すべてのおすすめ
いいことも

わるいことも

関係なしに

うつくしい

ため息さえも

いとおしく

白くかがやく

冬の青空
時間がない が口癖になって

汗を かかないままで 奔走して


どこまで行けば どこまで行けばいい

どこまで歩けば どこまで走れば 辿り着くのかな


腹を空かせたまま ふくよ ....
     ワイルドストロベリー / 和名(エゾヘビイチゴ)
            
 
     苗を買って植えた
     幸運と奇跡を呼ぶといわれている
          ....
    あの男が死んだとき
    その亡骸をほしいとねがう
    ベッドに横たえて
    ともに眠り、
    おはようと朝をむかえる
    腐敗するその ....
子供はめんどくさい

紙おむつも高いし生活費がかさむ

でも先生なのだな


問いかけることを忘れて
処世に汲々としているぼくたちを
ときどき修正してくれる
大切な生き物だ

 ....
湯に首までつかると
毛穴という毛穴から吐息が漏れる
立ち昇る湯気が
表情筋をひとつずつ解体していく

たぷたぷ

あごの先端から始まった
温かいさざなみが
湯船のふちを円やかに乗 ....
冷たい空から降ってくる

鮮やかな光

あんまり冷たいから

女の子はしかめっつら

行き交う人々に注がれる

輝く肌は薄くて一枚一枚剥がれてゆき

筋肉が想う心が躍動し

 ....
生み出せ、
使え、
補充しろ、
予備を備えろ。

どこからの声だろう、
聞こえるから動いてるが、
言いなりではない。
言いなりでは、
ない、
つもり、
なのだけど。


日 ....
背中丸くしたアルファベットの行列 廃屋になる少しまえ
きみょうに やねがかたむきはじめた
それは ただのきっかけだったが
終わりまで止むことの
許されない
狂ったアリアだった
ちょうつがいが蝶に戻って飛び立つころ
えんき ....
一巻の蝶がほどけ
色と熱を失った記憶の羅列が
瞬きもせずに四散する
錐揉みの燃える落日に
ことばには満たない鱗粉が
乱反射しながら霧散する


重力が半減したかのように
その長すぎる ....
いいよ
わからないでいてあげる

まつ毛の角度や
飲み干されなかったコーヒー
長いまま燃えつきる煙草
いつもと違う靴

あたらしいゲーム
みたいに
わからないでいてあげるよ

 ....
冬の薄暗い回廊を
渡ったところに教室があって
頭痛を抱えたままの君は
そこをめざして歩いていく

壁にはたくさんのテレビがついていて
音もなく瞬きながら
世界中のつらいニュースを
さか ....
人からたまに言われるさ。

「いつも楽しそうですね」

「ちゃんとしててすごいですね」

「きれいにしてて素敵ですね」

・・・etc.



もうちょっと近づいて、よく見てご ....
寒さは形なく人に触れ、
冷気を感じ身体は縮こまる。
木々は緑を取り外している。
唇から漏れるふんわりとした白は吐息。

生きにくい季節なのに、
たくさんの命が眠る季節だというのに。

 ....
は罪

は泥棒のはじまり

が重なり身動きがとれない

三昧の・・・

も方便

でもイイから

は嫌い



嘘だとおもったら、人間でした。
ほんの小さな子どもだった
たぶん五歳くらいだと思う
私は明確な意思を持って
嘘をついたことがある

――お母さんの背中だった

月が出ていた
星も見える
風はとても冷たい 
凍てつ ....
余りにも迷宮に似ている                  130116



ゴジラは怪獣である
怪獣とは奇怪なケダモノだと漢字から読み取った
しかし、
ゴジラはどう考えてもケダモノではない
体毛が無いのだ
 ....
いい格好しなくていい
むしろ
ちゃんとしているとつまらない
ちゃんとしない人生を生きる勇気はないけれど
せめて
目も口も鼻も
とんでもなく
へんてこにしたれ
おかしくしたれ
ぶっちぎ ....
製造コストを抑えるためには部材や製造方法が標準化されていることが大切だ

そのときその製品が類似品と比べて群を抜くにはいかに市場に適合しているかが重要だ

そう言っていたのは大会社の社長だがこ ....
歩いても
歩いても
前へ進んでいる気がしない

そんなあたしは
焦っている
焦っているから
後ろ向き
たぶん守りに入っている

なぜ
いつから
見失ったのか

今日 新しい ....
去年の今日も薔薇の前 雪なんて当たり前だった幼い頃

道南の辺境で借家の玄関の硝子戸を開ければ

一階はすべて雪の壁だったこと

なにせ長万部が唯一町の体裁をそなえたようなところで

物流の届かない ....
ふわふわとか
たっぷりとか
ふざけるな
切実さが足りない

相応しさとか
ぬくもりとか
真実とか
いい加減にしてくれ
せつないんだよ

コンビニエンスストアの
陳列棚に
 ....
1月の夜が遅くはじまる

寄り添うように押し潰してくる

絶望と希望のように

まやかしのように

首をあげてあなたに付いてゆく

雪にすべって照れながら立ち上がる

好きこそ ....
子供の様に、無邪気に人を傷つけられるなら

私はきっと幸せでいられた

大人の様に、上手に言葉を使うことが出来たなら

私はあなたの傍にいられた


中途半端な私は、青年期の途中に足 ....
アメリカ人に重要なことを
頼むときは
『そうすれば、あなたは英雄になれますよ』

イギリス人にやって欲しいことを
頼むときは
『そうすれば、あなたは紳士になれますよ』

ドイツ人に大切 ....
こんなとき言葉はいらない

言葉でとらえるべきではない

とらえてこころを守るべきではい

なぜだかわからないけどそう思う

悲しんで傷ついて荒れたらいい

それがいやならなんどで ....
雪の結晶が晴れた空に浮かんで見える
手を合わせたいくらいだ

結晶ほどの重さに すぐ溶け出す定めにも幸せと感謝を
捧げたい

 嬉し泣きで泣きっぱなしの世の中になればいい

そんな雪綿 ....
多紀さんの自由詩おすすめリスト(816)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かがやき- 三田九郎自由詩7*13-1-20
曇り- ビル自由詩313-1-20
白い花と赤い実と祈りと水やり- 石田とわ自由詩9*13-1-20
ひとつの狂気- 石田とわ自由詩6*13-1-20
子供の詩- 梅昆布茶自由詩2013-1-20
たぷたぷ- nonya自由詩27*13-1-19
冬の躍動- 灰泥軽茶自由詩12*13-1-19
この素晴らしき世界- 自由詩3*13-1-19
背中丸くしたアルファベットの行列- 北大路京 ...自由詩313-1-19
アナザー_ドア- そらの珊 ...自由詩1713-1-19
残像- ただのみ ...自由詩22*13-1-19
白い- はるな自由詩1113-1-18
冬の回廊- Lucy自由詩21+*13-1-17
ハリボテ。- 元親 ミ ...自由詩14*13-1-16
冬を歩く人- 自由詩513-1-16
人間でした- 芦沢 恵自由詩20*13-1-16
【_おんぶ_】- 泡沫恋歌自由詩19*13-1-16
考えてみると人生は- HAL自由詩3*13-1-16
ごじら- あおば自由詩6*13-1-16
笑いあって福きたる- そらの珊 ...自由詩19*13-1-16
大切なこと- 吉岡ペペ ...自由詩513-1-16
歩いても- Lucy自由詩12*13-1-15
去年の今日も薔薇の前- 北大路京 ...自由詩413-1-15
雪の日に- 梅昆布茶自由詩21+13-1-15
陳列棚- はるな自由詩413-1-15
雪の日に- 吉岡ペペ ...自由詩413-1-14
ないものねだり- ala自由詩213-1-14
お国柄- HAL自由詩3*13-1-14
言葉はいるか- 吉岡ペペ ...自由詩313-1-14
透ける雪- 朝焼彩茜 ...自由詩813-1-14

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