中東の戦火は遠く男郎花
頭陀袋肩より下げて女郎花
虚子忌まで雪を窓見の冬籠
未確認飛行物体観世 ....
あの閃光が忘れられようか
瞬時に街頭の三万は消え
圧しつぶされた暗闇の底で
五万の悲鳴は絶え  ....
しんしんと続いてゆく ふゆのゆめ に
        薬指はしばれるばかりです



プラズマ放電のなか生まれ落ちた

ハイパーコダマこんじきの馬体



かの女 ....





それは
ニッケルとコバルトの間に僕達がいる 
ということ 
右手に ....
男がさ虚で女が実なのか
虚が女でさ実が男だって
どちらがどちらであったらいいのか
そんなことを ....
路肩をゆく


路肩に生まれた草花に
水は流れる
白濁している 川上は
スタンドで
色 ....
きょうは朝から春の雨

森の仕事もできないし
畑の仕事もできないし
海草拾いもできないから
 ....
海はすっかり赤ワインで
空はすっかり酔っているのに
うみろばはまだやってこない

ところで
 ....
春愁なんていまさら歌えない
だからカカカと明るく笑って
カイの住んでる森に行き
おっきな声で春 ....
私が三流怪奇詩人を名乗ることにはいろーんな理由が多々あって、ひとくちには言えない。「三流」「二流」「 ....
シャワーは
なかなか熱くならない
歯がカチカチ鳴る
なんでこんなことになったんだろう
鏡 ....
「私を束ねないで」と書いた詩人・新川和江のことが私は大好きだけれども、あの詩はあんまり好きでない。束 ....
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2003年12月10日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
戦火コンパス俳句003-12-10 19:26
雨天順延花火・・8月7日・・自由詩103-12-10 18:13
ひねもす短歌303-12-10 15:37
オシラ田代深子自由詩703-12-10 13:16
ドップラー現象ふう自由詩703-12-10 10:13
虚と実のバラッド狸亭自由詩103-12-10 9:26
路肩をゆくバンブーブン...自由詩103-12-10 8:33
ききみみ図書館佐々宝砂自由詩403-12-10 5:05
うみろば風信自由詩5*03-12-10 5:04
春咲ねこのて自由詩5*03-12-10 5:03
名付けについて(二流詩人7つの条件補遺2)散文(批評...303-12-10 4:10
首の後ろ側アンテ自由詩203-12-10 1:42
名乗りについて(二流詩人7つの条件補遺1)佐々宝砂散文(批評...403-12-10 1:41
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