私は虚無の世界へと溺れて逝った 
見渡せど 荒廃した第弐の街
罪の果実は黒ばみ
噛めば 砂の味 ....
一人で田舎道を歩く
夏の夕暮れ

人がいた
農家のおばあちゃんだった
ぼくを見て
こんに ....
もう日も落ちて
辺りは真っ暗なのに
ずーーっと
一人でがんばってる
いつもは無視して通るけど
たまに ....
テストの当日。
学校に到着。
教室に入る。
元気よく挨拶を交わす。

普段の学校生活では昨 ....
透明な膜に包まれた妖精が夜明けを待たずに凍りついた
氷の目をもつ少女は干からびていく妖精を片手で握 ....
泥んこ遊びに
大冒険、
必死になって掬った
おたまじゃくしも

大人になった今じゃ
もう遠いけど

 ....
白い花が咲き乱れた
僕は花の名前を知らない
囲むようにして
ごく自然に永遠がそこにあった
湖 ....
続いた雨の音階は消え
訪れた静かな夜
問うこともせず
答えることもなく
過ぎてゆくだけの影に ....
はぐれてしまった季節を
無理に追ったりはしないわ。

ズレた時間も
気持ちがイイものね。
よく晴れた ....
本当は分っている
だけど分らないふりをして
変人を装っている方が
特別な人間だと勘違いしていら ....




ウチの近所のセクシーじいちゃん

あの年齢で囲碁、将棋、ゲートボールから

 ....
死は呆気なく残酷である

豪雨が容赦なく車体に撃ちつけられる
不安と恐怖を増幅させるBGMは
 ....
魚跳ぬる河口眩しき都市の夏

冷房のつよきビルより出でてきて
鋪道の照りは肌にほどよし

寝袋を肩に出て行く子等のあ ....

動きが止まりそうで 怖い
僕はまだまだ動いているうちにやらなければならない、
そんなものしか ....
お前
なめとるんか
こんなデータやったら
取らん方がマシやで

同期が上手くかからなくて
 ....
大学時代、めぐちゃんはよく僕を慕ってくれた。
たいした腕も知識もなかった自分だが、初心者の彼女に ....


女子高生のルーズソックスの中には
何が入っているのだろう

はるか昔
恐竜が生きて ....



まばらなようで
まったく同じ

涙は
ひとから流れゆく



雨のぬくも ....

小学生のころ
仲が良かった友人の家の
お父さんは雨男で
お母さんは雨女だった

 ....
霧雨の降る朝、老人ホームの先輩Aと後輩Zは、お年寄
りを迎えにゆく車内で肩を並べていた。(先輩、一 ....
みんなが川で遊んでいた
川の回りに落ちている
材木とか箱とかを拾ってきては
川に流して競争して ....
じっとりと


汗ばんでくる


だんだんと


息遣いが荒くなる



 ....
今日はちょっぴり秋の匂い。
六月と謂うのに葉はうなだれてわたしはちょっぴり御機嫌ななめ。みんなどう ....
ダイニングテーブルのうえには
いま
まさに呪いのかたちがある

パン
なみなみと注がれたぶ ....
雨色の空気が
私の奥をノックする
深く吸い込んで
吐くだけの、仕草
 
名も知らぬ花に
 ....
 僕の安らげる景色 それは近くて遠い所
 雨が降っている それは涙が零れるほど長く続く
 その中 ....
「ダナエ」


私は誰にも会うことを許されず
塔に閉じ込められたダナエ

ひとりひっそり ....
建築物の皮膚が

剥がれていく隙間に

君の片目が見えたら

棘を映しこんでいるから
 ....
何を植えるかなんて
考えもなしに
掘りおこした
庭のすみ

やわらかい土の頂きに
雀が降 ....
樹木の陰が
けだるく映る

細い暖かな湧水が
濁りの池へ静かな型を決めて流れ込む

表面 ....






あなたが夕刻を告げると
わたしのお遊戯が
奇妙な形で切り落とされて
真 ....

無数のあなた、むすっとあなた

そこの穴はあなたの穴さ

穴のないあなた、穴ばかりのあな ....
神様はいるの?

私は嫌な事があった時、辛い事があった時、必ず思ってしまう

自分がばかりが ....



君は鳥のように 自由でいて
羽を広げて 青い空を駆けまわって

僕は大きな木でいよ ....

見えないカルピスがながれていたの
日曜日のよるに
へやを暗、く・して
どうしてもそれが
 ....
我家は神の住み給う家にして日夜御顔を仰ぎたてまつる

神のそばイエス居たまいあれこれと我の業おば ....
夢って
醒めてしまうから
面白い

どこまで酔えるか?
酔わせられるか?
面白い

 ....

考えてみるともうずっと
生活はあなたの色に染まっていて
以前がどうだったかなんて
少しも思 ....
大きく息を吸って 全部吐き出したら

短冊に書いた言葉 飲み込んで

宙に叫んでやれ
 ....


疲れた体を
冷たいベッドに横たえて
昨日の夢の続きを再生しましょ

夢みたいな夢
 ....
学校とはまた違う場所へ
僕たちはいくつかの街を横断して向かいます
学校で習ったことと
大 ....
カーテンの隙間 零れだす光の粒
もう少しゆっくり世界が周ればいいのに
この感情に名前を付けるのは ....
白ヤギは黒ヤギの夢を見る
黒ヤギは白ヤギの夢を見る
夢にまで見たとおり
お互い夢に見てい ....
□「花の世界は霊の世界の午睡である」(ノヴァーリス)




■隈無く経巡り、しかしいつ ....

何の夢も見ずに
   目が覚めた

陽の昇る刹那の時間


汗ばむ肩を包む
ひんや ....
王様とわたしではないがわたしはここに所属してだいたいたぶん三年ほどになる。正確にはわからない。はじめ .... 人を無碍には 出来ぬ
そうだ 彼らには 希望があり
真夏の 微動だに しない
一閃の 銃声
 ....
 でん でん でん ぐるぐるぐるぐるる
 でっていう? 下天 包む狂うグループ
 でん でん で ....
子供の頃、よく川原で遊んだ。
鶴見川というあまり綺麗ではない川だった。
それでも当時は葦原が ....
「いつまでやっているつもりですか?」

ただのアドリブ

ボクの気持ちなんて
その成分に
 ....
いつの日か
麓の灯は消えている
無人駅で下車すれば
迎えに来るよ蛍の灯
夕餉の匂いがするほう ....
あれは、テレビでゴッホの贋作のニュースを見ていた時のことでした。

アナタはいいました。
「セ ....
くだらーん俺を消したいのでした
なんもない
なんもない
なんもない世界に行き
真っ白 ....
前日 Home 翌日
2007年6月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
第弐ノ街命鈴自由詩107-6-26 23:36
田舎道ぽえむ君自由詩7*07-6-26 23:17
おつかれさまOLGA携帯写真+...207-6-26 23:16
恒例秋桜散文(批評...3*07-6-26 23:07
氷が降る日暗闇れもん自由詩007-6-26 23:04
『遊』見崎 光携帯写真+...3*07-6-26 22:58
花びら暗闇れもん自由詩207-6-26 22:52
真夜中に沈む月LEO自由詩33*07-6-26 22:44
季節外れ見崎 光携帯写真+...8*07-6-26 22:43
天秤を、松本 卓也自由詩107-6-26 22:27
フラワー・ロードにセクシーじいちゃんむむ自由詩507-6-26 21:48
太陽ヲも欺く視線 ----コネクト----酸素の枷自由詩2*07-6-26 21:29
A-29俳句1*07-6-26 21:19
25P 「短歌2」よりむさこ短歌12*07-6-26 20:57
トライアル那津自由詩407-6-26 20:01
にんしょうねなぎ自由詩207-6-26 19:19
小説『Is it no use crying over spilt milk?』(8)散文(批評...2*07-6-26 18:35
雑記吉田ぐんじょ...自由詩2307-6-26 18:06
空と子どもと千波 一也自由詩17*07-6-26 17:45
雨男と雨女吉田ぐんじょ...自由詩2007-6-26 17:21
我輩は藁である。  服部 剛自由詩3*07-6-26 16:32
夏の川ぽえむ君自由詩11*07-6-26 14:22
刺  激宮本 心自由詩3*07-6-26 13:51
空気 。 すぬかんなが...自由詩007-6-26 13:32
アメリカン・ブレックファースト大覚アキラ自由詩707-6-26 12:18
長雨の後に山中 烏流自由詩10*07-6-26 11:18
理想の世界円谷一自由詩3*07-6-26 11:06
雨音幻想 〜三人の女〜未有花自由詩13*07-6-26 10:37
東京水町綜助自由詩807-6-26 10:10
つゆむらさき佐野権太自由詩37+*07-6-26 9:53
睡蓮アハウ自由詩807-6-26 9:32
ぽた、ぽた、するA道化自由詩1407-6-26 9:31
*ムスウノアナタ*かおる自由詩9*07-6-26 9:17
神様☆ゆずっこ自由詩107-6-26 8:59
北大路京介自由詩27*07-6-26 8:38
蛍夜唐草フウ自由詩10*07-6-26 8:09
空は曇れど生田 稔短歌1*07-6-26 8:09
森川仁自由詩107-6-26 7:37
知らない事実はるこ自由詩407-6-26 6:53
『七夕一夜』しろいぬ自由詩007-6-26 6:36
夢からさめた夢優飛自由詩10*07-6-26 4:57
子どもの時間なかがわひろ...自由詩2*07-6-26 3:50
マリア雨宮優希自由詩6*07-6-26 3:40
白黒 2.010010自由詩007-6-26 3:15
MERKAVA自由詩007-6-26 3:12
薄闇霧華リュウセイ未詩・独白007-6-26 3:11
説明とわたし。 すぬかんなが...散文(批評...2*07-6-26 2:42
私を 正義の中で 埋葬せよ奥津 強自由詩107-6-26 2:16
うまくいかないわが人生に影山影司自由詩107-6-26 1:44
Perfumeshu自由詩107-6-26 1:41
空音つちやしほ自由詩3*07-6-26 0:42
小川 葉自由詩4*07-6-26 0:14
セザンヌ賛鈴木カルラ未詩・独白307-6-26 0:13
自由詩107-6-26 0:11

加筆訂正:
つながり/まりも[21:17]
最初とはかなり、変わってしまいました。
夜島へ/氷水蒸流[20:50]
6/25 修正
仕方がないので/山崎 風雅[15:57]
誤字修正しました
54rows, 1.09sec.