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遊べない砂場
潰れている蜂
幼いブルーに
染まって
ほら


子どもらしく
出来ない場所では
人間の形の
分子にもなれない

先生が親が
良い子になれといった
部屋と窓をあとにして
空に家出する ....
追いかけてきたものは、何であったか
追いかけるべきものは、何であったか

あの蒼々 あの爽々

届くはずもないと{ルビ諫=いさ}められても
羽ばたく自由まで
奪われたわけじゃない

 ....
神戸のモザイク広場には

一隻の船が飾られている

かつて世界一周を果たした船を、復元した船が

けれどその船は、航海してここまでやってきた

海を渡ってきたのだ

だが、いまは

陸に固定され、帆が ....
気持ちのいい場所で

気持ちのいい格好で

吹かれていたい

風に

ただ、風に
ああ僕が 光の中でも                                                              
存在を許されていたなら                ....
今朝、
新しく生まれた緋目高は
糸のような体を誇らしげに揺らし
円筒の中を支配し始めた

その傍らで
親たちは死に絶えたのだが
きっと、あの孤は知らない
悲しみも、
涙の流し方も。
 ....
分量を間違えないようにね

毒になってしまうから
私も

君も
黒い黒い黒い自分
隠さないと隠さないと隠さないと
柔らかな殻で
誰にも見透かされないように

そう気張る私はもう時代遅れかもしれない

今では黒い自分をたくさん入れ替え入れ替え
どんどん消費していくの ....
おつかれ

君は最後までキレイだね
私を繋げてくれるモノ 鉄線花
風車なぞに
なりたきか
きたないワタシ

きたないアナタ

きたないニンゲン


キレイなせかい
未来の自分に会いたいか?

それとも

過去の自分に会いたいか?

とにかく

徒に考えを消費するより

足を進ませて登ってみろよ

理性を片手に
キレイじゃない色なんてない 繰り返しくりかえし

ちょっとずつ進んでく
ひとりぼっちの
1日のなかを
私は回遊する

自由かもしれない
不自由かもしれない

空はまだまだ遠いよ
沈められた
まだまだ浮き上がれないよ

水上の世界に焦がれてしまう
空 ....
瞳が充血している。

その充分な睡眠を忘れたかのように
私の瞼は光を遮りたがり、
私の身体は重力と戦ってはくれない様で

桜が決まって散っていくように、
私の意識も少しの変化を纏って循環 ....
朝の来ない夜に溶けて
報われない愛ばかり貪る
彼女は彼を語るたび、
彼女は彼を見つめるたび、
その白い頬に桜色を映す。
艶やかで儚い恋する微笑みを目の前に、
私は彼女に勝てないと思う。
そして何かと言葉を呑んで
彼女の話に相槌を打つのだ。
密かな ....
色彩々の
螺旋を描いて
くちびるを震わす風に
ほころぶ花びら
さえずる鳥は枝高く

春のうららに
「なべて世は事もなし」


※「なべて世は事もなし」の部分
上田敏の訳詩を引用し ....
シンデレラの夢
灰にまみれ
笑っていた
不細工な形

夜中二時過ぎて
夢が覚めた
終りの無い
理不尽の宴

さあ狂いましょう
踊りましょう
体忘れ
二人きりで

黒靴の少女
夜のワルツ
秘められた
 ....
桜土手通りの
ほんとうの季節

夜、春香を写しとる水面に
ひとの本性があばかれる

だから秘密は
誰にも知られないように
今年もまた、

桜が咲く。

「誰が為に」などと

言うつもりはないが。

去年までがそうだったように、

来年もまた、咲くのだろう。

二度と見ることはかなわない

あの桜も咲いているのか。

こ ....
もう
どこへも行きたくない
ただ
人間が怖いだけ


絞めては死にたいふり
ああ
嘲笑まだ聞こえる




学校に渋谷駅
どこへ
行った俺の天使

ああ
天国は近くない
また
俺から百歩逃げた ....
猫にだって悩みはあるのにゃ〜 満開を待つ桜に

雨がふっている

なんだか

うつむいて かなしそう

いったいわたしは

この桜に

なにを重ねているのだろう
そんなに手放すのが嫌なら鎖でもなんでもつければ良いじゃなぃ。

私はそれでも逃げようと抗い続けるけどね。

私は貴公たちの人形じゃないですから。
きっと、焦がれていたんだと思う。
それは決して、恋などではなくて、
ただ 純粋な、
羨望だったんだろう。
携帯電話は嫌い

鳴らない着信音
うるさいくらいの迷惑メール
仮面のようなディスプレイ
本心の見えない絵文字

携帯電話は嫌い
聞きたい人の声は
もう聞けないから

ひとりぼっち ....
こめさんの携帯写真+詩おすすめリスト(297)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「__を忘れた踊り」_- 木賊ゾク携帯写真+ ...206-5-5
風をくぐって- 佐野権太携帯写真+ ...17*06-5-2
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たなびく心- 佐野権太携帯写真+ ...14*06-5-1
ピーターパンの忘れ物- smorzando携帯写真+ ...5*06-5-1
緋目高の子- 士狼(銀)携帯写真+ ...4*06-4-30
優しさでも- fuchsia携帯写真+ ...206-4-30
見るだけ- fuchsia携帯写真+ ...306-4-29
鉛筆- 436携帯写真+ ...2*06-4-29
踏み潰したくなるくらい- fuchsia携帯写真+ ...806-4-28
外の世界と- fuchsia携帯写真+ ...206-4-27
花の句- 436携帯写真+ ...2*06-4-26
それがキレイだったりするの- fuchsia携帯写真+ ...306-4-23
階段- 436携帯写真+ ...1*06-4-23
人とは違って- fuchsia携帯写真+ ...306-4-22
ジンセイ- fuchsia携帯写真+ ...206-4-22
水下- ラプンツ ...携帯写真+ ...4*06-4-21
髪飾り- エラ携帯写真+ ...106-4-20
ヨル- エラ携帯写真+ ...206-4-15
散花- むくげ携帯写真+ ...306-4-13
サクラサク- LEO携帯写真+ ...12*06-4-13
「愛しい死神に」_- 木賊ゾク携帯写真+ ...406-4-12
春の本性- たりぽん ...携帯写真+ ...11*06-4-11
桜の下で振り返ってはいけません。空をあおいで笑いなさい。- 逢坂桜携帯写真+ ...11*06-4-11
「ロンリーヘブン」- 木賊ゾク携帯写真+ ...606-4-9
悩む…- 朱華携帯写真+ ...3*06-4-7
雨の日さくら- 逢坂桜携帯写真+ ...7*06-4-5
鎖。- 依玖侘  ...携帯写真+ ...1*06-4-4
赤い実- むくげ携帯写真+ ...306-4-4
嫌い- 朱華携帯写真+ ...5*06-4-3

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