寝起き
白昼夢

濁った空にひとつ白い煙を浮かべた
真っ白な夢が多い尽くしていく

(ここはどこ?)

静かな起動音と、雑踏の雑音
どうか聞こえないように

木の葉を揺らすそよ風
私は風になる

そしてまた雑音の中
立ち尽くす


自由詩 寝起き Copyright 白昼夢 2007-06-07 11:04:10
notebook Home 戻る  過去 未来