混沌の匂いのなかでの異臭を聞きながら
全てを満たす街

わたしは此処で生まれ
多分ここで死ぬのだろう

この街の匂いを聞きながらきっと彷徨う
混沌の魅力の中に
すずろに歩く

 ....
少しだけ臆病な恋滴れり            ――D.K.へ

あなたは穏やかな光の輪を、都市の人々の瞳の裏側から見つけ出しては、一つ一つ連ねて一冊の純粋な本を作った。始まりも終わりもない劇のクライマックスで、錯綜し ....
何も食べずに香を聞く

緑の山に伽羅映す

白檀というわがハンドルネーム

アジアに満ちるその香り

真夏日に涼しき羅国を聞く
最近なんだか疲れるなと思ったら

光を食べましょう

悲しい霧や
苦しい雨に降られて
体に染み込んでゆくようなら

光を食べましょう


私は君に食べさせてあげたい
手 ....
こんな暑さを生み出すなんて
太陽はとんでもない偽物だ
それだけではなく
空も海もすべて偽物で
言うまでもなく
実は私も偽者である
では本物は一体どこに?
偽者の私の本物はどこ ....
大切な
ひとり息子や
ひとり娘が
路上に
打ちすてられている
もちろん
レイプの後で
それが
政治だから
ラの音ではじまる
骨をかかえて
演説をしにいく
 ....
滴りや濡れたる翼なき背中 「きびだんごぐらいじゃ鬼と闘えぬ」森のクマとの契約ならず 終電も泊まるところもないうえにやけに激しい風が吹いてる あがけ


足掻け私の体
むちゃくちゃに大気を削り取れ

コンクリートのような大気から
私を絡め取る大気から

私が逃げれるように
何をして何をしないで生きられるサラダにプチトマトは入れない トリックを知ってる手品披露されやけに激しい風が吹いてる あなたの
あたまに
はなを
くっつけて
夏が
来た と
くちを
うごかす

あなたの
あたまに
くちを
くっつけて
かわいそう

くちを うごかす

かわいそう ....
黄金週間負けた試合のトンボかけ 紫陽花を打つ雨を見て指を折り三十一文字を行ったり来たり オモシロクナールを2錠飲み込んだやけに激しい風が吹いてる 絵みたいな笑顔だったよ午後四時に染まったぼくらの玩具の手錠



騙されるのもいいねってきみが言う 野球部とすれ違う うそつき



最後かもしれない名前を連呼する北18条 ....
夢を見た

君は泣いている
微笑みながら
右目ばかりから
2秒おきにトポトポと
それが君の鎖骨に溶けて
僕の手が解けて
遠浅な海を行く

朝が来た

日曜の朝は雨 枕に涙
背 ....
キューピーのマヨネーズ推す雄山に対し士郎の推す味の素 出逢ったのがいつだったのか 
はじまりがいつだったのかなんて憶えていないんだ 
ずっと一緒だったような気がするし 
それとも独りだった時間を忘れてしまったのか 
このままどこまでも一緒に行こう ....
武器としてとんがりコーン指にはめやけに激しい風が吹いてる 帽子から飛び出すはずの鳩でしたやけに激しい風が吹いてる 嘘ばかりで安っぽいお伽噺じゃないのにね
雨音が小舟を脅かす夜に
嵐の中、揺れる吐息
生きている
自分も世界も欺いて
生きている?

誰かがドアを叩いている
此処が何処だか分からない魂だ ....
酔い酔いて
チャルメラさがす
骨格は
化石のように
夜空彷徨う

痩せ痩せて
漂うぼくは
幽霊か
琥珀を啜り
明日をみる

この夜に
生きるか死ぬか
知らないで
なぜ ....
「世界中が雨だね」って
きみが言うから
手相占いみたいに
てのひらを差し出して
白いサンダルを気にして
ひとつの傘でふたりで濡れながら
「世界中が雨だね」って
きみが言うから

 ....
コンタクトを初めてはめたとき
がっかりしました

ライオンはたんぽぽじゃなかった
くじらはお空を飛ばなかった
スイカ模様のネコは何処にもいなくて
パチンはしゃぼん玉の割れる音だっ ....
雨の日は別の海月となりにけり 星飛んで乙女に戻りまた踊る キラキラ光る夜空の星よ、そんな気はさらさらない
もう死んでしまいたい、そんな気はさらさらない
二度と誰とも恋をしない、そんな気はさらさらない
今日は食べ過ぎた、そんな気はさらさらない
僕は ....
ゴースト(無月野青馬)さんのおすすめリスト(2040)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花火- レタス自由詩115-7-24
少しだけ臆病な恋滴れり- 北大路京 ...俳句315-7-24
報告- 葉leaf自由詩215-7-24
香り食い- レタス俳句215-7-22
光を食べる- 瑞海自由詩2*15-7-21
夏日- 葉leaf自由詩415-7-21
サマータイム- イシダユ ...自由詩215-7-21
滴りや濡れたる翼なき背中- 北大路京 ...俳句615-7-21
「きびだんごぐらいじゃ鬼と闘えぬ」森のクマとの契約ならず- 北大路京 ...短歌415-7-18
終電も泊まるところもないうえにやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌415-7-17
大気を削る- はて自由詩215-7-16
何をして何をしないで生きられるサラダにプチトマトは入れない- 北大路京 ...短歌515-7-16
トリックを知ってる手品披露されやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌215-7-15
ボタン- イシダユ ...自由詩815-7-14
黄金週間負けた試合のトンボかけ- 北大路京 ...俳句115-7-13
紫陽花を打つ雨を見て指を折り三十一文字を行ったり来たり- 北大路京 ...短歌415-7-12
オモシロクナールを2錠飲み込んだやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌115-7-11
ロマンス係数X- 初谷むい短歌4*15-7-11
遠浅の夢- 瑞海自由詩2*15-7-11
キューピーのマヨネーズ推す雄山に対し士郎の推す味の素- 北大路京 ...短歌315-7-10
私の美しいひと- 文字綴り ...自由詩115-7-9
武器としてとんがりコーン指にはめやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌215-7-9
帽子から飛び出すはずの鳩でしたやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌315-7-9
変身したい- 智鶴自由詩415-7-8
骨格標本- レタス短歌215-7-8
せかいじゅうガアメ- Rin K自由詩14*15-7-8
コンタクト- にゃんし ...自由詩315-7-8
雨の日は別の海月となりにけり- 北大路京 ...俳句5+15-7-8
星飛んで乙女に戻りまた踊る- 北大路京 ...俳句2+15-7-8
そんな気はさらさらないってつぶやく口のなかでだけ- クローバ ...自由詩2+*15-7-7

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