壁にカレンダーが掛けてある。

A3サイズくらいの大きなカレンダーで、今年の1月に会社の応接室の横にたくさん余っていたものの中から持ち帰って来たものだ、
京都の庭園と題されたカレンダーは、上部6 ....
欄外に繰り延べられていく夜を
空欄の中に込める

この世界に最も必要とされている
無意味という名の希望を生産する

巨でありながら虚
虚でありながら響

かまびすしくあるような沈黙と ....
合歓の花金婚式のディナーかな 「僕」は
悠久の遊びを
悠久かくれんぼを追い駆けてきた
ボビーを、背後のケインを追い駆けて
“次”の
かくれんぼを防ごうとしてきた
「僕」のしてきた行為は
無意味だったのかも知れない
 ....
『髪とちっぽけな独占』


「髪、もう伸ばさないのか?」

恋人にそう尋ねてみたのは、折角少し伸ばした綺麗な髪型をもう少しだけ見ていたかったからだ。
恋人の髪はとても柔らかく、艶々としてい ....
905ヘクトパスカルって
血圧に例えると
立ちくらみするぐらいの
低血圧じゃないかと思うのよ

それに比べて
俺の血圧は
気圧に例えると
300ヘクトパスカルぐらいだから
山下達郎が ....
小さな灯りにため息は漏れて

不安だというように

二つの瞳は一点を見つめる。

手をつなごうと差し出せば

暗闇の中で迷子になり

泣いてしまう私がいる。。

(大切にしたい ....
一体何をしているのだろう
そこへ行くには 言葉はいらない  
歩く どこへともなく 
向かう先の遮られた その 言葉を乗り越えて
理想の自分を思いながら生きてきた気もする
そんなことを考えて ....
屋上に出ないと
月は見えなかった

実際、現実、考えて
うまくいってないことばかり
月は
結局雲で見えなかった


汚いガムを
踏んだ、から
地団太を踏んだ
 ....
 



忘れることのない忘れ物
もどることのない道程
いつまで経っても
忘れることのない思い出
それでも帰れない道程
帰りたくない道程

時計は過去を写さない
それでもお前は ....
行列に並ぶもデート走り蕎麦 奇天烈な発想力や走り蕎麦 トゥーアーリー、トゥフォガット


(ノートの隅に、死に際のさよならを書いた

意地汚くも弱々しいこの本音は、墓場まで持っていく)



指先の色も
まるい肩も
あの黒い月が ....
私は今日も汚れた生糸を手繰っていました
手持ち無沙汰の暇つぶしでした
宙に消えていく煙草の煙を見ていました
過ぎていく日々を長く見ることしか出来ないのです
私はもう夜に眠ることが難しいです
 ....
ぬばたまにぐしそめころのをとめぶりみかけたふしもかたきをばたま

いかにせむやぶれ障子をふたぐとて張形充つる莫迦の居ずまひ
渋谷の街を歩いて多くの人とすれ違いながら思うこと
すれ違った女の人たちの中に一人くらいは下着を履いていない人がいたかも
すれ違った男の人たちの中に一人くらいは小学生とセックスした人がいるはずだ
 ....
同性の上級生を誘いたい夜は短いワンピースを着る  あんなに近かったというのに
 今ではこんなにも 遠い

 その手に触れること 簡単な距離
 なのに こころ あまりにも 遠い

 君をまっすぐに見据える
 視線 けして 交わらない
 ....
 ふっくらとした頬の可愛らしい少女
 今はもう わたしの愛した 少女ではなくなった

 違和感 誤魔化して
 ああ かわい、頭撫でてきた

 少女 うっすら微笑んだ
 知らない人の笑 ....
虹色の花蛤となる雀 愛が始まったのはいつでしょう

セックスばかりしていたけれど

どこから愛は始まったのでしょうか

いまいち、わからない

聞けば愛というものは

純粋に崇高らしいので  ....
https://maps.google.co.jp/

グーグルマップの、周辺機能は驚いた
画像データがある地図は
360度の視界で景色が見える
実家が
幹線道路から見える場所のため
画 ....
ゲゲゲとじぇじぇじぇ・よく似てる。 大きく両腕を広げて君は深い海へと誘(いざな)われていく 
君の長い髪は美しくゆらゆらと乱れる 
水を掻き分ける僕の手は力強く伸びていく 
君の微かな声は僕の体に触れる微小な泡沫 
どこまでも君 ....
そんなわけで今日の空は白い
高原から降りてきた雲は
光を通すけど後雨になる

今日の空は白い
あの肌も白い
整えられた
痩せた入れ物
咽喉がつまる
ありふれた惜別
しかしか ....
君が去った後は
青春の薫り
薫りしか残ってないから
君はもう居ないのだと
強く感じる
薫りが残っているから
君の事が忘れられない
君が去った後は
青春の薫り
ジェロニモは古い雑居ビルの二階にいる
逆立てた金髪の根元半分が黒い
豪壮なプリンあたまの
ぶざまに鼻の長いこの青年は
いつもどんより倦み疲れた顔で
ほぼ毎日同じ電車でプラットフォームに吐き出 ....
虫の音きこえる
夜のうち
耳なり重なり
静寂遠く


寒気の吹きこむ
日のあいだ
光に刺され
血にじむ虹色


地の焦げる香の
吹く風
黒影


空駆ける気の ....
 .... 芸術のために死ぬやつを笑って屁がでた
和田カマリさんのおすすめリスト(512)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カレンダー- アマメ庵散文(批評 ...113-10-25
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髪とちっぽけな独占- くみ散文(批評 ...113-10-23
台風が来る- 花形新次自由詩113-10-23
静止- 梓ゆい自由詩113-10-23
The_erased_river- 番田 自由詩113-10-23
感傷的な日- かの自由詩113-10-22
秒針- 自転車に ...自由詩213-10-22
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奇天烈な発想力や走り蕎麦- 北大路京 ...俳句113-10-22
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少女- 瑠依自由詩213-10-20
虹色の花蛤となる雀- 北大路京 ...俳句113-10-20
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