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闇の中で 
 光る私を

  あなたは
   見ないで

小さく 
 尖って

  咲くか ら

口を覆い
 潜む私を

  あなたは
   見ないで

声に
 あ ....
勝手口を開けると柿の木が青空にそびえていた
白い入道雲がゆっくりと動いていた
戸を開け放ち
時折それを見上げながらわたしはササゲの筋を取る
ざるにはササゲが青々と積まれて行く
指先にササゲの ....
予約していたのは
ありふれた ごくごく簡素なホテル
チェックインし 渡された鍵は1547号
けれど15階の何処にも
47号室は見当たらず

フロントにとって返して尋ねると
ああ 失礼しま ....
叫びが聞きたい
地上のどの声にも似ていない
見えない波長の叫びを

午前零時
どこかで叫びがあがった
均された街の
よく似た通りと通りのあいだのどこかで
どこかで叫びがあがった

 ....
朝六時
七月の光が窓から差し込む
最愛の恋人の微睡を照らす
TAIYOOの声に
挨拶を交わす
白くはためく洗濯物たちに
神の存在を感じる
美しい寝息のリズム
天使の胎内の世界の中の
 ....
ロウと明日を焚くラミアの重力の1自慰のテイル
睡蓮/gのhairで吊ると 眩むO部屋に鴉を枯らす
アンテナ一輪 パンタグラムのケミカルウィッシュな聖歌
合ペイ唱嬢たちの天呼をトルト 踊るdoll ....
舐めて治す
生で食べる
裸だ
生殖のために交尾する
こどもを育てる
親の顔は知らない
生きるために殺す
悩まない
日陰で眠る
どうかわたしを救ってください
救ってくれますか
わたしの言うことは全部嘘です
だけど救ってくれますか
大きな音がわたしを襲います
遠くから大きな音が今は小さく
聞こえます
あなたはわたし ....
土曜日の夜ダンスフロアには見慣れた常連の男の子
何をやっている子なのかは知らないそんなことにはあまり興味ない
ビール片手にしばらく眺めてる今夜はどの子と遊ぼうかとぼんやり考える
一夜の恋人を探し ....
二日酔いだった

目をつぶると昨夜集中して見たエロサイトの残像が浮かんだ

くだらないバナー

朗読会の準備は着実に進行されたが

肝心の朗読はだめだった

セックスも生活も破綻し ....
「これあげるよ」
図書館の庭で偶然出会った少年
名前は最後までわからなかった
夏休みはほぼ毎日図書館に通った
自転車で5分
他に行く所なんかなかった
市立図書館は涼しく
毎日毎日延々とビ ....
青い空
白い雲
かんかん照り
山の緑
田んぼの黄緑
風で稲の葉が揺れる
白い幟
神社では黒光りするお稲荷さんが
触れないほど熱くなっていて
崩れそうな鳥居の下を
坂道なのに走って
 ....
わたしは雑誌を読む
そこにはこう書いてある
「180度のオーブンで焼いたラザニアを人肌の温度まで下げ、
髪に満遍なく擦り付けて洗います。そして、ラザニアをよく洗い流した後、
ホワイトソースを塗 ....
うたれるなら
雨がいい
果てるなら
土砂降りの中

世界が遠のく瞬間に
私は流星をみる
 たとえば
 おおきな海があったとしたら
 底には何を置きましょう

 昨日忘れた風のうた
 話せなかったほんとうのこと
 のみ込んだ鉛の心


 たとえば
 そこにゆけたとし ....
1メートル50センチの
大きなトカゲが
突然下を向いて
ごぼっごぼっと吐いた
緑色のドロドロとしたものを
苦しそうに吐いた
トカゲは目をつぶって吐いた
わたしはそれをかき集め
ふと思い ....
わたしは知らないものについて綴るとき わざわざ紙を用意しない はさみや鉄 雑木林に生息する昆虫 組み立て式水槽 撃ち殺されたすずめのなきがら を組み立てることを考える間 わたしは決して知らないものにつ .... 彼のお兄さんと会った
彼のお兄さんは産まれなかった
彼のお兄さんは彼よりもカッコいい
そして彼よりも優しい
彼のお兄さんに抱いて欲しくなった
どうかわたしを愛してね

どうしてあなたは産 ....
(このラクガキを
期待を持って読んだ者は
然るべき報いを受けるであろう)










旋律が身体中を駆けめぐり
僕をいらいらさせる

生ぬる ....
流れ星を見た。

うつむく彼の頭撫でながら
見ていたら
すっ
すっ、て

花火大会の余韻も
冷めやらぬ私の頭上
初めて見たよ。
2つも。

髪の毛をかきあげたら
鳴くんだよ
 ....
{引用=
深夜、

線路を枕に
寝ました

駅のホームには

過ぎ去った
時間が、

停車して
いました



星が
綺麗でした

遠くから
君の声が
聞こえ ....
それはマサルとも劣らない
あなたはPPDでKCCな人だ
朝から晩までオレだった
闇を切り裂くバターナイフ
二文字で五行分ぐらい伝わった
だけど二秒ほどの恋愛
曇天なのにめちゃ暑い まるで ....
 通り魔が居眠りする路上で
 おれは通り魔を殺した
 こわくない
 おれはたった一人の人間だ
 心臓と肺を持つ
 たった一人きりの人間だ
 長い長い
 疲労感と倦怠感、頭 ....
殺傷能力を高めるために
釘のようなものを入れました
ことばを

ことばもいつも同じなのです

爆発するか
しないかの違い

世界に投げ入れる
膝を抱えて
  
  
  
 ....
ぼくがテッテ的にわかっていない
それがともだちを苦しめ
或いはそれが友達をそらにとばせることもあるという

西武新宿線の座席であしを高く組みながらぼくはスケジュール帳をながめて海に行きたいとい ....
母が死んだ

夢を見た


病院でオムツをしながらも
うまい物が食べたいと叫ぶのが
私の母であることは間違いない

自分のことしか眼中になく
子供の声がテレビの雑音にかき消されてい ....
根元をヘアカラーする


見せられないもの
もっとあるとおもっていた

世界はそんなに やさしくなくて
しとしとの雨が鎖骨にプールをつくるまで
ひとりじゃだれも抱きしめてあげられな ....
 
 
 散弾銃の響きを聞きながら
 今日も眠る
 僕は殺されるかもしれない
 

 マンホールの下に
 うずくまっている
 谷底に沈んでいる
 フタをかぶされて
 沸騰 ....
こんなにまだ日が高いのに
カーテンを閉めて
ほら魚が寝ちゃうよ
ひとりでだっていられるはずなのに
あなたのところに来ちゃうのはなぜなんだろう?
愛してなんかいないのに
こんなに興奮できるの ....
濁った瞳孔の中で赤い金魚を飼っていた君
祭りの時出店の親爺に貰ったらしい
餌の代わりに角膜を貪る赤い金魚
くすぐったいと君が笑った
大覚アキラさんの自由詩おすすめリスト(637)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ルシフェリン- umineko自由詩5*05-7-11
ササゲの日- チアーヌ自由詩705-7-11
隠れ処ホテル- 塔野夏子自由詩4*05-7-11
叫びと沈黙- 安部行人自由詩605-7-11
モーニング- 六崎杏介自由詩705-7-10
LHLH_#6- 六崎杏介自由詩505-7-9
しあわせなけもの- チアーヌ自由詩1205-7-9
どうかわたしを- チアーヌ自由詩405-7-8
土曜日の夜ダンスフロアで- チアーヌ自由詩6*05-7-7
2005.7.7- 馬野ミキ自由詩9*05-7-7
オレンジジュース- チアーヌ自由詩305-7-6
なつのおもいで- チアーヌ自由詩405-7-4
ラザニアシャンプー- チアーヌ自由詩405-7-4
雨と砲弾- 雨女自由詩1205-7-1
ハーフムーン- 紫野自由詩605-6-30
大きなトカゲ- チアーヌ自由詩705-6-30
デッドフォーム- 黒川排除 ...自由詩205-6-30
彼のお兄さん- チアーヌ自由詩805-6-28
浦和BOYS- 虹村 凌自由詩4*05-6-27
予兆- とうどう ...自由詩23+*05-6-27
テンピュール- 043BLUE自由詩505-6-25
世界詩- マスイジ ...自由詩10*05-6-24
移民- カンチェ ...自由詩505-6-24
- umineko自由詩9*05-6-23
ファイブ- 馬野ミキ自由詩9*05-6-23
BGM- 初代ドリ ...自由詩5*05-6-22
しゅうちゃん- オオカミ自由詩205-6-22
こわれた背筋- カンチェ ...自由詩5*05-6-20
眠る魚- チアーヌ自由詩405-6-20
赤い金魚- 自由詩705-6-17

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