その日は限りなく純白で
    限りなく静寂だった
まるで雪が色と音を吸いとってしまったかのよう ....
       
光の彼方で
君が手を振る 
     
変わらない微笑みが
愛しくて  
 ....
先日、祖母の誕生日でした。
80歳になりました。
「傘寿」というらしいです。
「傘」の略字が縦 ....
仕事明け

通勤電車では 文庫本を読む

今回読んでいる小説は面白く 話に引き込まれる

 ....



もしも オレが困ったときは    遠慮なく 頼りに行く

だから つねに 心とサイフ ....
先生をビーカーに入れて
塩酸で溶かすと
同じだけの虚しさが
胸の中に生まれた
誰かが
質量 ....
メダカの池の
アシの鉢

小さな花が咲いている

君はいったい
どこから来たの

虫が
連 ....
基本となる本体が手に入れば
いろいろなオプションがついてくる
たくさんの機能を身につけて
それ ....
ハローハロー
聞こえるかい?僕の声が聞こえるかい?
何なに?聞こえない、其れはそれは残念だ
だ ....
六月の薄い胸に
雲の痣が白く浮かび上がる

体育座りの女の子の膝のような
山々は
深緑にけ ....
小学生くらいの
子供の
こころが透けてみえたら
大人はいうだろう、
ばかだな、
そんなどう ....
彼の人にアスパラガスの花束を
込めた思いは宣戦布告



風露草贈りし君から翁草
勝負終 ....
背中に刻んだ十字架を

背負って歩くいばら道

力の限り握り締め

噴出す血さえ

 ....
今夜は寒いな
夜空に白い亀裂でも走れば
心も躍るだろうに
残念ながら雨さえ降らず
今夜は静か ....
実りの乏しい果実は
熟しを迎える前に摘まれ
肌の感覚を忘れていく


湖面に映る白雲を
理想で描いて ....
夕暮れの
お台所の とこで
弟の
ゆうちゃん が

ぼくのママのおっぱい、
のんでいたよ ....
満たされぬ言葉想いて立ちつくす
足元に身をすり寄せる猫

故里のなまりやさしく語る友
友も故 ....
さらば
私の中の少女
セーラー服を盾に
無邪気を剣に
守られながら叫ぶ時はとうに過ぎ ....


なにが悲しいか分かんないけど

涙が流れるよ、ねぇ

二酸化炭素吐いてるの

し ....

空気、それは砕け散る、そして、その終わりに、永久に考え続けた真実と、今はいない人の精神が見た現実 ....


くちびるはサンザシの小枝
水滴を払う手の甲

デメイ
獣かそこらを従えて
女神に挑 ....
「人生を刹那的にしか愛せません」

「本音だけを整然と並べておきました」

「感情でしか制御 ....
縁側に腰掛けて
びわの実をとりだしては
おいしそうなものだけを隣の誰かに渡していた
私には見る ....
「お客さん、終点」
「お客さん、目あいてるでしょ?」
「ほら、乗り過ごしたわけじゃないんだから立 ....
方舟が流れ着いたのはJR大阪駅3番ホームで
人の姿のないホームにひとり降り立った少女は
後から来 ....
押し入れで
手繰り寄せた
青春の
3ページ目の
笑顔の魔法
 
アルバムの
ページの枚 ....
何故互いに否定し合うか

知っていますか?

受け入れられない

何かがあるからです
 ....
あさがさまよっている
  ため池の笹舟のように

ひるがまどろんでいる
  ため池の葦のよう ....


温かい人 冷たい人
どうやって決めましょう?


どこかの名前だけしか知らない国の不 ....


なぜだい?

なぜ、そんなにつっぱているんだい?

空が落ちてきて、あなたの母親は尽 ....
渓流の音を引きながら
潅木の尾根へ向かう

苔むした倒木
ぬめり しめり
厳しく鳴く 色と ....



昨日、おまえを抱きすぎて、魂まで擦り切れちまった

液体が混ざり合おうが混ざるまいが ....
恋の道 照らすかのよう 月明かり ためいきさえも いと柔らかに


道すがら 出会った二人 と ....
そこには
みんなのようにはなせないわたしの言葉があって
けれど
それは化石になっていてもう、い ....
(日本は夜でも宇宙から見るとはっきりその形がわかる)
なんて思いながら
トイレに行く
その廊下 ....
しとしとと 雨のリズムは 跳ねるよに 色とりどりに 開く傘花


窓辺にて 紫陽花の夢 つらつ ....
宇宙の果てが見たくて
青いスカートを
風になびかせた
遠い水平線の向こうにも
遠い地平線の向 ....
カップルよいちゃつけ
俺の目の前でいちゃつけ
公序良俗に反しない程度にいちゃつけ
俺がお前らの ....
どこまでも続く道を
「希望」と呼びたいなら、
その道の選択者は
よっぽど辛抱強くあるべきだろう。
あなたが好きだったアーティスト
なんだか鼻について嫌いだったわ

あなたが好きだった作家  ....
 おそらく男の多くが女の下着姿には興味がある。それが行きすぎて犯罪に手を染める人もいるほど。盗撮、下 .... 各駅停車しか停まらない
その駅のベンチに
ふと置かれた本が一冊
鞄に入れたつもりが
入らなか ....
娘の胸が次第にふくらんでいくのを
心ひそかに嬉しく思っていた。
と、母が告白する
だけど、つい ....
外から帰ると乳房がつめたい
それは脂肪のかたまりだからだ
血の通わない、けれども
ゆたかに潤し ....
濁った空にひとつ白い煙を浮かべた
真っ白な夢が多い尽くしていく

(ここはどこ?)

静か ....

世界に組み込まれたい

世界を見下ろしていたい

自分も含めて他人事ならば

痛みも ....
余りにも多くの人に
あってしまい。
自分の中で
夢の中で消化できない

気持ちを理解するの ....
人生を、

そう、

人生を、
棒に振るような生き方を
しようと思っていた時期があった。 ....
蝉の声降り注ぐ非常階段で
噛み千切るみたいにして

きっと
これでもう最後だから

甘い ....
(ミルクティを飲まなきゃいけないの
(ミルクティ、ある?
(歯を磨いたんだから、もう寝なさい
 ....
「早朝の電話なんてろくでもない」

そんな吐き捨てるように言わないで

とかげのしっぽみたい ....
ジョセフィンのすすめで
アパルトマンに引っ越す
もう親離れしなければと

0号室は管理人の夫 ....
 夜空から眠りながら流れ込んできた闇が目を覚まして何処かへ消え去ろうとする頃 夜明けがやって来る
 ....
               2007/06/07



困るんです
困るのです
困りま ....


小さな影に
小さな水が触れ
小さな手のひらのかたちとなり
雨の木陰に結ばれてゆく

 ....
なんども欠伸をしたけれど

深い海鳴りはやまなかった


孤独なのは俺が

ひとには言 ....
アキレス腱をきられて

殺された少女は

濃い光のなかで

音楽を探し求めていた

 ....
きみのなみだは

ぼくの別れを

失礼なくらいに

かくしていた

なぜだまったまま ....
今日は何の風?

昨日は優しかったなぁ

今日が例え批判の嵐であっても

そこを切り裂け ....


悲しい夢を見たあとに
声を上げて泣いてしまったのは
その夢が悲しかったからではなく
そ ....
どんと一発ぶちかまされて
裏一面の穀物畑
なだらかに挟まれて
おじさんの古い農家につづく道
 ....


スプートニクという鉄の塊が
かつて 一匹のライカ犬と 
七日分の酸素と水
 ....
バケツは横たわって喉を渇かしている
思いっきり蹴られて宙を二、三回転しても
着地のやり方はまちが ....
愛すことを忘れた
曖昧な笑みで
あなたに似たあたしは
赤い糸を
あちこち千切っている
 
 ....
哀しみを歌うことで哀しみを消す

無感情なその声は感情を思い出させてくれる

両耳をそっと閉 ....


誰でも良かった訳じゃないの。

なのに、なんでそんな事言っちゃったんだろう。。。

 ....
「ねえ、ブルーってイーが前だっけ?ユーが前だっけ?」

「ブルー?」

「単語の綴り」

 ....
どうせ僕は社会と言う構造の一部で
一定のリズムを延々と刻み続ける内に
何時の間にかそれこそが幸福 ....
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2007年6月7日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白い雪降りの日麻生ゆり自由詩6*07-6-7 23:54
君遥光隠 彌月自由詩2*07-6-7 23:35
祖母のこと 2007年6月北大路京介散文(批評...22*07-6-7 23:32
仕事明けの通勤電車未詩・独白12*07-6-7 23:22
弟よ自由詩12+*07-6-7 23:18
考察 〈理科室にて〉Tsu-Yo自由詩12*07-6-7 22:55
また新たな移住者がweed &...携帯写真+...0*07-6-7 22:48
オプションぽえむ君自由詩8*07-6-7 22:39
ハロー、とその名を呼ぶ時に紫苑自由詩1*07-6-7 22:31
六月ふるる自由詩13*07-6-7 22:22
けだかさ美砂自由詩5*07-6-7 22:20
花言葉2秋桜短歌9*07-6-7 22:08
受難yoyo自由詩6*07-6-7 21:45
末の沈黙太陽の獣自由詩307-6-7 21:44
果実見崎 光自由詩3*07-6-7 21:19
おっぱいⅠ茶釜自由詩107-6-7 20:45
10P 「短歌2」よりむさこ短歌13*07-6-7 20:34
さらば 私の中のさくらほ自由詩14*07-6-7 20:19
ロンリネス三条自由詩007-6-7 20:07
砕け散る空気の終わりに鈴木カルラ自由詩3*07-6-7 19:37
デメイミゼット自由詩3*07-6-7 19:23
真摯に向き合うから馬鹿を見るんだ小松 Ann...自由詩0+*07-6-7 19:21
びわの実暗闇れもん自由詩107-6-7 19:09
終電終点秋也自由詩1*07-6-7 19:04
方舟大覚アキラ未詩・独白407-6-7 18:20
青写真殿様が得る短歌107-6-7 17:39
火葬大会森川仁自由詩107-6-7 16:36
thanatos信天翁自由詩207-6-7 16:25
ライン優飛自由詩4*07-6-7 16:11
アウトロー あるいは 詩人那津自由詩407-6-7 16:05
山の胎アハウ自由詩707-6-7 15:57
モモンガーの唄那津自由詩307-6-7 15:52
夜の六首おるふぇ短歌807-6-7 14:53
_紀茉莉携帯写真+...207-6-7 14:33
夫婦小原あき自由詩23*07-6-7 14:29
雨の六首おるふぇ短歌4+07-6-7 14:16
セーラー美味自由詩607-6-7 13:47
恋人達に告ぐ新守山ダダマ自由詩407-6-7 13:34
エンドレスむくげ携帯写真+...307-6-7 12:50
記憶のかけらあずみの自由詩407-6-7 12:34
下着のプレゼント深水遊脚散文(批評...11+*07-6-7 12:28
忘れ物ぽえむ君自由詩9*07-6-7 12:10
おっぱい(天)渦巻二三五自由詩11*07-6-7 12:00
おっぱい(地)自由詩4*07-6-7 11:59
寝起き白昼夢自由詩1*07-6-7 11:04
猫のひたい撫...自由詩107-6-7 10:41
ありがとう(2)ペポパンプ自由詩5*07-6-7 9:56
おっぱい大覚アキラ自由詩3*07-6-7 9:42
自由詩3*07-6-7 9:34
自由帳佐野権太自由詩26*07-6-7 9:13
ナントカ大学病院めぐちみ自由詩307-6-7 9:03
アパルトマンyoyo自由詩4*07-6-7 5:27
夜明け前はじめ自由詩7*07-6-7 4:01
固まらないあおば自由詩9*07-6-7 2:13
緑と金 Ⅱ木立 悟自由詩1307-6-7 1:58
知らぬが仏吉岡ペペロ自由詩207-6-7 1:46
アキレス自由詩207-6-7 1:40
カラスの少女自由詩007-6-7 1:36
ダイワスカー...自由詩207-6-7 1:33
「悲しい夢を見たあとに」 (青年詩片)ベンジャミン自由詩9*07-6-7 1:25
昔の話tomtom...自由詩007-6-7 1:14
放課後の音楽室からのピアノの音と想い出の中の時間の流れ方は良く似ている我辣波饅頭未詩・独白207-6-7 1:06
ラストシーン小川 葉自由詩407-6-7 0:50
山中 烏流自由詩10*07-6-7 0:44
オアシス真紅自由詩107-6-7 0:43
今日もshion自由詩007-6-7 0:16
ダイアリー・ダイアリー 9・9平山ネムデ自由詩007-6-7 0:12
ペツェッティーノになりたかった松本 卓也自由詩107-6-7 0:08

加筆訂正:
おっぱいⅠ/茶釜[23:21]
ちょっと入れました
68rows, 1.03sec.