偏平で退屈な日常
注ぎ込む情熱などありもしない
単に認めたくなかっただけの
小僧が夢の中で吠え ....
吐く息が白くなる部屋で
君の誕生日を忘れていた
遠くの小学校のチャイムで眼が覚めた
今日はゆっ ....
{引用=
(1/3)http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=1 ....
***
押しつぶされそうな
空気の圧迫感
まるで両側から
弾力のある何かに挟まれ
ゆっ ....
オオゴトだと思っていたら
オオゴトになっちゃう。
だから当たり前の通過点で気負う必要もない
....
お遊びなんてやめなさいと
お母さんは楽器を奪って
僕の耳を削ぎ落としました
声にならない無音の ....
美術館の床に
放射線状のくもの巣を見つけ
一時間鑑賞した
糸は中心に女性を包み
素肌を庇うよ ....
起きたまま悪夢を見た
とある深夜
凄い事がしたいと言う友人を遊びに誘うと
忙しいから無理 ....
そして少しばかりの喘息を患う
見上げの銀河大聖堂から
調子外れのジャム
コラールはとい ....
マーブル模様の夜空に
月は失くしたペンダントのように沈んで
私は飛べる場所を探していた
行 ....
うつろな夜に足元をもつれさせながら踊る
おまえのことを不器用だとは思いたくはない
月 ....
この暖かさが辺りに広がり
優しい花をたくさん咲かせればいい
そうしたならば希望に満ちた
初めて ....
いつだって冬色の色彩感覚で
何にしたって閉鎖的
開いては、閉じる
掴んだ時のぬくもりと ....
爪先から抜けていく
君がくれた熱は僕のものにはならなくて
隣に居ることが出来ないと分かったあ ....
どこからか浮き出た熱は
日にちが幾つ捲られても抜けてはいかない。
やがて余分な角が削られて ....
私はシュレーディンガーの猫でなければ
チェシャ猫でもなく
百万回生きたりもしない
私は貴方 ....
きょうというひのできごとの
いいとわるいを
きめるのはやめよう
え? ということも ....
冬の海、は、切なげ。
写真の色も、藍色で。
遠くで犬が鳴 ....
俺は 生きているのか?
いや 世界は本当なのか?
ニャ−オ ニャ−オ ....
美しかったのは景色よりも君の心だった
僕を引き寄せて
ただ好きだと言ってくれた君の心だった
決 ....
深夜のコンビニで強盗事件
一発の銃声 血塗れのレジ
駆け付けた救急隊員の腕の中で
若者の店 ....
夕方
街中で待ち合わせをして
あたしの糸と
あなたの糸が
みんなに邪魔されてつながら ....
身の程
なんて言われると、きゅーっとする
わたしの中の可愛いふたばが虫に食われる
しっ ....
尾崎豊が
盗んだバイクを乗り回していた頃
私は妹を橇に乗せて引き
スキー板を八の字に伏せ
....
蜜蜜しい 月の光に
浮かび上がってくる
接木された果樹
いまだ 若々しく 細い幹
その端 ....
どんな水たまりも
空を映していて
鏡がたくさん
地面に
木々や
家や
電信柱や
飛び去る鳥たち
....
〇でわらって □で泣いて
△▼ おこっちゃいやよ
まあるい地球のまあるい世界
まあるく ....
? 冷雨
踏みしめるたびに僕の右足の靴底が
ひゃあひゃあ
鳴っている
....
キッチンから窓の外が見える
小高い山の放牧場には三機の風力発電機があって
巨大 ....
欺く地図逆さにし折る鶴の形に
光る雲なんか見たことない黒い水の排出
やまくさかんむりさん ....
アキアカネが交差する橋の上で
アワダチソウを足蹴に
三つ指で餌の羽をむしり
魚を釣る様を眺め
....
愛は暮らしをつらぬく鋼鉄のような矛盾だと
珈琲をすすって
天井など
眺めて
いる
が
....
私は土の壁に生きたトカゲを塗り込む係りでした
仕事になれた頃
一匹逃してしまいました
でか ....
さようなら
さようなら
みんな簡単に手をふるけど
この夏は
一度きりの夏
君も
甘夏 ....
エーゲ海の青
カルフォルニアの青
ナイアガラの青
奥入瀬の青
夜明け前の青
私の青は
....
真剣なトキ、お子テルみたいに恐い顔しテル
わらテモ、かお、引き攣テルよ
いつカラダロ、フタリ見つ ....
千九百四十九年
世界の中の『紅い星』
新中国は成立
黄河 長江の濁した流れが
その時 悠 ....
ある朝の食事に
味噌汁とヨーグルトが
でた。
合わないと思った。
携帯がひっきりなしに鳴 ....
川が流れるように
ゆるやかに
気持ちの良い
自分でありたい
川が流れるように
さわやか ....
心に
止まない
雨が降る
私の心は
悲しみの
どん底
心が
泣いている
人恋 ....
木枯らしに包み込まれた街景色
飼猫に遊ばれている小春かな
ドライブに一緒にのせる冬日和
日陰はもう
寒いね
ベンチに座って
そんなこと言いながら
ふたり
未来を喋りあった ....
見えるかい?
草 虫 鳥 人 猫 等 等
生と生と生と生と生と生と生
みんな繋がってる ....
十三夜の夜に里芋が丘月往きシャトル「GIS-SYA」に搭乗して
一寸月まで行ってきたの。
期 ....
遠く遠く上空に
白く銀色に
きらきら光る
ちいさなちいさな飛行機
あの空に
たくさんの ....
対角上にたっていて
なのに
くびかしげ、めをよせてみなければならんのは
みな私の人柄ゆえです
....
くらげの
やわらかさが
きみの
じゅうなんせいを
こわすだろう
あまのじゃくには
てきだ ....
調子が悪い奴らに言いたい
出口のないトンネルなんてないぜ
出口がなかったら国土交通省に文句を言え ....
浜松町 降りたあたりで
ふと
気付いてしまったの
どうでもいいこと
あなた
私より他に ....
父なるイエス、ただいま帰還しました。
そういえばイエスタデイ、渡して欲しいものがあるのって言わ ....
みっちゃんおいで、とパパが言う
みっちゃん走ってついていく
パパ時速60kmまでアクセル ....
どうしてもキリンが見たいのと言ったときはすでに日が暮れており動物園も閉まっており、それでもどうしても ....
生きているのか
おまえという女おれという男
子供たちの視線
星を見つめている
夜を見上げなければ
大人は星を見れません
星とはなんでし ....
法則をさがしていた
こどものころから
法則にはめがなかった
絶妙なバランス
不自由なくらい ....
窒息しそうな空間
蛇口を緩めるように
溢れ出す暴言
またわたしは君を傷つけるのか、 ....
また夕方か
{画像=110417071821.jpg}
寂しい想いや苦しい想いをもって独り
星空を見上げ ....
"生まれてきた意味"
誰にもきっと
あるんだろう
でもね
....
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