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夏の
体の
着衣のまわりくどさを
一枚、一枚、可愛がるように
指でしか剥ぎ取れぬ熱を
一枚ずつ剥ぎ取ってきました


あ、
そういえば、
非常階 ....
主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。
でも、主人はさっき会社に行きました。

主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。
でも、主人は居間でナイターを観てます。

主人がオオ ....
みんな1.5リットルペットボトルいっぱいに
メロンソーダを詰めて来るなか
ひときわ量の少ないメロンソーダがあった

ぼくは、ほんの少し
なにか起きることを期待した
これは6月にはじまる
怒りのものがたり
無にされたひとの墓碑
降り続く雨のなかに
いつのまにか青く牙を開いた樹
物言わぬものが
そんなにも美しいか
君!


大文字で書かれたNOT ....
光る
ざわめく
お前を
連れ出す


打たれる
二人で
稲妻
はぜる


当たるぜ
俺たち
そんな
ひどい


あたった
ためしが
ないのよ
宝くじ
 ....
何も失ったことがなくて、
ごめんなさい。
夏休みになると自転車で旅に出る男の子たちがうらやましかった。
大きな国道沿いの集合住宅から、蝉のぬけがらを轢いて、
日差しに溶けないように黒くなる細っこい脚の駆け出す
立ちこぎの夏を横目に ....
電話をください
電話をください
電話でしか繋がれない
だから電話をください
メールじゃなくて
電話をください
受話器を耳に当てると
あなたが小さな声で
生きてることを伝えてくれる

 ....
ほら
こんな朝だよ
おまえはまだ寝ているこの朝を
俺は吸っているよ
この朝を

ウミスズメが
隣で
少し悲しげだよ
でもそんなことは
おまえは知らなくていい

ひらめがあわ ....
メモを取ることや
テープにとることや
ビデオにとることでは
とうてい足りないので
もう一度
同じことを
違う太陽の下で
言ってもらうことは
不可能だと気づいた時に
 ....
下る音階
広がる和音
底のほうへ
そして天上へ
突き抜ける
拡散していく
瞳の意識
夕映えの宇宙
通り抜けていく
わたしの体
いきたい
いきたい
いきたい
そこへ
宇宙へ
 ....
強い日差しが
肌を焼いていく
じりじりと
内部で音を立てる
もう二度と戻れない
そんな瞬間を
あなたと
お前にそっくりな
ひよこ豆をゆでる

おまえにそっくりな
ちいちゃな鉤鼻と
これまたおまえにそっくりな
ちいちゃなおしりがついている

圧力釜なら早いが
ああ、
それはぜんぶお ....
数千粒の眼球が弾け
灼熱前の
朝、の
宙を浮上し
愛おしい、を探り始める、
夏の
何処かの


数千粒の
愛おしい、を探ることの
パチパチする明るいソーダ水のような痛み
 ....
緑色に発火した昼が
わたしたちのまだ柔らかな背を滑り落ちたら
全ての事情が濃紺になる川原にて
音が消えてゆく水音の肌寒さでわたしたち
ちょっと強張って、けれどそのこ ....
ドングリを3個
ぼくの手のひらの上にのせて
3円ですと娘が言った
ぼくはナンキンハゼの葉っぱを3枚
娘の手のひらの上にのせる

ひとりといっぴきと
ひと粒のために
こ ....
誰もいない電車の中
話し声が聞こえる
複雑に絡みあう心電図のリズムがぶつかっては弾け
私を切り刻む
邪な水位が胸の辺りまで
満たしはじめ
私は錯乱の消火器の底で
いつ ....
もしも
わたしが




もしも
私がそうだとしても
愛してくれる?

空はこんなに高いのに

緑がゆれて
間から光が挿すのね

私は怒りに溢れているけれど
 ....
日が暮れてゆく
星座を数えるスピードで歩く
靴が雨上がりに湿ってゆく
五感を研ぎ澄ます、最高のシナモン
6000/gで彼女のおっぱいを
引きにゆくんだ、そして
あのアパートはエデンになる
 ....
笑顔は大事です
職場の花たれ
何かおかしいことがあったら
上司にすぐ伺いをたてましょう

あ、 蠅
課長、お家から連れてらっしゃったんですか?
ペット


学習は反復です
教育は ....
もしも裏切られたら

アップルジュースをお腹いっぱいに飲んで

満腹中枢を裏切って

もっと飲んで

それで

後づけの理由も考えられないくらいに

頭に血が集中し ....
Oh、パイナップルの果汁に溺れてイル!
此処エデンの蜃気楼の中で今、私は埋める
柔らかい砂や綿の様な微睡みに、この煤けた顔を
全ては愛に依るハイな交歓の許に、手が足が
脊髄が踊る、思想は要らぬ ....
耳の穴からスルリ入り込んできた
白い白い糸
クルリ頭の中へ
目の後ろを抜けたら
鼻の穴から抜けていく
シュルシュルシュルシュル
目を開けないでいてね
そのうち平気になるよ
今度は縦方向 ....
もう少しで
ぼくは
ぼくについての無知が
分かりそうな
気がするので
暗やみの中
きみを裸にする

不完全なきみが
ぼくを見ている
不完全なぼくの
わずかな感 ....
教父が恐怖した歌を聞きながら
アパートのベランダ三階から視える宇宙、スバル散開星団が胸中に宿り
踊る蛇のLSD 林檎を取るイブの子孫、虎の息吹く徒ライブの
マドリガル、窓から覗くガルーダの眼がダ ....
思い知るって
すげえ言葉だな
思い知ったら
血も流れない

バリャス・トリンケで縛れ
夜は潮が嘆くからさ
バリャス・トリンケで縛れ
おまえの 恋も涙も


―――夕日の中で
  ....
ハロー・スワロー・ウィカ・ウィカ!

意味深なイマジン、空っぽの暇人の
ケージの中の三文刑事さん方が書く散文の
政治ではクラリセージも育たぬ零時半
オマージュ・反復・ハシシュの一服で
ぐら ....
小鳥たちが行く先も告げずに
飛び立っていく

行く先を告げたとしても
僕は小鳥たちの言葉を知らない


空!


机の引き出しを開ければ
今日もガラクタでいっぱい

 ....
東京ドームのまんなかで腰をふったよ、わたし
観客5万4千人 全世界同時ナマ中継
相手は神さまだったから わたしもすごく真剣だった
わたしは処女でもなんでもなかったから
前に寝た男たちは全員、シ ....
ヲノノケ、コレガaaaaaaa.......

A!天使の手繰る-ル 四季の既視た騎士団の
万象旗ガ或ルBeeのト音の震えに染まってイル
皆ノT字路、ソコでの交感のイル嶺ーションと
思想 ....
大覚アキラさんの自由詩おすすめリスト(637)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
脱衣録- A道化自由詩2506-7-27
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〜■メロンソーダ世界選手権■〜- よだかい ...自由詩906-7-25
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夏の嵐- 水在らあ ...自由詩15*06-7-19
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電話をください- チアーヌ自由詩806-7-5
- 水在らあ ...自由詩20*06-6-29
再生- むらさき自由詩3*06-6-26
いきたい- チアーヌ自由詩606-6-21
夏の日- チアーヌ自由詩206-6-21
ひよこ豆- 水在らあ ...自由詩20*06-6-16
眼球たちの夏- A道化自由詩606-6-14
水性感情- A道化自由詩906-6-7
サバイバルゲーム- yo-yo自由詩6*06-6-4
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アップルジュース- ブルース ...自由詩306-5-25
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暗い日曜日- 六崎杏介自由詩5*06-5-13
鼻血- 水在らあ ...自由詩506-5-13
ハロー・スワロー・ウィカ・ウィカ!- 六崎杏介自由詩4*06-5-5
未知- たもつ自由詩906-5-2
まな板本番ショー- ゼッケン自由詩2006-4-29
6:20至12:23_清潔な光の設計- 六崎杏介自由詩3*06-4-29

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