すべてのおすすめ
交番のまえ銀杏あり

悲しみ抜けおち

この透明は涼やかだ


悲しみなくなりゃ

いのちも透ける

おばちゃん怒れば

バイトもびびる

のぞいて見えるよ

内に秘めたもの

のぞいて見えるよ


 ....
【古非のぷろぺらぺら】

寄る辺なき人を包む卵白は
光を まだしらないから 蔭も しらない
光に かざすと 水路のように やさしい 
血管は だれの目からも 守られている
けれど あなたは ....
こんな色をして

みんなのためにがんばっている

すみのほうでおどけた顔している

こんな色をして

そこにいないひとのことを想い

胸をいためてはまた

きみはみんなのことを想っている


きみのい ....
ともだちと遊ぶ約束をした学校の帰り道

違うともだちに遊びに来ないかと誘われた

約束があるから、そうことわったのだけれど

そいつのうちだとマンガを読むだけで面白くなかったのだ

そしたらそいつはこ ....
いやあ おにィさん 
真っ赤にならはりまして
うぶどすなあ
世間の風あたり冷とうおますので
この密通がばれたら
また おまめさんを なげられますなあ

先日 おにィさんが わ ....
ベランダにでて月をケイタイで撮るひとがいる

月のしたで勉強を誓うひとがいる

試験は春ごろだろうか

どこにゆけば

安定した幸福を感じつづけられるのか


天体はまちに住んでいる

オリオンがから ....
夕暮れは音階を待ち
染められるべき旋律は藍にて



焔は色をひそめ

少しばかり
せつなく風が抜けて




境界を曖昧なままに




ひと息の独唱は
明日へと続いている








 ....
君は端っこの席で
いつも頬杖をついて

窮屈な空気に飽きたように
紐靴を揺らして 窓を見つめ

風が吹けば良いのにと言った
蒸し暑い部屋の中にも
偏りがちな脳内にも

そしたら昇っていけるよ
こんな ....
{引用=銀色の月を砕いた細雪
虚飾の街にも、しんしんと
上野発カシオペアはふるさとゆき
すれちがう旅人のなつかしいアクセント


耳の奥では遠い遠い子守唄
かあさんの声、 ....
夕暮れに迷いこむ

迷いこんだつもりもないのに

迷いこんでいる

青灰いろに

おかされてゆくまえの薄暮

じぶんが何処へゆこうとしているのか

一瞬、いや、しばらく分からなくなる


それはまるで ....
もしも猫になれたのなら
そう、考えた事はないでしょうか?

誰だって一度 もしかしたら
それ以上に自分とは違う なにか
に、憧れるのではないでしょうか


堤防の上を歩いてみました
少しだけ周りの目 ....
 年老いた扉をゆっくり開けて
 ようやく飛び出せる

有酸素運動をしよう
小さな目標を掲げたわたしはアパートの階段を駆け降りて
よく知った町を
道を 歩き出していく

 音楽やヘッドフォンいらず
  ....
ほどけた 靴紐を結びなおして
ふと見上げては笑った

おどけた 魚はもしかしたら
かまぼこになってるかもしれないね

不吉というよりも…
そう……

街路樹に背を向けたのは
凍えてしまいそうだから ....
俺ってこんな感じだ

牛に乗って
花のついた帽子をかぶって

顔だけ影を差し入れて

崖したの小道を牧歌的にゆく
そらは青いのか、曇りなのか

緑はまるで六月の闇のようで

今だによちよちやっているん ....
ひかりとかげ
ひかりとか げ
ひかりと かげ
ひかれ 私は蜥蜴

ひかれ げげげ
ひかれ かげで
銀色の緑が 芽吹く  

しろい陶器のような世界
真綿にくるまれて ....
あなたとふたたび会えてうれしい

鼻先をあなたのももにうずめると
しあわせのゆりの匂いがして
こころがころころと弾むんだよ



あなたとふたたび会えてうれしい

アメージング グレイス
改心は ....
{引用=浴槽に額を沈める。




水深650mmで
月へと遡上する魚の群れは
尾びれに三日月を宿して
銀の腹は空っぽのまま

ドライアイの魚達が
す ....
イエス様のお母様であることを天に捧げ

マリア様もまた

イエス様とおなじ聖なる存在になられた

だから

マリア様のイエス様への肉の愛は

宗教画のなかにしか存在しない

いったい肉の愛とはなんであ ....
宇宙を模写する

思考を模写する

気持ちを模写する

他者を模写する

意識を模写する

無意識を模写する

刹那を模写する

呪文を模写する

それを貼り合わせて
 ....
僕は星が好きなんだ。とくに月が好き。
 地球や太陽や月も星なんだよ。ときどき忘れちゃうこともあるけどね。
 
 月。
 満ちたり欠けたり。
 細くなったり太ったり。
 丸くなっ ....
ぼくは高校卒業まで叔父叔母に育てられた
母さんはぼくと妹にいちども会いに来なかった
誕生日にはお金が送られてくると叔母は言っていた

叔母ぼく妹で買い物に出かけると
きまった店でよく服を買っ ....
僕は傾いたまま
あの人の吐息に走っていった
そういえばあの人の笑顔はとても絶望的に見えたが
騙されたい人が辞書を担いであの人を抱きしめていたのを良く覚えてる

日曜日限定のせいか不気味に見える顔で街 ....
空のうえは宇宙でしょうか

ぼくには空のしたしかありません

あらゆる哀しみと同苦したいのです

空のうえなどいらないから

あらゆる哀しみと同苦したいのです


天国なんかありません

地獄なんかも ....
帰りみちふる雪をふと見上げると

ストップモーションのようだった

たくさんの遠近感がゆっくり落ちていた

しんしんと

太郎も、次郎も寝ているあいだに

あしたは膝下くらいには積 ....
余白は余白のまま
残しといてくれたらいいのに

ちゃんと感じとるのに


余白を埋めようとするなんて






信頼してくれてないってことよ


三次会のあと
はなれがたくて
鉄路にふたりツレションをした

メリークリスマス、

メリークリスマス、ミスターローレンス、

アラスカの凍る林で
奇跡たちが
ガシガシと音を立ててい ....
私の手は冷たいの
冷え症なのかもしれないわ

でも
心がそうなのかもしれないわ

だから私は手袋を買ったの
暖かい色にしてみたの

でも
ちっとも暖かくならないの


私を呼んでいるのは 何
偉ぶっ ....
やさいうりがきたよ
やさいうりがきたよ

にぐるまをおして
にんじんをつんで

しゅふがかけよってく
こどももはしってく

おいしそうな にんじん
じゃがいも かぼちゃ

やさいうりのやさいは
こど ....
アカルクアカルク
ウスッペラク
風とおしよく
かるくかるくかるく


トクベツなんていらないよ
専売特許もイラナイよ
いつまでも握りしめてても
腹の足しにもなりゃしない
空 ....
紅葉があんまり紅いから
メールを送ってみたんです
紅葉があんまり紅いから
安心するんじゃないだろかって
紅葉があんまり紅いから
やさしくなってみようかなって


良く撮れた
 ....
こめさんの携帯写真+詩おすすめリスト(297)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
銀杏あり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-11-17
【非】古非のぷろぺらぺら- るるりら携帯写真+ ...9*13-11-16
こんな色をして- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-11-10
郷愁- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-1-30
もうすぐ_節分どすなあ- るるりら携帯写真+ ...12*11-1-30
天体の住むまちに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1111-1-23
電線状のアリア- オリーヴ携帯写真+ ...911-1-11
Wind-ow- 黒乃 桜携帯写真+ ...210-11-16
Sonnet_菜の花- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...23*10-1-27
街の風景- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1210-1-27
散歩道とわたしとネコ- 窓枠携帯写真+ ...4*10-1-27
散歩道とわたしと白線- 窓枠携帯写真+ ...4*10-1-27
リアルに映画に- 黒乃 桜携帯写真+ ...310-1-27
俺って- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...610-1-23
ひかりとかげ- るるりら携帯写真+ ...10*10-1-20
Maria- 笠原 ち ...携帯写真+ ...910-1-16
感覚- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...10*10-1-14
肉の愛- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...310-1-11
模写のモザイク- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-1-10
5円玉_と_お月さま- 北大路京 ...携帯写真+ ...19*10-1-5
四人家族のマネキン- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2510-1-3
午前3時難しい話をした- 黒乃 桜携帯写真+ ...210-1-2
空のうえなどいらないから- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...610-1-2
大雪- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...310-1-1
余白_を- 笠原 ち ...携帯写真+ ...609-12-30
酔いどれの鉄路- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1109-12-23
暖かな白- 黒乃 桜携帯写真+ ...209-12-18
おとぎのくにのやさいうり- 黒乃 桜携帯写真+ ...109-12-5
アカルクカルク- 笠原 ち ...携帯写真+ ...309-12-2
紅葉があんまり紅いから- 笠原 ち ...携帯写真+ ...10+09-11-24

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10