まるで上のが落ちて来そう、
星も一緒にです。
それを{ルビ享=う}けるのは、
{ルビ蟋蟀=こおろぎ}のしょっかくに触れる惑星大のくさ。

いちめんの{ルビ叢=くさむら}は、
イカ釣り漁船の ....
なけて

なけて

しかたなくて

ほころびそのものみたくなり

くしゃっとし

いつとなく

ただのひともり

白な花
これじゃ、まるで、オリバーのオリジンはバージンの気怠い人生を変えたのだとは思いたくないだけじゃないか。 手綱に導かれながらよろめく
いつの間にか鉛の靴を履いた

老いに削られ痩せ衰えた体
荒々しい息が吐き出される

ひとつひとつ生まれる幻影
熟さず霧散する己を舌で追う

間もなく土に帰 ....
どうにもならない気もして
どうにかはなるのに

春のどか

書くか書かないか
それだけだ
つまらない物語りを懐かしい親愛なる君へ

村が危機のとき
残り日数わずか
偶然のルーンは
動き出している
金のことにしか
興味をしめせぬ
亡者はいらない
それでいいんだ
つまらない ....
また夜が来て
うつらうつら
いつしか夢見の独り床、
深層心理が物語る
映像群に終わりなく
私ははっと目覚めては
ぼうっと天井仰ぎ見る


 遠い遠い異郷の地
 父母と歩む未知の道
 ....
緩やかに
空気が流れる
弥生の宵、
懐かしい匂い
鼻腔を巡り
大気圏から降って来る
息吹く命の源を
ゆっくり静かに呼吸する

 ああ、魂はうっとりと
 息吹く命の香に包まれ
 何 ....
冬の檻のなか
白一色に閉じこめられて

どんどん貯まった
色彩たちのエネルギー

春の息吹が
その導火線に火をつける


フキノトウで始まった
ささやかな爆発は

淡い
新 ....
我々に出来ることは待つこと以外にあるだろうか。
我々に出来ることは歩くこと以外にあるだろうか。
我々に出来ることは生きること以外にあるだろうか。



読む事の中に立ち込める不安の霧に透 ....
私は風
じゃなくて
空から落ちてくる
水滴の類い
じゃなくて
真っ青な空で
吠える太陽
である筈がない

かと言って
私は幕末の若いサムライ
或いは
サムライが恋慕する商家の美 ....
知能テストをした

浜辺を歩く二人の女の子の片方には足跡が無い
馬はどこを見てもまとも
犬の散歩をしているご婦人の影が太陽に背いている

蛙と牛に共通するのは?
「ウシガエル」
冬眠と ....
降り止まない雨が
心の奥底に言葉を溢れさせ
魂の隙間から
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌めき散逸する
終わらない旅路の果てに
訪れるもの一つ
想い描けないなら
何億もの地上の眼を掃 ....
かつて健康だった時、責任も余り無かった時、自分の中のどろどろした感情を殆ど感じずに済んでいられた時、ぼくはよくピクニックへ出掛けたものだ。天気が良く、気持ちのいい風が踵を掠めるような土曜の朝などはとく .... {引用=位相}

90°進むと生まれいずる者の虹
90°遅れると死に去る者のハリケーン


{引用=ガイア理論}

アンコールワットのほとりで佇む老爺


{引用=土間の麒麟}
 ....
人間は皆初めてを繰り返す

産声
初めて口に含んだ乳首
それから
初めて地上に直立した日
それからも
初めては繰り返される

いちいちあげたら切りがない

そして
そして
そ ....
白い手のひら
ふくらはぎ

満ちて膨らむ
つぼみの時

薄紅いろの
夢をみる

あなたの顔は
只かなしゅん*







*琉球語で「愛する」の意。
手のひらの丘を
橇に乗ったヒグマが滑って行く

なんとなく
ユング派にかかりたいと思う

未来の博物館では
ヒトの剥製が祀られるだろう

良い詩をたくさん知っている
ぼくは不眠症だ ....
あるいはがらんどうの街に棲む
たまさかさびれた繁華街で遊ぶ

恋の歌は春の猫のように
かなしいやさしい歌だろう

愛は重すぎていつも栄養学的に
分析できないものなのでしょうね

失わ ....
極寒の世界から
春の視界を切り開く

早起きになった
暖かな陽光が

まだ固く閉じている

桜のつぼみたちに
語りかける


さあみんな
もう春だよ

今年は大雪で
ウ ....
一年中買えて
値段も安く

飽きの来ない美味しさ

やわらかくて
歯の負担が少なく

栄養豊富な
すぐれもの

一本づつにわけてから

一本ごとにアイラップを使って
包み込 ....
運動靴のかかとを踏む癖がなおらない
だらしのないかっこうして街を歩くのが性にあってる

そう言えばキスをした事ほとんどなくて
それでも女の体には夢中になれた

本当は根っから寂しがり屋
 ....
それでも人生だった。
それでも、人生なのだった。

熱帯園のある都市の蔭に隠れるように
その涼し気な夜気に仄かに立ち
パンダの赤ちゃんを返せ、

つぶやいてみる。
荒れ狂う海を見た
 防波堤は決壊し
穏やかな海に遊んだ
 日がな一日泳いでは
甘やかな海を味わった
 夕げに貝をほじくり食べ
律動絶えない海を聴いた
 夜の浜辺に蟹を追い
太陽を溶かす ....
あなたが皐月に通えてたら、わたしたちきっと友だちでいられた。あのAの置き手紙、なに今更?気付いたふりして、今そうやって笑ってみせて。

これは夢、そう夢の会食で、わたしたちは久しぶりに偶然居合わせ ....
毎日夕方
嫁さんとスーパーマーケットに食材買いに行ってる
十五年落ちの軽自動車で
私のクルマ人生三十年越えたのに
その間に一度も新車買えてなかった
買えたのは他人の手垢がさんざんついたものば ....
春だ
かなり些細なことで
怒りを抑えられない自分が
凄く心配で
時々箍が外れる

春だ
少しでも複雑な計算が
きわめて苦手
黙っているから
誰も知らないけれど

春だ
月に一 ....
辛丑(かのとうし) 牛も辛いが 自粛する

泣きぼくろ 愛した君の 三番目

真っ白な スケジュール帳 もう二月

ペンギンは 鳴かず飛ばずの にんきもの

帰れない パンダの気持ち  ....
田田田田と早歩きして足跡は深い印しの春のぬかるみ 情報の過剰摂取により
消化不良となった価値観

両立しない信念は
一方を徹底的に否定して
安定を保つ

戦う相手は
まだ眠っているとも知らずに

過渡期を過渡期と知らない世界
あ ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(6872)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幻想平原- 道草次郎自由詩3*21-3-5
ユリ- 道草次郎自由詩2*21-3-5
1行何か(なんとなく、撮って出し)- 足立らど ...自由詩121-3-5
老犬- 宣井龍人自由詩16*21-3-4
春のどか- 道草次郎自由詩2*21-3-4
つまらない物語りを懐かしい親愛なる君へ- 足立らど ...自由詩221-3-4
夢現- ひだかた ...自由詩421-3-4
来る春- ひだかた ...自由詩821-3-3
色彩のダイナマイト- st自由詩521-3-3
3.3.メモ- 道草次郎散文(批評 ...3*21-3-3
明かりと灯り- こたきひ ...自由詩421-3-3
知能テスト- 道草次郎自由詩1*21-3-2
Across_The_Universe- ひだかた ...自由詩5*21-3-2
ピクニックへの餞- 道草次郎散文(批評 ...3*21-3-2
スケッチ1- 道草次郎自由詩3*21-3-2
初めて_その連鎖- こたきひ ...自由詩221-3-2
かなしゅん(改訂)- ひだかた ...自由詩321-3-1
インソムニア- 道草次郎自由詩6*21-3-1
春のうた- 梅昆布茶自由詩1221-3-1
春の視界- st自由詩821-3-1
バナナ讃歌- st自由詩521-3-1
ブラックホール- こたきひ ...自由詩621-2-28
それでも人生だった。- 道草次郎自由詩3*21-2-28
海よ- ひだかた ...自由詩621-2-28
眠りの谷へ- 道草次郎自由詩2*21-2-28
時間が足らない- こたきひ ...自由詩321-2-28
春だ- 道草次郎自由詩2*21-2-27
白と黒- TwoRivers川柳7*21-2-27
早春- 足立らど ...短歌2*21-2-27
過渡期- TwoRivers自由詩2*21-2-27

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