

5時を過ぎれば
西鉄ストアーの前は女たちでざわめく
自転車で ....
絶え間なく注ぐ雨には『HOWEVER(どのように)』「愛」という名をつけたのだろう

千本のナイ ....
 
 
 
教室のはしっこで
うずまいて溺れた
リボン型の蝶は

 
 
きたな ....
潰れたボンネットを横目で見ながら
霧に包まれた山道を駆け下る
対向車のハイビームに顔をしかめつつ ....
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2007年12月13日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨の街、雪の橋佐野権太自由詩15*07-12-13 23:28
はり合いのない日々吉岡ペペロ自由詩007-12-13 23:17
日時計uminek...自由詩9*07-12-13 23:13
スフィンクスのお漏らし斉木のりと自由詩107-12-13 23:07
中庭あおば自由詩3*07-12-13 23:04
オセロ千波 一也自由詩9*07-12-13 22:43
なにかの柱リーフレイン自由詩307-12-13 22:34
そろもん(木の歌)みつべえ自由詩507-12-13 22:26
心臓を吐き出そうかと思いまして榊 慧自由詩807-12-13 22:10
詩が生まれるときと消えるときむむ自由詩207-12-13 21:57
めがね柚木散文(批評...007-12-13 21:37
献血guchi_...自由詩107-12-13 21:00
腐乱同然、レディゴー・ベイビーホロウ・シカ...自由詩007-12-13 20:49
雑句(2007-09-09〜2007-12-13)若原光彦川柳507-12-13 20:31
連会いtonpek...自由詩8*07-12-13 20:31
溢れているのは言葉か、感情か、ロックか、君への、なのか、其れは苦しい。manabe...未詩・独白3*07-12-13 20:13
「ホワイト」菊尾自由詩007-12-13 19:39
「チョコレートキャンディー」自由詩1*07-12-13 19:38
まっしろみずいろももいろ夕焼け空自由詩5*07-12-13 18:07
ゆめまちtibet自由詩007-12-13 17:50
優しき人三奈自由詩4*07-12-13 17:08
二文字以上佐々木妖精自由詩11*07-12-13 16:26
樹氷林相馬四弦自由詩1*07-12-13 15:20
ラムネ沙虹自由詩207-12-13 14:08
夜のドライブ石瀬琳々自由詩8+*07-12-13 13:46
りぴーと涙(ルイ)自由詩1*07-12-13 13:04
待降節池中茉莉花自由詩1*07-12-13 10:59
真っ白い画用紙に狩心自由詩6*07-12-13 10:38
哀詩自由詩207-12-13 10:36
今日は雨が降っているプル式自由詩4*07-12-13 10:36
スノードームあおば自由詩0*07-12-13 9:54
短日夏川ゆう俳句107-12-13 8:39
白昼夢狩心自由詩1*07-12-13 8:20
宇宙自由詩2*07-12-13 2:36
And concept.かのこ未詩・独白307-12-13 2:30
なぜ?小川 葉自由詩107-12-13 2:17
醤油顔悠詩川柳4*07-12-13 2:15
アンインストールAKiHiC...自由詩207-12-13 1:57
笑顔優羽自由詩1*07-12-13 1:41
夕暮れA-29自由詩1*07-12-13 1:16
灰色の空に歌え!〜Music on 575AKINON...短歌0*07-12-13 0:38
home森さかな自由詩507-12-13 0:20
逃避者たちに捧ぐ松本 卓也自由詩007-12-13 0:15
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