懐かしいこと思い出しました

ずっと前にこの街から
ずっと離れたところにいた時
唯一の連絡手段が電話であったこと

思春期のタブー
お喋りな母に電話の内容を盗み聞きされること
 ....
君を救いたい
君を守りたい

君を揺るがすものにも
きっとそう想うだれかがいるだろう
それでも君が君であるという
理由で苦しむのはいやだよ

どんなひともあっていいと
学校はおしえる ....
「ち・よ・こ・れ・い・と」

あの夏の

「ぱ・い・な・つ・ぷ・る」

打ち水のキラキラ

「ぐ・り・こ」

夕日のバイバイ
ホリック



詩になりそこなった単語が脳裏でくるんくるんと廻り
バス停から自宅まで歩くあいだに3回転半で綺麗に着地を決めました
いろんなものにホリックなあたしは
青臭いトマトジュースで ....
踏切の警報音や青田波 青田風山の向こうへ日の沈む 涙流れず鎮痛剤も効かない夜です ともだちってやっかいだ
きらわれたくないから
うそもいう
ふみこみすぎるから
ざわざわする

陰口いってごめんね
だって言えないんだもの
すきだから

もう言わないよ
そうおもっ ....
できれば月に還りたい

できれば土に還りたい

犬の鼻っつらに広い夜

人工衛星お尻を見せて

できれば月に還りたい

できれば土に還りたい


指さきには赤ちゃんの匂いが
 ....
かわいい子にはたびをはかせろつまりとりつくしまへとりつかれてる


とりつくろうためにふくろにおしこむそのよこしまよ、ぼくらがすくう


できることだけして花でいることにいけないわ ....
きみとじゃんけんして
どっちが勝ったってかんけいない
だれかがやらなければならない

きみを愛した代償なんて欲しくはない
ぼくたちは証券なんてあてにしてはいないんだ

まっさらな後悔なん ....
夏深しボトルシップは雨の中 赤いドレス
あなたが一番似合っていたよ


少し深呼吸をして 吸って 吐いて
ゆっくり僕と最後の息をしようか

手を取り合ったら
水の音が聞こえるでしょう?
目をつむって
 ....
塩と水と みじかい詩と
あとはすこし体温があれば
生きていける
たぶん
あなたがいなくても
いらない

渇望する
発熱を売って下さい いっこくも 
駄目になるのが怖いだけです



せっくすをしたいと思う 
花(見た目は知らない)言葉を検索す



わすれるもわすれないもなくただこ ....
いつもなにか足りないまま
また生まれた日をむかえる

どんな意思でうまれたかも
もうどうでもいい気がする

とにかく生きると決めてから
ただしんでいないだけという瞬間も含めて
やっぱり ....
ワイン3本空けて新緑と残雪の境 今寝転んでいる布団で
眠るように死にたい

出来れば
最高級羽毛布団にして

床の傍らに
「愛する人」なんかつけちゃって

夢十夜の第一夜みたいに
ロマンチックに死にた ....
僕がもしも男なら
私がもしも女なら
君に抱き締めて欲しかった
そして殺して欲しいんだ

もしも私が億万長者なら、ね
殺し屋を雇って殺してもらうの
とびきり腕の良い人を雇って……
 ....
鳴き止むなまだ鳴き止むな法師蝉 あなたとの戯れに疲れ
白く塗りつぶされた心
もはや何人も入り込む
隙間さえなく息を潜む

生きた屍の日暮に一つ
許されているのは悶え
押し殺す声も言の葉も
漂う風さえ黙している

 ....
仕事のない妖怪が雲を見ている 最近よく夢を見るんです
出兵直前のあなた
居間に堅く座って
じっと私を見つめておりました
いつもらしくないと思っていたら
軍服の釦が掛け違っていたので
やはりあなたはあなただ
と思いまし ....
あの日の海のお土産
S字になってへばりつく
海月の刺傷

海の中で
気が遠くなってしまって
その後は全然覚えてないの

でも確かに誰かに
抱きかかえられて
浜辺に座ったの
目 ....
髪の色あなた好みに染めて
目の色あなた好みに染めて
服の色あなた好みに染めて


思考だって
あなたの黒に染めて
手始めは手の内を深紅に染めて
にっこりわらって
染めて 染めて

 ....
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる ソーダ水燃えて消えゆく星ひとつ 誰とも話さず蛍舞う畦道 ハッとしました


向かい側に立っていますね、素敵です

風であなたの髪が揺れますね、素敵です

かき分ける細い白い指が光りますね、素敵です

あなたの服が香ります、素敵です
 ....
ゴースト(無月野青馬)さんのおすすめリスト(2040)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
懐中の海辺- 瑞海自由詩4*14-8-23
明日がこわいという君へ- 朧月自由詩114-8-23
帰り道- ドグー自由詩514-8-23
「ホリック」- 泉由良自由詩4*14-8-23
踏切の警報音や青田波- 北大路京 ...俳句414-8-23
青田風山の向こうへ日の沈む- 北大路京 ...俳句314-8-23
涙流れず鎮痛剤も効かない夜です- 北大路京 ...自由詩714-8-23
ともだち- 朧月自由詩314-8-22
月に還りたい- 吉岡ペペ ...自由詩1014-8-22
ぼくらが旅にでない理由 - 阿ト理恵短歌7*14-8-22
ともだち- 梅昆布茶自由詩1414-8-22
夏深しボトルシップは雨の中- 北大路京 ...俳句214-8-22
モルヒネ- 瑞海自由詩4*14-8-21
あとはすこし体温があれば- はるな自由詩614-8-21
言葉- 中原純乃自由詩3*14-8-21
致死微熱- 初谷むい短歌2*14-8-21
生まれなおす日- 朧月自由詩814-8-20
ワイン3本空けて新緑と残雪の境- 北大路京 ...自由詩514-8-20
出来れば- 瑞海自由詩8*14-8-17
歪んだ“もしも”- 凍月自由詩7*14-8-16
鳴き止むなまだ鳴き止むな法師蝉- 北大路京 ...俳句314-8-16
エコー・・・- tamami自由詩714-8-16
仕事のない妖怪が雲を見ている- 北大路京 ...自由詩314-8-15
釦の追憶- 瑞海自由詩7*14-8-15
海月の刺傷- 瑞海自由詩3*14-8-15
染めて- 瑞海自由詩5*14-8-15
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる- 北大路京 ...自由詩614-8-14
ソーダ水燃えて消えゆく星ひとつ- 北大路京 ...俳句214-8-13
誰とも話さず蛍舞う畦道- 北大路京 ...自由詩414-8-13
くるったあたっく- 瑞海自由詩3*14-8-13

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