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何もない一日 雲を泡立てて貝殻模様のカップを洗う


花の雨 眠るわたしのこめかみにふれているのはくちびるですか


モノクロのアネモネきっとあなたならうすむらさきを選んで写した

 ....
「福来たる」表現しようと服を脱ぎジャスチャーゲーム終了の笛 コルセットはずすと首輪の痕がありホントなんです寝違えたのは 飛火野ゆふりさけみれば真白にそ
春日の山に雪は降りける
見殺した風景に復讐されそうで 林檎を何処かにそっと隠す 欠けた口紅と

欠けたコンパクト、が

女には大事だった。
その鐘だけは
私に鳴らせてほしいと
跪いて
乞う
生きていても

老いても

病になろうとも

死にいたろうとも
水溜り

男は死に

葬式は

遺言に従って

和装
美しく



 ....
色付きのリップクリーム塗り直すあなたが全部持ってっちゃうから


コンビニで買った肉まん半分こ あれ?君の分皮ばっかりだ


静電気互いに走る手の痛み君にビリっときたあの冬の日

 ....
窮屈な心解放させる朝平日の波に揉まれた体

夏だけど雪が降る夢見せられた熱帯夜から抜け出すために

透明な夏でも明日は不透明明日のことは何も見えない

日曜日時の流れは遅くなる君と過ごせば ....
偉そうな事を言うならもう少し人を感動させるのを書け



















 ....
国数と
英語と理科と
日本史で
満天を取り

連れてゆかれた






























 ....
蝉が鳴き元気な夏を作り出す体は夏の暑さに負けそう

植物の種類多くて覚えられず似たような花集めた図鑑

近頃の子供は海を好まないプールを好む子供が多い

温泉に浸かり日焼けの跡が痛いヒリヒ ....
譲れない事があったらノーと言え
他に説明要らないでしょう
細い線
ひとつひとつが
シャー芯の
ように硬い夜
いのち
つらぬく
真っ白な砂浜に残る足跡が古い自分を表していく

何度夏迎えても汗吹き出した人魚の夢で涼しくなった

波音が微かに響く白い街陽射しが白を更に目立たせる

夏らしい格好をしてビール飲む微酔い加 ....
「夏蝉」
念仏を唱えつ逝くや 潔し 路上とて悔やまず 山野をも望まず


「バスで見かけた女の子」

セーラー服の 襟に流れるは玉石か おさげを結わう 指の小さき

光差し込むバス中で ....
 ....  .... 本当のことを言うのを失言と大人は諭すこどもの余白に


わかってる何度も読んだ本開き一番いいとこ破って捨てる


明日ならばきっと良い日と思いたい昨日にめちゃくちゃに落ちてる今朝


 ....
音静か眠る時間が過ぎている気づく気持ちは秋を{ルビ悟=し}ってる


生きてみた夏百日紅みぬままに落ち葉をきょうの靴は踏みたい


パソコンに描く絵空事の夏と夏とそうして秋となるのか

 ....
百日紅鶴は千年亀は万年孤独は二十億光年 どうしても男に恋ができぬまま女子会に期待している出会い 透明な夏のイメージ抱き締める川に行こうか海に行こうか

キラキラと君の瞳が輝いた見るもの全て輝きが増す

海に来て海に関する質問を立て続けにする私の娘

近所の子兄弟喧嘩する毎日すぐ仲直り ....
 .... 泣き顔を撮りたくてカメラ持ったまま生まれてすぐの子をじっと見る 彼岸花君は見つめる儚げな花に似ていて憂いを帯びる

秋開始気温下がって頬赤いその顔にキス照れている彼

秋は好き葡萄梨柿お裾分け秋の宝石彼の口にも

秋桜を彼に渡され純潔それはあなたに奪わ ....
ぬばたまにぐしそめころのをとめぶりみかけたふしもかたきをばたま

いかにせむやぶれ障子をふたぐとて張形充つる莫迦の居ずまひ
和田カマリさんの短歌おすすめリスト(48)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩歌集「うずく、まる」より自選十五首- 夏嶋 真 ...短歌14*15-7-4
「福来たる」表現しようと服を脱ぎジャスチャーゲーム終了の笛- 北大路京 ...短歌214-3-8
コルセットはずすと首輪の痕がありホントなんです寝違えたのは- 北大路京 ...短歌114-3-8
大雪の日飛火野に遊び本歌取りにて作る- 藤原絵理 ...短歌1*14-2-17
この実がそもそも悪い- あかりん ...短歌214-1-26
「あの日、埋もれた顔」- 宇野康平短歌113-12-6
見届けて。- 駒沢優希短歌113-12-5
「沈黙」- 宇野康平短歌113-12-5
「死装束」- 宇野康平短歌213-12-4
ボートはボート___________________ファック ...- TAT短歌113-11-28
人肌恋しい季節- 時子短歌213-11-27
窮屈な心- 夏川ゆう短歌113-11-25
お前のアレじゃ全然イケない- TAT短歌1*13-11-23
別室に- TAT短歌1*13-11-20
日焼けの跡- 夏川ゆう短歌113-11-18
赤上げないまま白下げない- TAT短歌113-11-17
トンボ- TAT短歌113-11-16
白い街- 夏川ゆう短歌113-11-11
夏につくったいくつかの歌- bookofheaven短歌1*13-11-8
冬の大三角形- TAT短歌113-11-6
ツンドラ- TAT短歌113-11-5
九月のノートから2_(十首)- もっぷ短歌613-10-30
九月のノートから1_(十首)- もっぷ短歌313-10-30
_- もっぷ短歌313-10-30
女子会に- 佐野まこ短歌213-10-28
透明- 夏川ゆう短歌113-10-28
金木犀- TAT短歌113-10-28
泣き顔を撮りたくてカメラ持ったまま生まれてすぐの子をじっと見 ...- 北大路京 ...短歌313-10-27
秋を見つめるふたり- くみ短歌113-10-25
ぬばたま- salco短歌2*13-10-21

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