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粉々に どうか


それは皆 粉体に紛れるように


に紛れる ただ ネオンの 美しさ



路上に舞う粉体の体をした 平の上で。 
レモン水一口飲んでいる間に

地球が生まれ
消えていきました

桜がとてもきれいだったので
あなたに伝言を残そうと思いました
花火だとか祭りだとかその類の
絵柄を下にして
団扇を伏せるという其の場凌ぎの隠滅法は
やけた畳の匂いがします
だから
私の脈拍が夏風邪に飛び降ります


溶け果てた氷枕の代 ....
君がぽかんと口を開けているのは
口の中で風が吹いているからだ
その正体が何であるのか
問う方法も知らないまま
ある日突然に
君は君であることに気づくだろう
そしてそれは
君が君で無いこと ....
わたしは宇宙人を見つけた
自分でそう言っていたから
たぶん宇宙人なんだと思う

宇宙人はロックバーのトイレで煙草を吸っていた
フロアが混みすぎていたからだと思う
ずいぶん痩せているから
 ....
お母さんミサイル (ミサイルをお母さんでくるんで軽く火を通したもの)



少女 (南から吹いてくる季節風のこと)



街 (顕微鏡に形が似ている)



青空 (比較的重量 ....
堕ちる 堕ちる 堕ちる どこまでなんて知らない
視界は真っ暗ってわけじゃなくて
パチンコ屋のネオンやらスナックの看板やら
妙に見慣れた景色や知人の顔が通り過ぎる
おおい ウォッカ・ライ ....
君は脱ぐ
同時に着る
どんなに脱いでも
君は君の核心から遠ざかっていく
まばゆい光の中
生まれたての姿になり
男たちの暗い瞳でできたプールを泳ぐ
淵に腰掛けていた男たちは
 ....
わたしのいうことがぜんぶうそで
わたしがあなたのことをあいしていなくても
あいしてほしいの
だってわたしはもうあいすることに
つかれてしまったから
わたしがあいさなくても
あいしてほしいの ....
ぬるい雨に圧され紫陽花の青い首が舗道へ垂れています
私は待っています
触れてくれるでしょう、荒れたアスファルトの
えぐれたままの古傷に溜まる暗い水に、柔らかく


あまりに ....
駆け抜けろ!今の奇跡を
唸る肉体に熱いボディを載せて
光るうねりの中
喝采はまだまだ早い
スタートダッシュが決まれば
後は走り抜けるだけ

煌めきを乗せて突き進む
嬌声をあげて突き進む ....
君には訓練が必要だ
高らかな産声で自らの生を宣誓し
誰にも教わることなく
呼吸し始めたようには簡単にいかない
今、君の身体は音楽に満ち
穴という穴から溢れ出そうとしている
それらを十本 ....
夥しい夥しい直射日光で
アスファルトの明度が振り切れ
真昼は真っ白い暴力だ
私は激しい夢うつつに陥り
液化してゆくアイスキャンディを見下ろしても
何を思えばいいのか何も何もわ ....
「ママ、ママ、ママ」
と呼ばれて
振り向く
ホームセンターの中
カゴの中に
ふくろうの仔
ああ、
お前かあ
覗き込むと
何度も何度も
「ママ、ママ、ママ」
ふと気がつくと
周り ....
ミュー頭の夜呼Towerる吐−寝具Ar棟、蓮tellアー句 Marsつんざき
e蝶theディーバ 砂糖バーの卒塔婆-2、印字は虹のイズ 空の椅子の再度の認識に
座る琴葉の 魔女リョーシカ人形の二行 ....
気がつけばいつも
君はそこに立っている
君は待つ
遠くに地鳴りを聞きながら
まだ秋には早い日
目の前をつうっと
赤とんぼが通り過ぎていく
同じ高さにある地平線を目指し
旅立っていっ ....
あなたにわたしのことなんか
わかるわけなんかないでしょ
死んじゃえ
死んじゃえ
死んじゃえ
後悔先に立たず
4つ打ちのビートに乗せて
今夜お送りする
ハウス
ハウス
ハウス
あの ....
君のだみ声は大海原のうねり
君のいらっしゃいは忘却の号令
ねじり鉢巻
生の残酷さと尊さを知りながらも
君の口は頑なに語ることを拒み続ける
いま目の前には
かつて自由に泳ぎまわっていたも ....
ボール紙で出来た
四角いお菓子の箱
砂に塗れて
埋もれていた

ガムテープで止められた
蓋をこじ開けようとして
恐怖に手がすくむ
この中には

赤ちゃんが入ってる
たぶん

 ....
君の背中にある八番は
誰がつけたというのか
躍動する大腿筋
身体から溢れ出していく汗
すべては君そのものだというのに
ただセンターとだけ呼ばれ
どこまでも白球を追いかけてく
スタ ....
粗目を歯にすり込むと空気が歯にひっかかる。喉に
すり込むとサンドペーパーのようにざらざらと音が
する。パンクしてリムから飛び出したタイヤチュー
ブのような葡萄の皮が皿の上にあり、透明な葡 ....
朝一番の水を飲んだらさぁ
燐寸を擦って煙草に火をつけてよ
そして右足でブルースを蹴飛ばそう?
ブルージーになんかなってられないよ
今日もクソったれた一日が始まったんだ
ブルージーになんかなっ ....
欲望に勝てるほど強くない
残念ながら

あなたを悲しませることを知っていて
ざぶーん
プールは気持ちいいよ

オトナであることが
条件です

あなたもオトナなら
会員になって
 ....
天啓を受けたかさもなくば不可解な石を削りだす途中の山の反り返って影になった部分に生息する
わたしの住所はアルファベットと三つの数字に連ねられて計算されるコンピュ−ター激しく動くコンピューター。
文 ....
好きな男の子が悲しんでいるというのに
わたしは何もしてあげられない
せいぜい裸になってあげるくらい
好きな男の子はわたしが好きなだけで
わたしを好きではないから
あまりうれしくもないだろうけ ....
腕から生える腕
腕から生え他の腕に潜る腕
すべて腕
てのひらの無い腕
てのひらだらけの腕
今日の天気は腕ときどき腕
ところによりにわか腕
という天気図を指し示す腕
腕そば一丁、腕大 ....
妄執の日々
愚弄かつて
家族が失った苦しみ
他の誰かが抱く
鉄よりも冷たい
透明な角材
緊張に彩られた
角形のビーカーに
半分ぐらい水を張り
一気に墨汁を流したような
暗い部屋
 ....
爽やかな日曜日
朝からお洗濯
はりきってお洗濯
お洗濯は大好き
がらんがらん
洗濯機が回るところを
見ているのも好き
暇だから見てるんじゃないよ
暇じゃなくても見ているの!
ごしごし ....
とても寂しそうに立っていたから
声をかけられなかった
檻の中
100センチの
ペンギン

タイミングが全て合ったら
結婚しましょう
氷の上で

夕方の風は冷たくはないの
ぬるいの ....
なんとか家に帰り着いて
荷物を投げ出して
冷蔵庫を開けると
それは鎮座ましましていた
深い色の瓶
に貼られたラベルの文字
オルガンビール
顎からぽたぽた汗が落ちた
膝が震えた
あ ....
大覚アキラさんの自由詩おすすめリスト(637)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紛体- 佐藤伊織自由詩2*05-7-25
童話(伝言)- たもつ自由詩19*05-7-25
夏籠- A道化自由詩1005-7-24
子供- たもつ自由詩38*05-7-23
わたしの宇宙人- チアーヌ自由詩1905-7-23
お母さんミサイル他、- 捨て彦自由詩1105-7-22
堕ちてゆく客体としての私- 佐々宝砂自由詩1005-7-21
ストリッパー- たもつ自由詩2305-7-21
ひらがな- チアーヌ自由詩905-7-21
雨季の信仰- A道化自由詩1005-7-20
フィッシュオン- 恋月 ぴ ...自由詩7*05-7-20
ピアニスト- たもつ自由詩905-7-19
激しい白昼夢- A道化自由詩13*05-7-19
母を呼ぶ声- チアーヌ自由詩1005-7-18
a_song_(未完)- 六崎杏介自由詩3+*05-7-18
ゴールキーパー- たもつ自由詩1705-7-18
ハウスハウスハウス- チアーヌ自由詩705-7-17
魚屋- たもつ自由詩905-7-17
アイスティー- チアーヌ自由詩805-7-17
センター- たもつ自由詩1405-7-16
葡萄の食べ方- /////自由詩205-7-15
ろくでなしROCK〜クソったれに金は無し〜- 虹村 凌自由詩6*05-7-15
会員制プール- チアーヌ自由詩605-7-15
近日点- 黒川排除 ...自由詩205-7-15
好きな男の子が悲しんでいるというのに- チアーヌ自由詩705-7-14
すべて腕- たもつ自由詩1905-7-14
多少成長した孤児の方法- 黒川排除 ...自由詩305-7-14
あらいぐま- チアーヌ自由詩13*05-7-13
ペンギン園- チアーヌ自由詩1605-7-12
オルガンビール- アンテ自由詩3*05-7-12

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